個人的に気になっている(以前から欲しいと思っている)完成車についてのミニ記事です。Dahon Horize Discという、昨年下の記事でも紹介したモデルです。無骨なルックスの20インチ(406)折りたたみミニベロ。実車を見たこともありますが、めっちゃカッコいいです。

しかしDahonの日本公式サイトからは、いつ頃からかこのHorize Discが消えていることに気付きました。先の記事でも触れたフレーム破断予防リコールが影響したのでしょうか。リコール対象でないロットもありますし、対象車両でも仮想ダウンチューブとも言えるDELTECHワイヤーを後付けすると安心して乗れると思うので、ディスコンならもったいないなと思います。

image from dahon.jp
Horize Discは実際に何度かポチる手前まで行った自転車であります。しかし結局なぜ買っていないかというと、愛車のDahon K3が万能すぎるから、ということがあります。Dahon K3(関連記事一覧)ではオフロードは積極的に走らないものの、極太のシュワルベ・ビッグアップル(関連記事一覧)を履かせているので、いざという時はそこそこのダートやグラベルも普通にこなせてしまうのです。
K3は100km程度のロングライドも、700cバイクよりは間違いなく疲れはするのですが走れてしまいます。20インチのHorize Discならロングライドはさらに楽になるでしょうし、本格的なグラベルもより積極的に走れるに違いないのですが、K3と用途がかぶりすぎる感じがして結局買っていないのです。Horizeで走ってみたいと私がイメージする道は、ほぼどれもK3で走れてしまう…
しかしK3を単純にサイズアップしたような見た目なので、このHorizeの走りはどんな感じになるのだろうとついつい妄想してしまいます。K3を持っているからこそ、欲しくなる。しかしK3が優秀すぎるので、よく考えたら自分には必要でない、ともなる。K3を持っていなかったら絶対に買う。しかしK3を持っていなかったらここまで欲しくはならなかったかもしれない…
本記事作成時点で、新車の流通在庫(リコール対象でないもの)は数多くはないようですが、そこそこあるようです。ディスコンになったかどうかは不明ですが、流通在庫が売れてしまったら新車はあと1年くらいは買えなくなるかもしれないので、欲しい方はそろそろ決めたほうが良いかもしれません。お値段は大体10.5万円くらい。来年復活してくれたらいいんですけどね。
Horize Discを買ってイメージ通りに良かったらK3を売る、というパターンもあるかもしれないのですが、K3は軽量なので輪行用としてもやはりずっとキープしておきたい自転車なのです(K3は公称8.2kg、Horize Discは12kg)。実に悩ましいところです。



