本日はアメリカンジョークをひとつご紹介します。150万円の自動車なら、大体は何らかのかたちで試乗ができて、自分に適したモデルなのかを確かめられると思うのですが、自転車だとそうは行かないのはおかしくないですか、という疑問を海外掲示板で見かけました。
1万ドルの自転車よりもバカげたものってあるでしょうか?
Cannondale Super Six Evoを狙っていたのですが、店員さんは、試乗はさせていないと言ったのです。買う前に乗ってみる方法はないかと聞いたところ、すぐに「わかりません」と答えました。そんなことは一度も聞かれたことがない、というふうでした。ちょっとだけ試乗したいと思う私は頭がおかしいのでしょうか?
出典 You know what’s crazier than $10k bikes?
まずは真面目なコメントからご紹介。
- 「この自転車、インターネットでも買えるって知ってますよね?」(と言えば良い)(110いいね)
- 「このお店の返品ポリシーは?」(と聞けば良い)(333いいね)
- (上の人に)それですね。その内容に納得できないなら、こう続ければ良いです。「近くの自転車屋さんはどこにありますか?」(231いいね)
- (上の人に)一度それをやったことがあります。4000ドルの自転車を買おうとしていたのですが、600ドルのバイクフィッティングを同時購入しない限り売ろうとしないのです。唖然としましたよ。「つまりフィッティングなしだとこの自転車売ってくれないんですか?」と何度も聞きました。最終的には「わかりました、バイクフィッティングが無料のTrekストアに行くことにします」と言って、店を後にしました(※以下、原文では店名と罵りの言葉が続く)(217いいね)
- (上の人に)バイクショップで抱き合わせ強制なの? ワオ!(28いいね)
- 私は夏に新車を買ったのですけれど、そのお店のセールスポイントはバイクフィッティング込みで、もし再調整が必要なら最初の1年は何度でも持ってきていいというものでした。そのコストをカバーするために値段が上乗せされているわけでもありませんでした(25いいね)
- (上の人に)それは賢いですね、というのもちょっとした調整に自転車を持っていくたびに、ライトとかウェアとジェルとか、小物が売れやすくなるのですから(21いいね)
- (上の人に)うちの店では、それやってます。フィッティングは無料で、マイナーな調整なら生涯無料、アクセサリーの購入は10%OFFにしています(6いいね)
フィッティングも同時におすすめするのは間違った販売ではないと思いますが、強制になるのは確かに疑問です。またロイヤルカスタマーになってもらうために、一定金額以上の完成車であれば短時間で済む基本的な再調整は無料、というのは良い内容だと思います(油圧ディスクブレーキのホースの再調整など、作業時間が多い内容ならさすがに別料金でも良いと思いますけれども)。
さて、いちばんおもしろかったのは下のやり取りでした。
- (スレ主さんに)それはひどい話ですね。この夏、私が自転車を買ったお店では、7000ドルのDi2 Cerveloを含めて複数の自転車を外で試乗させてくれましたよ。もちろん、販売員の女性に自分の子供を預けていたので、私はきっと戻ってくるだろうと考えたのかもしれませんが(117いいね)
- (上の人に)お子さんに会えなくて寂しくはないですか(296いいね)
おわかりいただけたでしょうか。なお最後のコメントには「あとそれより大事なことですが、無料で手に入れたその自転車はどんな感じですか?」という言葉も付け加えられていました。