ZWIFTのワークアウトがイヤすぎる俺が、ERGモードをオフにした結果。

みなさん、こんにちは。桜坂しずk…すみません、すみません!後輩系駄文書き、nadokazuです。

自分にとって自転車は「ごはんを美味しく食べるための手段」。自分を鍛えようとか、誰かと競おうとか、速く走ろうとかいう感情や意志は、中性子ひと欠片ほどもありません。

なので一切の努力はしませんし、頑張りもしません(なぜかドヤ顔)。そんな自分にとって、ZWIFTのワークアウトはFTPテストや坂を含むルート同様に、絶対に避けるべき選択肢です。

…でも、たまにあるんですよね。

著名選手が出走する、グループワークアウトイベント。こうなると、いくらイヤでも参加せざるを得ません。そして案の定、地獄を見ることになります。

▼フミが参加するワークアウトのイベントに、参加しないわけにはいかない。

ZWIFTのワークアウトがイヤすぎる俺が、ERGモードをオフにした結果。

ワークアウトがイヤだ!イヤすぎる!!

というわけで、そんなイヤすぎるワークアウトを少しでもラクにすべく浅知恵を絞り、案の定瞬殺で玉砕するまでを無駄に書き殴りました。

ZWIFTのワークアウトがイヤすぎる俺が、ERGモードをオフにした結果。

「ERGモードをオフにしても、設定をいじっても、ツラいのは変わらない」という以上の内容は一切ありませんので(悲しいけど、これ現実なのよね…)、現在展開中のタブをそっ閉じ以下略。

ERGモードがイヤすぎる!

そもそも、自分はワークアウトの何がイヤなのでしょう?「脚力が無いから、ペダルを回すのがまずツラい」というのはもちろんなのですが、衰えた脳細胞を総動員して考えてみると「ERGモードがイヤすぎる」という結論に達しました。

「ERGモード」とは、ZWIFTの公式サポートページによれば

あなたのケイデンスに基づく特定の目標ワット数に合わせて負荷を調整してくれる機能

負荷はコースによって変化するのではなく、目標ワット数によって変動します

ワークアウトのERGモードについてより引用

ということDEATH(あえて誤変換を直さない)。

つまるところ、これって「強制出力維持機能」ですよね。トレーナーが指定した出力を、ギアを重くしようが軽くしようが、ライダーの脚をどれだけ痛めつけるかは一切考慮せずに完全固定する。うわぁ…もう最凶最悪にも、ほどがありすぎじゃないですか?

だって、自転車でふつうに走っているときは、シフトダウンすればラクになります。もちろんスピードは犠牲になりますが、道半ばで力尽きるよりはナンボかマシです。スマートトレーナーを使ったバーチャルライドでも、ほぼ同様。とにかくギアを落とすだけ落として、耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶ。それこそ、貧弱な坊やと呼ばれる脚力しか持たない悲しき中年サイクリストがとりうる、唯一無二の生存戦略です。

それなのに!…それなのに!

ERGモードだと、ギアを落としても落としても、ちっともラクになりません。少しでも脚を緩めようものなら、画面には容赦なく「MORE POWER!!」が表示され負荷をかけた走行を強要されます。

仮に250Wで5分間走ることを求められたら、きっちり250Wを出して5分間走ることを強いられてしまうのです。回避手段はありません。1秒という時間の経過を驚くべき長さに感じる、地獄タイムの業火に身を焼かれてしまいます。

さらに輪をかけて最悪なのが、求められる出力に耐えかねてペダリングを緩めてしまったときです。トレーナーはこっちの事情なんぞお構いなしで高い出力を求めてくるので、ケイデンスが低下したぶんだけペダルがガッツリ重くなります。

ペダルを回すのがキツくてケイデンスを下げたら、ペダルが重くなってさらにペダリングがキツくなる。まさに「地獄のデス・スパイラル」。

もうやめて!私の脚のライフはゼロよ!

