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Garmin Varia RTL515 / RCT715 が欧米で50ドル規模の大幅値引き中 その意味は?

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「これはゲームチェンジャーだ」「一度使ったらこれなしではもう走れない」などとサイクリストから非常に高い評価を受けているGarminのレーダーテールライト「Varia RTL515」と、そのカメラ付きモデル「RCT715」が4月1日頃から欧米で大幅値引きされており、海外で話題になっています。

Garmin Varia RTL515 / RCT715

© garmin.com

約50ドルの値引きが確認されているのは本記事時点で米国のGarmin公式サイト、量販店のREI、Trekbikes.comなど。またAmazonカナダ・Amazon英国・Amazonフランスなどでも同程度の割引になっているのがわかります(しかしGarminの英国・フランスサイトなどでは標準価格のまま)。日本ではGarmin公式・Amazonともに値引きは確認できていません。

この値引きを受けて海外掲示板では「もうすぐRTL515の後継モデルが出るのだろうか?」という憶測も見られます。

これまでの流れを見るとRTL510が2018年、RTL515が2020年、カメラ付きRCT715が2022年に発売されており、人気のRTL515は後継品が出てきてもおかしくないタイミングではあります。

RTL515は端子がmicro-USBなので(RCT715はUSB-C)後継品が出るならそのあたりは変わってくると思いますが、現行RTL515は安定した性能が高く評価されているので、もし日本でもセールになったら迷わず買って良いのではないかという気はします。

しかしGarminは北米で年に2〜3回はVariaのセールをやっているらしいので、必ずしもRTL515の後継製品が控えているからではない可能性もあります(昨年発売されたばかりのRCT715も同じ値引率ということもあり)。

Garmin Variaの競合製品として、昨年からBryton Gardia, Magene/Magicshine L508の2製品が登場しています。いずれもGarmin Variaに近い性能を目指しつつ、かつ低価格で差別化するという戦略なので、Garminとしてはセールでこれらの競合を抑え込みたいところもあるのでしょうか。

ちなみにMagene L508は最近のファームウェアアップデートで、クルマが通過し終えるまで警告灯を点滅させるオプションが追加されたそうです。Bryton GardiaはDC Rainmakerのレビューによると現時点ではやや問題があるようですが、今後のファームウェアアップデートで改善されると良いですね。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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