超軽量パーツ群で有名なKCNCの「EVA ロックオン グリップ」を買ってみました。きっかけはフラットバーの自転車につけていた安価な中華ブランドのグリップ。ロックリングのない超軽量モデルですが、使ううちにどんどん内側に入っていくようになってしまいました。
さらにお気に入りのバーエンドプラグ(別ブランド)も走行中に落ちてしまいました。プラグは手元に山程あるので好きなものをまた入れれば良いのですが、グリップ自体がズレないロックオンタイプのグリップに換装することにしました。
というわけで手に入れたのが「KCNC EVA ロックオン グリップ」。KCNCにはロックオンタイプでないグリップもあり、前に使っていたことがあります。軽量で握りやすくて、すごくいいものです。ただ今回はロックオンタイプを試してみたかったのだった…
グリップ本体は同社のロックリングなしのタイプと似ています(同じかもしれない)。六角形の半分だけまるくなっているような不思議な形状で、この妙な段差が意外に疲れず、グリップも良いです。かなり考えられているな、という感じです。
このグリップ、左右の区別があります。理由は不明ですが、たぶんKCNCのロゴの位置の見え方とボルトが締めやすい角度に来るかどうかではないかと推測します。好きなように使って問題ないでしょう。
体重測定。ロックリングと付属のエンドプラグ込みでペア52gでした。これまで使っていたロックリングなしの中華グリップは24gでした。
早速ハンドルに入れてみます。と、ここで問題というか、ある特徴に気付きます。ロックリングを装着する側には切れ込みのあるプラスチックが露出していて、この径がややきつめ。ハンドルに押し込んでいくと少し広がって入っていきます。これならゆるみにくいでしょう。気が効いています。
上の写真はKCNCのロゴが真上に来るようにセットしています。この場合、てのひらのまんなかから指の第二関節あたりまでが平面になり、てのひらの下〜親指にかけてまるい部分があたります。好みにあわせて位置を調整するのが良いでしょう。私はこのままでOK。
このグリップ、ネットで画像検索するとロックリングを外側にして使っている方も結構いるようなのですが、少なくともうちのハンドルにはそのように装着するのは無理です。グリップの非ロックリング側はもっとずっと狭く、ハンドルにまったく入っていきません。
好きな方向にセットすれば良いと思いますが、MTBのシングルロックオングリップは内側に来るものが多い気がします。
さてこのグリップ、十分に軽量だし、形状も工夫があって良いし、クッション性もなかなかのもの。そしてただの滑り止めを期待したロックリングも質感が良く、モノとしての魅力があります。
グリップの色は4つあって、ロックリングの色は6つあるようです。いつでも好きな組み合わせを買えるとは限らないので、グリップとロックリングを別売してくれたらありがたいですね。
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