ZWIFTでドヤ顔したい貧脚が使う、セコすぎるリーダージャージ獲得テクニック

ZWIFTではコース内の一定区間でトップタイムを出すと、アバターの着ているジャージが、各区間のリーダージャージに切り替わるというご褒美機能があります(トップを獲ってから1時間、または記録が破られるまでの期間限定)。

…というのは、バーチャルライダーの皆様なら、わざわざ語るまでもなくご存知ですよね。

Zwiftのリーダージャージ

そう、リーダージャージを着用したアバターは、周囲をライドしている、どのライダーよりも速いことが証明された存在。いわば、その区間における王、すなわち「キング」です。ヒャッハー!

「キング」の証であるリーダージャージさえ着用できれば、

ふははは!リーダージャージ様のお通りだ!ひれ伏すがよい!!

とか

いま自分を圧倒的な出力差でブチ抜いて行ったライダーさんよりも、俺の方が速い!

などなど、分別ある大人としては言葉にするのがとても憚られる(してるじゃねーか!というツッコミ不可)、たいへん残念な感情を満たしまくって悦に入ることができるのです。

現実世界の自分は、貧弱で矮小な存在でしかありません。ママチャリの小学生にだって、余裕で千切られてしまうでしょう。それならせめて…せめてバーチャル空間ぐらいでは、ドヤ顔でライドしたいじゃないですか!

だから、ZWIFTでリーダージャージをゲットしたいんです!たとえ実力が一切伴っていなくても、そんなの関係ねーのですよ!(うーむ、いろいろ最低すぎる…自分のことだけど)

実力は無いけど、リーダージャージが欲しい!そんなとき、どうすれば?

そりゃあ脚力を鍛えまくって、正攻法で正面突破するのが正しい方法であることに、異論の余地はないでしょう。とはいえ、それができればロードに乗り始めて10年経ってるのに、貧脚のままでいるハズありません。というか、加齢に伴ってむしろ脚力低下しまくってるんですが?(涙)

正攻法での正面突破は、明らかに無理ゲー。それなら「狡猾さ」で、ルールの隙を突くまでですよ!貧脚の選択肢は、それしか残されていません!

というわけで、押しも押されぬ貧脚であるところの自分がリーダージャージを獲得するために実践してみた、自分でも呆れるほどセコい方法を書き連ねました。

普通の脚力を持った、普通のZWIFTerの皆様には1文字も役に立つ部分がございませんので、いつもいつも大変恐縮ですがブラウザをそっ閉じいただけますと幸いでございます。

獲れる時だけ、獲りにいく。

「普通に走ってれば、リーダージャージなんて獲ろうとしなくても獲れますよね?」とか涼しい顔ができるのは、豪脚さんだけに許される特権です。自分のような貧脚がリーダージャージを獲得するには、まず「トンでもないタイムを叩き出している、ガチ勢のみなさんがいない隙をコソコソと狙いにいく」ことが基本になります。

そもそも実力が皆無なのに、リーダージャージを着用して実力ある風を見せかけてドヤ顔したい!とか浅ましい発想するのが間違いなんですよね?わかってます…わかってますよ…そんなことは!!

でも、リーダージャージでドヤ顔したいんだもーん!

セコいと言われようが、意味なかろうがアーアー聞こえなーい!獲れそうなとき「だけ」を見計らって、リーダージャージ獲得をセコく狙いにいきますよ!

各計測区間で出せるタイムを把握する!

「獲れるときに獲る」ためには、今が「獲れる時」なのか「獲れない時」なのか、タイミングを判断するための材料が必要です。

まずは、あらゆる区間でいちど全力アタックしてみることが、ジャージ獲得へのスタート。このアタックによって、各計測区間で自分が出せるタイムを把握します。あ、もちろん山岳区間はどれだけセコテクを駆使したところでジャージ獲るのは無理なので、対象から除外ですからね!?

▼画面左の「30日間PR」で、自分の区間タイムの履歴が確認可能。Fuego Flatsで自分が出せるタイムは大体36秒。これが、判断基準になります。…が、遅い…悲しいほど遅い…!現実を数字で見せつけてくるZWIFTさん容赦ないっす。

Fuego Flats

ライブ結果でトップタイムをチェックして、アタックするか否かを決める!

走ってるときに計測ポイントに近づいたら、まずは「ライブ結果」でトップタイムを確認します。

どうせガチな人たちが猛烈なアタックを繰り返しているはずなので、どう逆立ちしても上回れないタイムで埋め尽くされていますよね。普通はこんな感じなので、リーダージャージを獲得しようなんて、間違っても思ってはいけません。そもそもが高望み。ジャージのことは忘れて走りましょう。

なんですが、たまーにガチ勢さん達が不在のタイミングに出くわすことがあります。そんな時こそ、リーダージャージ獲得チャンス!ライブ結果のトップタイムが自分の出せるタイム以下なら、迷わずアタックです!

▼トップタイムが38秒!つまりガチ勢さん不在!! こ、これはリーダージャージ獲得チャンス!!

