インスタに強力なネタ投稿が投下され波紋が広がっています。今期ツール・ド・フランス参加チームがベルギーからフランスに移動する際チームカーから大量の「長すぎるソックス」が押収され、組織的なソックス・ドーピングが疑われている、との内容です。
「オペラシオン・ソッコ」および「DeFeet事件」
(ニューヴィル=アン=フェラン, フランス)国境警備当局はレギュレーションから外れた数百足のソックスがクルマから発見されたと報じた。運転手はマッサーでチーム名は明らかにされていない。警察はその後複数のチームバスをガサ入れ。複数人のライダーがフランスのジャンダルムリーによりホテルから連行されソックス・ドーピングテストを受けさせられたという。
数時間後、8インチのウィッキングナイロン・ポリエステル素材のソックス数百足が新たに別のクルマから発見されたという。
地元メディアによって「オペラシオン・ソッコ(Operación Socko)」および「DeFeet事件」と命名されたこの事件の結果、嫌疑をかけられた選手たちは即座にツールからの撤退を要請されたが、本記事作成時点でリタイヤを表明した選手はまだ確認されていない。
明日のレースでプロトンによる集団抗議が行われるという噂が流れている。追い詰められた戦友たちへの連帯を示すため、多くの選手がソックスなしで走るという。
ソックス長に関するUCI規定 1.3.033 BIS
ここでソックスの長さに関するUCI規定をご紹介します。2018年10月15日に導入されたようです。
参考 Guide de clarification du règlement technique – UCI
競技で使用されるソックスとオーバーシューズは外果中央部と腓骨頭中央部間の半分の距離によって定義された高さを超えてはならない。
ソックス長規定を明確にするため、また選手間での公正な長さを保つため、次の長さが課せられる。
シェンゲン協定は?
このニュースで不可解なのは、なぜフランスとベルギーの国境で税関職員(Douanes)が立ち回っているのかという点です。両国はシェンゲン協定加盟国であり国境でのパスポートや荷物チェックが行われることはありません。
一体なぜなのか…
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