自転車レビューサイトCBNにSHIMANO GRXのユーザーレビューが相次いで投稿されています。非常に有益な情報が多く含まれているのでこちらのブログでもご紹介します。
- SHIMANO GRX RD-RX812 (FRONTSINGLERさん)
- Shimano GRX FC-RX810-1 (KPAさん)
- SHIMANO GRX RD-RX400 (impactdiscさん)
GRX RD-RX812レビュー
FRONTSINGLERさんがレビューされているGRX RD-RX812はGRXの中でもUltegraグレードに相当するリアディレイラーで、最大42Tに対応するモデル。メーカースペック的にはトップ11Tのみ、ローが40〜42T対応となっています。
しかし実際には(当然ながらメーカー非推奨の組み合わせではありますが)ロー側がより小さい歯数でもなんとか運用できるようです。以下、有益情報の抜粋です。
RX812はスペック上、11-40Tと11-42Tのみ対応ですが、11-40Tでセッティングした状態そのままで、SRAM製11-36Tでも、シマノ11-34Tでも普通に(11-40T並みに)変速しました。
SRAM11-36Tは、個人的最適スプロケであり、愛用しております。
これまでは、アルテグラRX(スペック上11-34Tまで)で使用していましたが、11-36Tには当然キャパ不足で、エンドアジャストボルトをより押し込む必要があり、結果としてトップ側の変速にキレがありませんでした。
シチュエーションによって選択肢が増えるのは素晴らしいです。
クラッチ付きのリアディレイラーを使いたい、しかし11-34Tよりも少しレンジを広げたい…でもRX812は40Tからだし、そこまでは要らないんだよなぁ…という微妙な悩みを持たれていた方は多いと思います。興味のある方は自己責任で試してみるのも面白そうです。
GRX FC-RX810-1レビュー
KPAさんがレビューされているGRX FC-RX810-1はUltegraグレードの1x用クランクセット。下位モデルにはロードの105グレードに相当するFC-RX600-1モデルも存在します。
以下、一部引用します。
11速コンポのバイクに乗ってるけど飽きてきたなあ、でも新車買う金やモチベーションはないしなあという人、コスト低めで気軽にできるうえ、見た目もかなり変わるフロントシングル化はいかがでしょうか。1グレード下のFC-RX600-1にいたっては実売価格1万円ですし、かなり敷居は低いかと。
レビューではフロントシングル化のメリット・デメリットについても触れられているので是非お読みください。レースをやっている、グループライドで仲間のペースに遅れず付いていきたい、ということでもなければ、11スピードのフロントシングルでもギアの選択次第である程度快適なオンロードライドライドができると思います。
軽量化やメンテナンスの簡略化は大きいメリットですね。
GRX RD-RX400レビュー
impactdiscさんがレビューされているRD-RX400はGRXの中でもTiagraグレード、10スピード対応モデルです。
以下、一部引用します。
シマノのロード用RDは、105以上はすべてシャドーRD化しましたが、Tiagra以下は2019年時点でまだ従来のタイプです。
廉価なグラベルバイクだとTiagra装着のものもあり、「どうせ壊すから安いパーツでいいや」と思っていたのですが、その予想通り壊れたので、そうした場合の換装パーツとしてはシャドーRDのRD-RX400は換装用として良いのではないかと思います。
なおRD-RX400はトップ11Tのみ、ローが32〜36T対応です(シマノ公式サイトにはローが最小30T、という矛盾した情報も掲載されています)。
張り出しの少ないShadow RDはオフロードや輪行でのトラブルを軽減できるため、impactdiscさんのケースのようにTiagra RDが付属するグラベルバイク完成車をお持ちの方はグレードアップの際にこれを選択肢に入れてみるのは良いアイデアではないでしょうか。
俺もGRX使ってるぞ〜! という方、CBNへのレビュー投稿お待ちしております。
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