自転車旅で仲良くなったネコについての超ミニ記事です(動物にご興味ない方すみません)。このブログでは自転車と極端に関係がない内容は基本的に書かないようにしているため、このにゃーんを他の記事にうまく紛れ込ませる機会をうかがっていたのですが、なさそうなので単体でご紹介。どうしても紹介しておきたい写真があるのです。
離島でのサイクリング中でした。観光名所で自転車を降り、駐輪できそうな場所を探していると「に゛ゃ゛ーん゛、に゛ゃ゛ーん゛」と爆鳴きが聞こえます。近付いてきた猫は耳に切れ目があるので、不妊治療を受けたメスの地域猫でしょうか。この日撮れたいちばんお気に入りの写真が下。シャッタースピード1/400でしたが、フォーカスがやや微妙。被写体ブレしたのかもしれません。
でも構図はお気に入り。レンズはLeica DG SUMMILUX 9mm F1.7。サイクリング時の風景写真に好適ですが、最短撮影距離が短いので上のようなクローズアップを撮るのにも便利です。料理を撮るのにも良し。
ところでこの猫ちゃん、異様と思えるほどスリスリしてきます。観光名所だったので、そのようにすればエサをもらえることがあったのかもしれませんが、食べられそうなものをあげてみても反応しません。自転車を押している時も、名所を歩いている時も「近いよ近いよ」という距離で足元にまとわりつきます。痩せすぎてはおらず、毛並みも良いので健康状態は良さそうです。
可愛いから良いのですが、踏んでしまわないか注意しないといけないほどず〜っと足にスリスリしてきます。ネコがこうした行動を取るのは、先述したようにエサが欲しい時、病気の時、分離不安症のような精神状態の時、自分のテリトリー入ってきたよそ者にマーキングするため、等々、諸説あるようですが、私は基本的にネコには懐かれないので印象に残りまくりでした。
撫でまくりましたが、ダニやノミも見当たらず。痒かったわけでもなさそうです。放っておくと地獄の果てまで付いていくぞ、というヤンデレな勢いだったので、別れ際では自転車にまたがって引き離す必要がありました。百メートル離れてもまだ追ってきます。これまでの人生でこれほどモテたことは一度もありません(ただの「うまいエサくれ」だった可能性は高い)。
さて自転車関連の情報も付加しておくと、この日のタイヤはIRC BOKEN PLUS 650X47B。グラベルバイクではどちらかというと700cホイールを使うことが多いのですが、極低圧の650bシステムでの低速林道巡りはやはり独特の楽しさがあっていいな〜、と思いました。
このタイヤはStan’s系のシーラントを90ml入れています。最近なぜかStan’sのノーマル版が手に入りにくいので、Stan’s製造のSCHWALBE DOC BLUEを出発直前に買って補充。若干高くなりますがバルブコアから注入できるミニボトルが付属しています(私はタイヤサイドをがばっと開いて入れる派ですが、ライド直前ならバルブからの補充のほうがビードに影響が出なくて良いかも)。