アイウェアのつるはストラップの上か下か問題

サングラスなどのアイウェアのつる(アーム)をヘルメットストラップの上にかけるか、それとも下にかけるか。これについて国内外の情報を調べてみたところ「上にかけるのが望ましい」という見解が多数派のようです。

アルベルト・コンタドールもクリス・フルームも、やはりストラップの上にアームがきています。プロサイクリストはほとんど上です。調査した限り「下に」かけているプロの姿は発見できませんでした。

支配的な意見は「上にかける」

「上にかけるのが望ましい」の根拠ですが、英語圏の多くのサイトでは次のようなことが挙げられていました。

  • 片手で簡単に着脱できる
  • こめかみが圧迫されない
  • ヘルメットストラップの締め加減に「遊び」がないので安全性が高まる
  • 落車時にサングラスが飛んでいくことにより、目・顔面へのダメージを回避できる
ただし例外として挙げられているものがあります。それは「眼鏡」です。

理由は簡単で、眼鏡を作ってもらった方ならわかるように「つる」の部分はこめかみにフィットするようきめ細かく調整されるものであり、ストラップの上にかけてしまうと広がってしまうからです。また、つるが細ければ壊れる恐れもあるでしょう。

メリットとデメリットの比較

アイウェアをストラップの上にかけることと下にかけることのメリット・デメリットをまとめてみます。大体こんなところだと思うのですがどうでしょうか。

上にかける 下にかける
メリット 着脱しやすい
こめかみが圧迫されない
ヘルメットをタイトフィットにできる
落車時に目や顔の怪我を防げる
走行中に落としくい
つるが変形しづらい
落としにくいのでアイウェアの破損を防止できる
デメリット 人によっては走行中に落としやすい
先にヘルメットを脱ぐと吹っ飛ぶ
眼鏡の場合つるが変形・破損する
脱着がやや困難になる
こめかみが圧迫されやすい
落車時に目や顔に怪我を負うリスクが高まる
ヘルメットの密着性が損なわれる

こうやって見るとサングラスを「上にかける」のは「サングラスよりも身体の安全を優先」していて、「下にかける」のは「身体よりもサングラスの安全」を優先している、ようにも見えます。

安全性については一概に言えないことも

ただしこんな興味深いご意見もあります。これは恐らく「ストラップの下に」かけていた場合の話だと思いますが(アイウェアが吹っ飛んでいないことが想像されるため)、アイウェアが目や顔面にダメージを負わせるのでなくむしろ保護してくれたという内容です。

こうしたご意見を目にすると一概には言えないな、と思わされます。

もうひとつのご意見をご紹介。アイウェアが場合によっては脅威になる状況がありうることを示しています。

正解は?

正解は…あるのか(笑) ただプロサイクリングの世界を見ると、「ストラップの上」にかけているライダーが圧倒的に多いのは間違いないように思われます。というか、下にかけている人を発見できませんでした。「あの人は下だよ!」という情報がありましたら是非お知らせください。

プロサイクリストは多くの場合アイウェアを自腹で買うのでなくメーカーに供給されているはずですし、私達愛好家とは違ってふっ飛んでいっても傷がついてもあまり気にならないでしょう。

あとは大人の事情。アームの部分にメーカーロゴが入っていることがあるので、それが隠れないようにするという意味もあるのではないかとも思います。

ピーター・サガンの下のツイート内の画像(2枚目)では100%のサングラスだというのがすぐにわかります。プロの世界ではこれはかなり大事なことです。つるの部分は広告の一等地なのです(なんとなくそれが最大の理由のような気がしてきた)。テレビでは確実にクローズアップされる場所です(※半分冗談ですw)。

みんなはどっち? 1,007人に聞きました

実際皆さんは上と下、どちら派なのか。興味ありますよね。Twitterでアンケートを取ってみたところ、1,007名の皆様にご回答いただきました。

結果は「内側に入れている」派が60%とやや多いことが判明。この理由は恐らく、多くのアマチュアサイクリストにとってサングラスは高価で大事なものなので落として傷つけたくないという心理と、ハイスピードで顔面から落下するようなライドをあまりしないということが理由ではないでしょうか。

なかなか結論らしきことを書くのは難しいテーマです。

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オークリーはストラップの上にかけても下にかけてもロゴが隠れません。さすがですw