ボトル関連製品レビュー

Adept オールパーパスケージ(サイズ可変式ボトルケージ)は見た目スマートでカジュアルユースにも良し【Bikase ABCケージとの比較あり】

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Adeptの「オールパーパスケージ」という製品のレビュー記事です。ダイヤルを「ガガガガッ!」と回すことでケージの直径を変えることができるので、サイクルボトルはもちろんペットボトル飲料やNalgene(ナルゲン)のような大径ボトルにも対応できるのが最大の特徴です。

ボトルに限らず、大きめの輪行袋や大根・タケノコなどを運ぶこともできます。

ペットボトルもナルゲンもOK

車体(Tern Crest 関連記事一覧)に取り付けた様子です。この日はペットボトルのお茶(500ml)を運んでいました。ポタリングやシティサイクリングであればリングをギチギチに締めなくともボトルが吹っ飛んでいくことはそうそうないので、個人的には特に取り出しにくさは感じません(※ロードサイクリングでサイクルボトルを頻繁に出し入れしたい方には向きません)。

これはナルゲンの1Lボトルを運んでいる時の姿です。こうしたものをシートチューブ側で運んで、ダウンチューブ側は一般的なサイクルボトルケージを使うというパターンが多いかもしれませんね。

少し上からのアングルで撮影。この写真からもわかると思いますが、上側はリングで押さえるのではなく中央部のダイヤルの裏だけで支えるので、ここに接触する部分はどうしても傷が付きやすくなります(※これは後で比較するBikase製品も同様です)。傷を付けたくないボトルを運ぶ場合はボトルを別途ケースなどに入れて運んだほうが良いでしょう。

▼ サーモスの「山専用ボトル」などを運ぶ場合はボトルポーチに入れたほうが傷が付かなくて良いですね

BIKASE ABCケージとの比較

さて、この「ダイヤルを回してケージの径を変える」タイプのボトルケージには有名な製品が他にもいくつかあります。代表的なものとしては、Arundel(アランデル)のLooney bin。そしてBikaseのABCケージが挙げられます。筆者はBikase ABCケージも使用しているので、Adeptのオールパーパスケージと細部を比較してみたいと思います。

左がBikase ABCケージ、右がAdeptのオールパーパスケージです。Adept製品のほうが全長が少しだけ長く、シュッとしていますね。長いものを運ぶ場合は少しだけ有利かもしれません。

全体的なデザインは両者すごく似ているのですが、同一製品ではありません。しかしダイヤルやリング部分の造形を見ると、製造している会社はもしかしたら同じなのかな、とも思わされます。それくらい雰囲気が似ています。

ボルトを通す穴はAdeptのほうが多いため、設置の自由度はAdeptのほうがやや高そうです。しかし穴の位置を考えると、小さいフレームのシートチューブ側で使いやすいのはBikaseのほうかもしれないですね。

それにしてもこのダイヤルとリングのあたり、造りは本当によく似ています。

ダイヤルを回す時の感覚にはやや大きい違いがあり、Bikaseのリング部のほうがより剛性があるのでAdeptよりも少しだけ回しやすい気がします。どちらも「ガリガリッ」という感じで大差ないとも言えるのですが、Bikaseのほうが若干安心感がありますね。Adeptのほうは、ケージも含めて全体的にしなやかな感じです。どちらが良いか、好みが分かれそうです。

Bikaseのほうがダイヤルを締めやすい。Adeptのほうがダイヤルを緩めやすい。そういう違いがあります。

下は直径を目いっぱい広くしてみた姿です。右のAdept製品は、リング以外のケージの部分がほとんど動いていないのがわかります。しかしここにナルゲン1Lが楽に収まるわけです。Adept製品のほうが可塑性があります(しなやか)。Bikaseは剛性側に振られている感じがします。

ボトルをホールドするダイヤルの位置は、Adeptのほうが高め。このほうがたぶん抜けにくくて良いですね。

重さは実測でBikase ABCケージが66g、Adept オールパーパスケージが59gでした。剛性感が重量にも現れていますね。頻繁にダイヤルを回すことはないこともあり、使用感はどちらも大差ない感じはするのですが、より丈夫さを求める方はBikase、しなやかさを求める方はAdeptのほうが良いでしょう。ダイヤルを締める時はどちらも固いのですが、緩める時はAdeptのほうが動きがはるかにスムーズです。

こんな感じで、全体的にはBikase ABCケージと大きい違いがない感じはしますが、見た目はBikase ABCケージの無骨な雰囲気に対してAdeptのオールパーパスケージはスマートでおしゃれな感じがします。外側はマットブラックですが内側はグロスであるところも凝っています。グラベルやツーリングならBikase、Adeptはよりシティユース向きかもしれないですね。

BikaseやArundelの製品は日本では異常な価格で流通していることが多いのですが、Adeptオールパーパスケージは入手性も良く、良心的な価格でいつでもどこでも買いやすいところも良いですね。概ね2500円前後で買えます。ダイヤルを締める時の動きが固いところ以外は、いまのところ不満はありません。Bikaseよりも細身でうちのTern Crestにはよく似合い、気に入っています。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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