Zwiftのリーダージャージ

1位じゃないとダメなんですか!?

1位を狙わないと、2位にすらなれない。それが、競い合う世界での常識です。なんですが、貧脚のリーダージャージ獲得テクニックにおいては「あえて2位狙い」もアリです。

もしライブ結果のトップタイムと自分のタイムに大差があっても、そこでメゲずに次点のタイムを必ず確認しておきましょう。

トップと次点の間が大きく開いていて、2位が狙えそうならアタックする価値ありです。うまいこと滑り込んで2位を獲っておければ、そのあと走っているときにトップの方がログアウトしたり、計測から1時間経過した時に、おこぼれでジャージを獲得できる可能性を残せます。…セコイ!

▼トップタイム33秒。上回るのは絶対無理。だがしかし、次点が40秒。こういう時は、あえて2位狙いでアタック!

Zwiftのリーダージャージ

トップタイムを獲ってこそのリーダージャージなのに、おこぼれにあずかってまで獲得する意味ってあるの!? ねえねえ、それって本当に嬉しいことなの!?とか、そういう疑問を抱いてはいけません。貧脚にとっては、意味とか意義とかよりも、とにかくリーダージャージを獲ることの方が優先なのです!

計測開始マーカーが見えなくても加速を始める!

スプリントでジャージ獲得を狙うときは、計測開始マーカーの場所を把握しておくことも大切になります。なぜか?マーカーが見えてから踏み込み始めると、貧脚のパワーでは加速が間に合わないことが往々にしてあるからですよ!(涙)

計測開始マーカーをトップスピードで通過できるように、とはいえ計測前に脚を使いすぎないように、タイミングをうまいこと見計らって加速を始めましょう。

▼ガチ勢不在なので、アタック決定。加速開始!

Zwiftのリーダージャージ

▼あと350m! このペースで行けば、トップタイムが出せる…かも…!?

Zwiftのリーダージャージ

▼へっぽこタイムなのに、リーダージャージが獲れてしまいましたー!やった…やったの…?夢じゃないよね…ハッてならないよね…?

Zwiftのリーダージャージ

さて、ジャージが獲れてしまえばこっちのモノです。こんな風にセコいテを使ったことなんて、見ている人にはわかりません(多分)。ドヤ顔ライドの始まりです!

(尚、数分後にあっさり記録を更新されて、もとのジャージに戻った模様)

と、いうわけで

  • 自分のトップタイムを把握しておいて
  • ガチ勢さん不在を見計らう

という2点を抑えれば、貧脚だってリーダージャージの獲得は可能!!

現場からの報告は以上です!

おまけ:どれだけ遅くても、リーダージャージが獲得できる方法(ただし再現性無し)

実は、たまに他のライダーの記録がまったく反映されないで「1位/1人」になる時があります。明らかにバグなんですが、貧脚にとってはご褒美ボーナスタイム以外のナニモノでもありません。

このバグが発生すると、ありとあらゆるリーダージャージが獲りまくれます。絶対に獲れるはずのないEPIC.KOMをはじめとする山岳賞ジャージの獲得も夢ではありません。

▼EPIC.KOMのリーダージャージ獲得!だって、1人中1位だから!

EPIC.KOMのリーダージャージ

▼ボルケーノKOMのリーダージャージ獲得!だって、1人中1位だから!

ボルケーノKOMのリーダージャージ

▼リッチモンドでKOMもスプリントも獲得しまくり!だって、1人中1位だから!

リッチモンド

▼インスブルックでKOMもスプリントも獲得しまくり!だって、1人中1位だから!

インスブルック

ZWIFTの中で開発をご担当の皆様におかれましては、ぜひこのバグは修正せずにご褒美として残しておいていただくことを強く強く希望いたします。

ただ、この「1人中1位」バグで、とても悲しい思いをしたことが1回だけ。

それは、「ろんぐらいだぁすとーりーず!」のライドイベントの時のこと。その日は、地獄の超級山岳「ALPE DU ZWIFT」に登坂するというイベントだったのですが、ライド開始直後から「1人中1位」バグが発動。

その結果

  • ライドリーダーからのメッセージがまったく見えない
  • 参加メンバー同士のチャットもまったく見えない

という状態で、最後まで登坂する羽目になりました。「グループライドなのにぼっちライド」って、涙無しには語れません。悲しすぎィ!!

せめてもの救いは、当然トップ登坂なので(バグだけど)ジャージ着用状態のスクリーンショットが撮れること。まあ、これで差し引きゼロ、ということにして精神の安寧を…と思っていたのですが、山頂をトップ通過してもジャージは切り替わりませんでした。

だって、これグループライドですから! 残念!!!

▼名前の横にはジャージ獲得表示出てるのに…!

Zwift


寄稿者:などかず @nadokazu, nadokazu (cbn)
プロフィール:「サイクリングと写真」ではなく、「自転車とカメラ」が好きな物欲系貧脚自転車乗り。スマートトレーナーを買ってからというもの、自転車はバーチャルライドばかりになり「屋外引き籠もり」から、「本当の引き籠もり」に転落した模様。