CXWXCのフラットバー用ハンドルカバー(型番CX-003M)についての記事です。2022年12月にこの記事で紹介したもので、この冬で使用3シーズン目になります。詳細はそちらの記事をお読みいただくとして、ここで簡潔にまとめると「同社のドロップバー用カバーに比べると暖かさはやや劣るものの一般的に不満が出ることはないであろう暖かさ」というのが私の現在の印象です。
なお大人気のドロップハンドル用ハンドルカバー(型番CX-003R)については下の記事で紹介しています。こちらも未読の方はぜひお読みください。ドロップハンドル用は隙間が少ないぶん、フラットバー用よりも暖かい空気が逃げにくくなっているように思います。
Dahon K3に装着した様子
2年前の記事ではブロンプトンに装着した様子をご紹介したので、今回はDahon K3に装着した写真を撮ってみました。K3のハンドルでもフィッティングに特に問題はなく、スムーズに装着できます。
コクピット側からの眺めです。この日は気温5度とかなり寒い日だったのですが、ドロップバー用同様、素手でも手に冷たさは全く感じないレベルでした。夕暮れ時に寒風が吹いてもMorethan MT-GVP-007(レビュー)のような薄手の春秋用グローブを併用するだけで完全優勝できる暖かさを得られます。メイン素材は通気性を捨て防風と保温に全振りするネオプレン+化繊の中綿です。
3シーズン目に入っても生地の劣化やラバーパーツの加水分解などは全く見られず、やはり品質が良い製品だなと思わされます。街中でも使っている人を多く見かけるようになりました。ハンドルカバーはCXWXCの看板製品ですね。
Dahon K3のシフターはこんなふうに隠れます。ブロンプトン同様、シフターの操作に支障はありません。左側ではベルの位置に気を付けないとミュートされるところも同じです。小物を多く取り付けている方は少し配置を変えないとジッパーが閉じにくくなることはあると思います。
見た目がマッシブで前方からの風もガッツリ受け止めてしまう「エアロの敵」みたいな用品ですが、これを車体に取り付けておくと極寒の日でもポタリングに出かけるのが億劫ではなくなります。
あとはバラクラバで顔を覆って出かければほぼ完璧。シューズカバーは爪先だけ覆う簡易なものをあらかじめバッグに入れておき、ライド中に冷えてきたらはめれば良いでしょう。冬はとりあえず外に出て走りはじめるのが大事。寒くても頑張って外に出てしまえば、きっといい一日になりますよ。