バイクパッキングでドライバッグ(=防水タイプの筒状の袋)を使っていたら、すぐに擦り切れてしまった。自分は何か間違っているのだろうか… とアドバイスを求める投稿を海外掲示板で見かけました。
Canyon GrizlにBlackburn Outpostケージを付けて2回ほど旅をしたら、すべてのドライバッグにはっきりとした摩耗が出ているのに気付きました。写真のオレンジのバッグはsea to summitのUltra-silで、黒いものはフォークケージでの利用を想定したCanyonのものです。
こういう摩耗は普通なのでしょうか? それともパッキングに問題があったのでしょうか? 確かに摩擦を起こすような硬いものはいくつか入れていましたが(モバイルバッテリーや電子書籍リーダーなど)。
Canyonのバッグはsea to summitのものより丈夫に思えましたが(Ultra-Silは耐久性よりも軽量さを優先しているかもしれません)、それでも1個は穴が開いてしまいました。ハーネスのようなもので固定するといいのかもしれませんが、それなら小さいパニアのほうがずっと便利かなとも思いますし。
出典 Question about drybag durability
以下、寄せられたコメントからいくつかピックアップしてみます。
- sea to summitのそれはそんなに外にさらすようにはできていない(特にフォークでは)と思います、むしろバックパックの中に入れてモノを濡らさないようにするためのものです…(67いいね)
- ヘビーデューティーなドライバッグなら長持ちしますよ。あなたのその製品は露出して使うのでなく、バッグの中に入れて使うことが想定されています(35いいね)
- sea to summitのBig Riverドライバッグがバイクパッキングにいちばん向いていますよ(25いいね)
- (上の人に)確かにあれはいいですね。より重い素材で、ラッシュタブも付いています(13いいね)
- 私もバイクの低い箇所で(フォークやダウンチューブのエリア)薄めのドライバッグを使おうとしたことがありますが、同じ経験をしました。接触面の後ろにホコリが入ると、ひっきりなしの摩擦で摩耗が進んでしまうのです。今ではフロントフォークに400デニールのバッグを使っていますが、酷使しても壊れていません(11いいね)
- 私は今ではヘビーデューティーなドライバッグばかり使うようになりました… “nano”や”UL”タイプのドライバッグは、他のバッグの中で電子機器を収納する時だけです(3いいね)
- Ortlieb pd350ドライバッグを使っています。めちゃめちゃ丈夫です。以前はCanyonのバッグを使っていましたが、すごく早く擦り切れました。Ortliebは酷使しましたが摩耗は見えません(3いいね)
- (上の人に)Ortliebのドライバッグは何リットルを使っていますか?
- (回答)7リットルで、かなり余裕があります。でもフォークでグラグラしないようストラップでタイトに締めて上手にパッキングする必要があります(2いいね)
- バイクパッキング用でなくカヤック用を探してみるといい。他の人が言っているように、sea to summitのBig Riverは重くて丈夫なものと軽い用途のものの、良い感じの中間です。ラッシュタブもありますし(2いいね)
スレ主さんが使用されているsea to summitのUltra-silシリーズは30D(30デニール)とかなり薄手の製品です。他の方のコメントを見ると、同じsea to summit製品でもBig Riverシリーズを推す声が多く、こちらは420Dの生地です。
エニーケージやラックに直付けする場合は軽量さを優先せず、耐久性の高い丈夫な生地のものを選んだほうが良さそうです。容量的にはフォークマウントなら5〜6Lあたりを選ぶ方が多いようです。