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Brompton G Lineは人気がないのか、それとも大ヒット作なのか?【海外掲示板での議論観察】

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昨年のBrompton G Lineの売り上げは同社の総販売量のうち9%を占め、台数ベースで言うと6,707台だったそうです。G Lineを所有しているという方が、素晴らしいバイクなのにそれしか売れていないのは驚きだ、と海外掲示板で意見表明していました(数字の詳細はこの記事が出所)。

image from brompton.com

出典 Sales of the G model

この件について寄せられたコメントを観察してみます。

  • G lineを持っていますが間違いなく高すぎます、それについては擁護できません(25いいね)
  • 高価ですし、様々な交通機関をミックスする場合は通勤用自転車としては劣ります。グレートなバイクなのですが、Gモデルがどんな問題を解決しているのか全くわからないでいます(18いいね)
  • 3600ドルする20インチのリジッドMTBは、簡単に折りたためたとしても正当化するのが難しいですよ(10いいね)
  • (上の人に)リジッドMTBでさえないよ、せいぜいグラベルバイクです(4いいね)
  • 私の分解式リジッド26インチMTBは7kg以下です。Gはその2倍以上の重さです。それにそのMTBを作るほうが安上がりでした(1いいね)
  • 14.8kgもある20インチ折りたたみ、パーツは並以下。そして価格は異様に高い。そりゃあ売れるに決まっているよ(1いいね)
  • 実際に見に行った時は、買う気満々でした。しかし気が変わりました。自分には重すぎて大きすぎました。見た目は大好きなので悲しいです(1いいね)
  • クルマに入れるのならOKなんだけど、階段があるところを少しでも移動するのならそうでもなくなります。はじめて見た時は「いいじゃん」と思ったのですが、価格と重量を目にしたらすぐに考えが変わり、12スピードのC-Lineを買いました。C-Lineはトレイル・グラベルバイクではもちろんないですが、ゆっくり走ればそうした道も対応できます。G-Lineはおもしろいけれど高価です、買える人にとってはまずまず良いと思います(2いいね)
  • 欲しいけれど、買う余裕がありません。値段がネックになって買えていない人が多いと思うので、常にニッチな販売量になるでしょう。カナダでは昨年20%くらい値上がりもしましたし、グラベルライドに行きたいのなら同価格で電動シフト・Zippホイールのトップラインのグラベルバイクを買えるでしょうし(新品でセール価格)、それか非常に良質なカーボングラベルバイクを1台と、Tern/Dahonのしっかりした折りたたみを買えます(3いいね)
  • 僕の26インチのリジッドMTBはG-Lineがやれることの90%をこなせるけれど、中古でたった50ドルでしたし、新品・中古の様々な後付けパーツも200ドルくらいで、G-Lineよりもより軽く・より安く・よりメンテもしやすい。コーヒーを飲みに行ったり友達と遊びに行ったり通勤したりといった都市部での用事のためには、P-Lineを持っています。だから、家に置ける自転車は本当に1台だけなんだ、という人でもない限り、これだけ少量の恩恵のために多額のお金を使うと決めるのは本当に難しいだろうと思います(6いいね)
  • あと500ポンド安かったら買うんだけどな(4いいね)
  • なぜ9%という数字よりも販売台数のほうに注目するのですか? ブロンプトンはローボリュームのニッチな製造業者であって、総販売量はそこまで伸びないですよ。クラシックなブロンプトンのユースケースとG-Lineの価格を考えると、9%というのは非常に納得の行く割合だと思いますよ(4いいね)
  • 年次報告を見ると、大ヒット作に見えますよ。それに世界規模では売り出されたばかりだし、6-7ヶ月分の利益にしか影響を与えていない。来年の数字は楽しみなものになりますよ(1いいね)
  • 9%という数字は半分満たされたコップのようなものだと思う(※訳注:「9%しか」と見るか「9%も」と見るかの違い)。ブロンプトンは自転車エンジニアリングにおける途轍もないレジェンドであり、そのデザインは何十年も変わっていないんだ。G-lineはまだ売りはじめたばかり。折りたたみ自転車が欲しい大多数の人は折りたたみ式のトレイルバイクは必要としていない。個人的には9%というのは優秀な成績だと思います(10いいね)

引用されている9%・6,707台という数字はG-Lineがアジア展開する前のものらしく、今後はもっと伸びるだろうし、そもそも9%というのはG-Lineの販売価格と過去のブロンプトンの利用シーン(との違い)を考えるとかなり上出来だ、という声が見られます。一方でやはり「高い・重い・大きい」という意見も多いですね。

なお近年のブロンプトン社は「自転車メーカー」を超えた「ライフスタイルアイテム」の領域に進出しようとしている印象があり、G-Lineも「コスパ」で判断しない富裕層、贅沢品として値札を見ずに買える層を主要なマーケットの一部として想定しているのかもしれないですね。皆さんはどう思われるでしょうか。日本国内価格は¥545,600〜となっています。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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