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よみもの

ミニベロのトップチューブ上のボトルケージ台座って、使い道あるの?【ほぼ水平】

一人ひとりでは単なる「火」だが、二つ合わされば「炎」となる!
…はずなのですが、0にはどんな数を乗算しても0のままでしかありません。

「お前には才能がない!」と断言されても頷くばかりの、全滅自転車乗り nadokazuです。

というわけで、本日の駄文はこちら!

ミニベロのトップチューブ上のボトルケージ台座って、使い道あるの?【ほぼ水平】

灼熱!ボトルの携帯は不可避!!

リム割れ修理で購入店に入院中だったDAHON K3が、ようやく復活しました。

▼ 参考記事

DAHON K3の割れたリム、保証は適用されませんでした【文句じゃないよ】
性根もダークなダーク中年のポンコツ自転車乗り、nadokazuです。 なんだかシビアな内容っぽいですが、別に購入店や代理店の対応内容に不満があったりするわけじゃないし、むしろ購入店の担当さんにはありがたい対応をしてもらっていて日本海溝...

これを機に、タイヤをシュワルベ ビッグアップル(14×2.00)から、ギザプロダクツ C-1959(14×1.75)に換装しています。横幅が微妙に細くなった分だけ、リムへの攻撃性も低下している「はず」。それでいて、エアボリューム増大の恩恵は受けられます。詳しいことは別の機会があれば書きますが、まぁ、普通にいい感じです。

どっちにしても純正じゃないので、保証対象外ですけどね!

Dahon K3 + ギザプロダクツ C-1959(14×1.75)

それはさておき。復活したDAHON K3でまた遊ぶぞ!と鼻息を荒くしていたのですが、ふと思ったのです。

自分がK3で走っていたのは、つくば霞ヶ浦りんりんロードをはじめとする「補給が容易にできる場所」ばかり。喉に渇きを感じたら、コンビニや自販機にすぐアプローチできたし、そもそも気温も負荷も低かったので水分補給の必要性自体、決して高くはありません。

なので、ずっとボトルを携行しないで走っていました。

しかしながら季節の移ろいとともに、事情は大きく様変わり。K3の入院前と同じ国とは思えない、ドキドキ灼熱スイッチの入った暴力的な高温と苛烈な紫外線が老いた身体を直撃します。

たとえDAHON K3での極低負荷ゆるポタであろうとも、水分の補給頻度を激増させないと、生命維持にすら危険を感じるレベル。ボトルの携行は、もはや不可避です。

灼熱スイッチ(DVD付)
エイベックス・ピクチャーズ株式会社(Music)

水平セッティング!急減速でミサイル発射!?

幸いなことにDAHON K3のトップチューブには、台座が設置されています。ボトルケージを買ってくれば、ふつうに取付が可能です。クリアランスも必要十分。550mlサイズのボトルなら、ストレスなしで差せます。

ミノウラ(MINOURA) 自転車 ボトルケージ AB100-5.5

これなら、何も問題はない!…と思っていたのですが、そうは問屋が卸してくれませんでした。

低すぎるんですよね、ボトルの設置位置。走行中に手を出したら、思いっきりバランスを崩してしまいそうです。それにトップチューブ上のボトルは、ほぼ水平にセットされます。表面がツルツルしたタイプだと、急減速時には空対地ミサイルと化して前方に発射されてしまう可能性だって否定できません(同じようなセッティングの自転車で、走行中にすっぽ抜け寸前だった経験があったりするので)。

そういえば、DAHON K3だけではありません。うどん県メイドの折り畳みミニベロロードTyrell FXも、トップチューブ上の台座は同じような水平セットでした。K3よりは上部にあるので、走行中のボトル取り出しに支障は無さげですが、ミサイル発射の可能性は同等レベルです。

Tyrellさんでもそれは認識済みらしく、2014年にはこんなボトルの角度変更パーツも試作されていました。が、その後の音沙汰はなし。すごく期待して、販売開始を待ってたんだけどなー。

Tyrell ボトルの角度変更パーツ

ググってみてみると、DAHON K3やTyrell FXに限らずDAHONの他モデルやTernやKHSなどなどでも、トップチューブ上の台座はボトルを差しても使いづらい感じになるケースが多く見られます。そりゃそうですよね、ミニベロですから。

もしかしてこの台座、ボトルを差して使うのには適していないのかも…?

