ペダル製品レビュー

MKS SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior ワンタッチ着脱の究極回転ペダル

5.0
CBN BlogはAmazonアソシエイトとして適格販売により紹介料を得て、良質なコンテンツの作成とサイト運営のために役立てています。当サイト内のリンク経由で Amazonにてお買い物 していただくと、大変助かります。いつもご支援ありがとうございます

MKS(三ヶ島製作所)の「SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior」を入手しました。「Ezy Superior」というのはペダル本体を簡単に着脱できるバージョンなのですが、ノーマル版のSYLVAN TOURING NEXTについては以前下の記事で紹介しました。

MKS SYLVAN TOURING NEXT ストップアンドゴーがむしろ楽しくなる滑らかなフラットペダル
MKSという会社がございます。正式名称・株式会社三ヶ島製作所。その製品群は、MKSペタル、と呼ばれます。

最近乗りはじめた小径車、Dahon K3の純正ペダルがいまひとつ使いづらく、かつ重かったので最終的にこのペダルに辿り着きました。

見て美しく回して楽しい

とにかく美しいペダルです。あと回転がすごいです。指で「ピン」とはじくと10回は回り続けます(誇張ではありません。動画で撮って確認しました)。実際に乗ってみても「うわー、ストレスゼロ!」という感じです。やはりWellgo F178DUとは雲泥の差です(軽くて安いのでそんなに悪いものではないと思いますが)…

MKS SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior

キャリングケースが付いてきます。これは、よく使う輪行袋に入れておきたいですね。

MKS SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior

アダプターは15mmレンチで脱着

Ezy Superiorのアダプター(クランク側に付けておくパーツ)ですが、脱着には15mmレンチが必要です。ただ私が持っている「普通の15mmペダルレンチ」(PWT ハイトルク ペダルレンチ PW01S-16)は厚みがありすぎて、使えませんでした。たぶん多くのペダルレンチが使えないと思います。そこで下のような薄口スパナを使いました(特に問題を感じず)。

MKS SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior

ペダル本体とアダプターがこんなふうに分離する仕組みです。

MKS SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior

ペダルを取り付ける時は、アダプターの「白いマーク」を「黒いストッパーピン」のところまで回してからクランク側にプッシュし…

MKS SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior

その状態でペダルのシャフトを入れます。

MKS SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior

その後、アダプターをちょっとだけ手前に引くと「パチッ」という音がしてこんなふうに固定されます。

MKS SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior

やや慣れが必要ですが、特に大きい力も必要とせず、快適にペダルを着脱できるのでオススメです。

輪行用フラットペダルの最適解…かも

あらためてこのペダルを眺めてみましょう。どうですかこの美しさ…

MKS SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior

至高です。MKSのペダルは乗っても最高なのですが、眺めるだけでも最高です。あんまりきれいなので何十枚も写真を撮ってしまいました…

MKS SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior

本当は黒いクランクにはブラックのペダルが合うかもしれませんが、個人的にMKSのペダルはやはりシルバーが好きなのでこれで良しとします(もちろんブラックもラインナップされていますよ〜!)。

輪行時に取り外したいフラットペダルとしてはこれが最適解ではないか、という気がします。ただ、Ezy Superiorシステム対応ペダルにはより小さめのTouring-Lite Ezy Superiorというものもあるので、気になった方は悩んでみましょう。ミニベロならこちらもありのような気がします。

そして今知ったのですが、「Touring-Lite One Side Ezy Superior」なる製品もあるようです。ワンサイド、つまり左側だけEzy Superiorという面白いモデルです。

ブロンプトンを上の「ワンサイド・イージースーペリア」タイプのペダルにするのもありかも…

いや〜、小径車はヤバいです。こんなふうにどんどんお金が飛んでいきますw 皆様もお気をつけ下さい…

関連記事:Dahon K3 徒歩に限りなく近い感覚の、空飛ぶ絨毯のようでもあるミニベロ

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

マスターをフォローする
タイトルとURLをコピーしました