自分ひとりだけでライドしている時にやっているゲームのようなものはありますか、という質問を海外掲示板で見かけました。おもしろい回答が寄せられていたのでいくつかピックアップしてご紹介します。
出典 games you play when riding solo
ライドを楽に・楽しくするミニゲーム
以下は、スレ主さんがやっているゲームの例。
たとえば私の場合、30〜35kmのショートライドに行く場合、スピードが距離を上回るように走ってみたりします。距離20kmの時点なら、スピードは21km/h以上にする、という感じです。バカみたいに聞こえますが、楽しめます。似たようなことをしている人はいますか?
寄せられたコメントからいくつかピックアップします。
- ヒルクライムに行って、ターゲットを選んでその人を目指して走る… 次にまた新たなターゲットを選んで… 頂上にたどり着くまで繰り返す
- ヒルクライムで「あの木までスプリントするぞゲーム」をやる。間違ってピークを過ぎた地点にある木を選んでしまうと本当にキツい、登りつめた後に追い込むのが残忍すぎる
- ゲームというわけではないが、野生動物に挨拶するのも退屈しのぎになるよ、特に何か返してくる動物の場合は。牛や鹿、馬、羊、鳥など。ただまわりに人がいない時にしたほうがいいかもしれない、変人に思われるから
- 動物が出す音を出してそれで会話してみる
- 替え歌を作ったり、絶対に会うことも議論することもない人への辛辣な反論を考えたり、ネコのための良い名前を考えたり、ピザやバーガーのクリエイティブなトッピングを考えたり、辛くなってきた時は頭の中で数学の問題を解いて気を紛らわせる
- 登りでメソメソしないように自分を口汚く罵るのが好きだ
- 家を出て帰ってくるライドなら後半は前半より速く走るようにする
- 雨後の朝に、水たまりをひとつも通過せずにライドをコンプリートする
- 登っている時、頂上までペダルを何回ストロークすることになるかを推測してみる。感じているかもしれないツラさを忘れられる
- どれだけトイレを我慢できるか試してみる…
- ◯ワットをどれだけ保てるかやってみる。ロングライドではやめたほうが良いかもしれないが、楽しい
- 前方にライダーがいたらどのくらいの時間で追い抜けるかを計算してみる
- 人々に手を振る、ケイデンス80-100を維持してみる
寄せられた回答を見ると、そもそもこうしたゲームをやる目的は
- ヒルクライムなどでの辛さを忘れるため
- トレーニング強度を上げるため
- 退屈しのぎ(ライドが単調になってきた時にメリハリをつけるため)
- 単純にライドをより楽しくするため
の4つに分けられそうですね。私自身は過去、同じサイクリングロードばかりをロードバイクで漫然と乗っていた頃はやはりなんとなく「退屈」を感じていた時期があり、「あの橋まで全力スプリントゲーム」や「あの速い人から遅れないようにするゲーム」等をよくやっていた記憶があります。競技系の方はこういうミニゲームのアイデアはたくさん持っていそうですよね。
ただ、写真を撮りながら走るフォトポタリングやグラベルライドの頻度が増えてからは、紛らわせることが必要な退屈や辛さを感じること自体が、あまりなくなりました。体力的にきついことはあっても、退屈を感じることはないかもしれません(特にオフロード)。
皆さんもこういう遊びをやっているよ、というものがありましたら是非教えていただけると幸いです。