というか、ボトルを差すのに不向きなボトルケージ台座って、もはや存在価値が無いのでは…?

ミニベロのボトル装着は、ハンドルバーやステム、シートポストに!!

汗をかきまくるこの時期、これって割と重要度の高い課題になるのかも。と、思ったりもしましたが、簡単に解決できちゃいました。ハンドルバーやステムにベルトで装着するタイプの製品を使えば、苦労レスでボトルが携行できます。

ブロンプトンで使っていたPOTA BIKEのホルダーをDAHON K3に流用してみたところ、折り畳み時にいちいちホルダーを取り外す必要もなく、かなり便利に使えています。ドローコードを引っ張ってボトルを締め付けられるので、飛び出す不安も感じません。

POTA BIKEのホルダー

ドロップハンドルの車体なら、ステム取り付けタイプのホルダーを使えば無問題でしょう。

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TIOGA(タイオガ)の「ADV ステムバッグ」という製品のミニレビュー記事です。最近ちょっと話題になっていた「Caudblor ハンドルバーバッグ」という安価な中華ブランド製品も入手したので、両者を比較しながら観察・ご紹介していきます。値...

あとはミノウラのボトルケージホルダーを使うと、シートポストやハンドルポストに、ボトルケージをがっつり固定できちゃうので固定の確実性が高いです。折り畳みに影響が出ちゃうかもしれないので、そこは要注意ではありますけれど。

というわけで、ボトルケージ台座が使いにくい位置にあっても、もしくは台座そのものがなくっても、ボトルはしっかり携行できます!小まめな水分補給で、熱中症予防に努めましょう!

それでは皆様、よい夏のミニベロライフを!

終了!!

ストレージにつかえ!トップチューブ上のボトル台座!!

あっさり結論に到達できたので、いつものようにグダグダ書かずにPCの電源を切ろう…と思ったのですが、もうちっとだけ続くんじゃ。

なぜなら、そこにボトル台座があって、オプションパーツを取り付け可能だから!

そして!

「何かを装着できる場所があるなら、ぜんぶ埋め尽くしたくなる」それが、私たちのサガだから!!

Dahon K3のトップチューブ上にあるボトル台座

というわけで、ミニベロのトップチューブ上にあるボトル台座は「ボトルケージ+ツールケース」で、ストレージ化しちゃうのがマイブームです。

ボトルケージ+ツールケース

ジッパーで開閉するタイプなら、表面に適度な抵抗感があるモデルが主体。水平に取り付けても、ミサイル化する可能性はミニマムと言えるでしょう。しかもトップチューブ上の設置であれば、折り畳み時の干渉も気にする必要なしです(無検証で雑に断言しています)。

個人的に愛用しているのはR250のツールケース(スリムロングタイプ)と、TOPEAKのケージパック XL。どちらもかなりの容量があるので、@ab_pekoさん謹製のお手製輪行袋と超コンパクトナップサック、肩掛けベルト、携帯ツール、予備チューブ、携帯ポンプとお助けチューブ、タイヤレバーなどなど、輪行装備とパンク補修機材をラクラク収納できています。

TOPEAKのケージパック XL

このツールケースぐらいのストレージ容量があれば、サドルバッグ程度なら軽く代替可能。おかげでフロントバッグや、ウェアの背面ポケットはガラ空きです。ストレージの余力分は、カメラをはじめとするオモチャの携行に全振りできちゃいます。

しかも、駐輪時などはサッとケージから抜いて持ち運べてしまう。実ライド時の運用面でも、メリット絶大です。

  • 折り畳みに影響がなくて
  • 結構な容量が確保できて
  • 運用上でもメリット大

などなど、好条件が揃い踏み。トップチューブ上の台座はボトル用に使うのではなく、ストレージの増設ポイントとして活用するのが最適解!と、断言したくなります。

使い勝手よりも見た目!だって趣味だから!!

