英RESTRAPからハンドルバーバッグの位置安定に便利な小物「BUMPER BAR」が登場しています。ハンドルバーバッグは重みでどうしてもヘッドチューブ側に回転して落ちてきそうになりますが、その動きを背面から食い止める仕組みになっています。
カーボンコラムではやや注意が必要?
本製品は上の画像のように、コラム下のスペーサー間に挟むかたちでインストールします(本製品自体が3mmのスペーサーになります)。対応ステアラー管は1 1/8インチで、上部からバンパー下までの長さが110mm。コラムから前方への突き出し量が100mmとなっています。バンパー自体の横幅は105mm、縦幅が55mm。
ハンドルバーバッグがブレーキやシフターのアウターケーブルを圧迫しなくなるのは勿論、バッグのベルトを緩めにすれば上ハンドルも少し握りやすくなるのではないかという気がします。タイヤとのクリアランス確保にも活躍しますね。オフロードでのバッグの前後揺れも軽減されるでしょう。
さらにバンパー上にはライトやカメラを装着できるスロットもあり、内側の湾曲部にはレインウェアやツールラップを収納しておくことも可能となっています。
しかし海外サイクリストの声を観察していると、絶えず下方に落ちてくる重量を3mmのスペーサーが受け止めることになるので、カーボンコラムの場合はここへの水平方向の応力が集中し、破損に繋がったりしないだろうか、との懸念も見られます。確かに理屈ではそうしたことは無きにしもあらずと思えるので、本当に軽めの荷物を入れたバッグにしたほうが良いのかもしれないですね。
このBUMPER BARは重量178g(スチール製)、耐荷重1kg。価格は£39.99 / $59.99で、公式サイトから既に購入可能です。個人的には若干重い・高価かな… という気もしますが、下のようなハンドルバーバッグと組み合わせるとより快適に使えるのでは間違いないでしょう。需要はすごくあると思います(私も欲しい)。