DAHON K3でもTyrell FXでも「トップチューブ上の台座は、ツールケースでストレージ化」という使い方で、思いっきり満足していました。

なんですが!

水は流れ、人は進化する(by松下幸之助)のです。現状にただ甘んじるのは、停滞でしかありません。

ツールケースを活用したストレージで気になるのは、収納物使用時のプロセスの多さ。

「ケージから出す」→「ツールケースを開ける」→「収納物を使う」→「しまう」→「ツールケースを閉じる」→「ケージに戻す」。

と、これだけの手順をふまなければいけません。

そしてなにより気になるのが、取って付けた感が圧倒的な見た目。

そりゃ取って付けてるんだから当然で、気になるなら外せ!というお話ではあるのですが、もう少しこう…スッキリ感とか一体感が欲しいと思わずにはいられません。

そんなモヤモヤを心に抱えながらネットの海を彷徨っていると、強烈な物欲のブルーバレットに心を打ち抜かれました。

それは、この製品。「cycledesign」の、エヴァ フレームバッグ。

cycledesign エヴァ フレームバッグ

トップチューブバッグなのですが、取付が一般的なベルト装着式ではなくアタッチメント式になっています。底面に穴が空いていて、ボトルケージ台座にネジ止めでの固定です。

収納物使用時に「ケージにツールケースを出し戻しする」という動作が、これなら丸ごとカットできます。ボルトで固定されているので、ミサイル化のリスクもゼロです。

  • ツールケースに比べて、収納量が少ない!
  • 車体から取り外せないので、駐輪時は内容物が盗難リスクに晒される!
  • 洗車前にボルトをネジネジして取り外し、洗車後に再装着する必要がある。

という、激しくクリティカルな運用上のデメリットを思いっきり抱えていたりもしますが、いいんだよ細けえ事はァ!

だって、見た目がいいんだもん!

Dahon K3とcycledesign エヴァ フレームバッグ

取って付けた感の、明らかな少なさ! フレームとバッグの一体感! このスッキリ感! もう、たまりません。Amazonには「揺れる」というレビューもありましたが、自分が使っている限りでは、揺れが気になることはありませんでした。

走行性能よりも、優先すべきは見た目!
使い勝手よりも、優先すべきは見た目!

だって、趣味だもの。

果てしなき駄文の果てに…結論は2行!!

そんなわけで、ミニベロのトップチューブ上のボトル台座は

  • 実用性を取るなら「ボトルケージ+ツールケース」
  • 見た目を取るなら「アタッチメント式のトップチューブバッグ」

で、ストレージとして活用するのがオススメです!(n=1)

また、アタッチメント式のトップチューブバッグはcycledesign製を衝動買いしてしまいましたが、他にもよさげな製品がいろいろ見つかりそうです。

いま気になっているのが、アピデュラの「レーシング・トップチューブパック・ボルトオン」。

トップカバーがマグネット固定の跳ね上げ式なので、内容物へのアクセシビリティは抜群。ロゴやストライプもいいアクセントになりそうです。これは、K3よりもTyrell に取り付けたくなりますね。

などと夢想していたところ、宅配便が届きました。…おやおや、なんだろう?

アピデュラ レーシング・トップチューブパック・ボルトオン

嗚呼…神様…また、やってしまいました…。

著者
などかず

美味しくご飯を食べることをモチベーションにペダルを回し、機材の性能に頼り切って「頑張らないことを頑張る」物欲系へっぽこ自転車乗り。リアルで自転車に乗れない週末にはZWIFTで合計100km以上のバーチャルライドを欠かさないものの、脚力や走行スキルについての言及は意図的に避けている模様。愛車はLOOK675、ブロンプトンCHPT3 V2、タイレルFX(これだけとは言ってない)。

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