いくら悲痛な叫びを口にしたところで、一切聞き入れてもらえません。ツラい、ツラすぎる!この機能を開発した人の血は、いったい何色だーっ!?

そのときです!!

ERGモードを開発した人への不条理な怒りに炎上した脳が、こんな考えを提示してきました。

「ERGモード、切っちゃえばいいじゃん!」

ERGモード、切ったらどうなる?

ERGモードは、悪魔の機能。ですが、所詮相手はコンピュータ。そうです。イヤな機能は、使わなければいいのです。…その手があったか!

それではさっそく、ERGモードをオフにしてみましょう。ZWIFTコンパニオンアプリには、「ワークアウト」の画面でERGモードをオフにするボタンがあります。それをポチッとするだけで、ERGモードをキルしてやることができるのです。

「やめて!ボクをキルしないで!!」ERGモードの命乞いが脳内に響きますが、ERGモードなんぞにかける情けはありません。躊躇うことなくポチッとな。

さあ、これでERGモードは天に召されましたよ!ざまぁ!

▼左:ERGモードオン 右:ERGモードオフ

ZWIFTのワークアウトがイヤすぎる俺が、ERGモードをオフにした結果。

ERGモードをオフにすると、コンパニオンアプリの表示は、傾斜を設定するボタンに切り替わります。これをポチポチして上下させることで負荷(ペダルの重さ)を調節するんですよね。わかります。

ERGモードがケイデンスやギアをガン無視して出力を強制固定してくるのに対して、ERGモードを切った状態だと、どんな出力を要求されてもペダルの重さは一定。「250W」とか「300W」を要求されても、ペダルはちっとも重くなりません。これは素晴らしい!

とはいえ、重くないペダルをゆるゆる回すだけでは、目標出力には到底届きようがありません。あたりまえですが。

じゃあ、どうなるか? そう、ペダルが重くならないかわりに、「無茶苦茶なハイケイデンス」が必要になります。それこそ「もうあと30回転ケイデンスを上げろ」どころではないケイデンスアップで、瞬時に息が上がって心拍は限界値。猛烈な勢いで、脚に乳酸が分泌されまくります。

これはイカンとギアを上げるのですが、こんどは出力オーバー。一定出力を保つのって、こんなに難しいの!?

▼指示通りのケイデンスだと出力が低いと怒られて…

ZWIFTのワークアウトがイヤすぎる俺が、ERGモードをオフにした結果。

▼ギアとケイデンスを上げたら、出力オーバーで怒られる

ZWIFTのワークアウトがイヤすぎる俺が、ERGモードをオフにした結果。

さらにややこしいのが、要求出力が低くなった時。こんどは「ケイデンスが低すぎてコントロールしづらい」という事態が発生します。ギアを変えて調整しようとしても、やっぱり全然うまくいきません。

こ、こんな器用なことができるかーーーーっ!!

瞬殺。

そもそも、ワークアウトで指示される出力が無理ゲーレベルの高さなのですから、ERGモードがオンだろうがオフだろうが、ラクにクリアできようはずがありません。トレーナーの周囲を吐血で赤く染めながら、ERGモードをキルした自分が天へと召されました。

「心の目で見た設定値」に変更してみよう!

そして、疲れ切った脳は、こんな閃きを提示しました。

「設定いじってラクすればいいじゃん」

そ…その手があったか!

ピザは野菜だから実質カロリーがゼロになったり、使い放題つかってモトをとりまくってるブロンプトンが実質無料になったり、未来の自分に借金することで、いま現在の自分の借金がゼロになったりしますよね!

そう、設定画面に「心の目で見たFTP」を入力すれば、ワークアウトで要求される出力をガッツリ低下させられるはずです!オラ、ワクワクしてきたぞ!

FTPの設定変更手順は、いたってシンプル。ワークアウトを選択する「トレーニング」の画面でFTPの設定スライダを動かすだけです。試しにFTPを21Wに設定してみると、この通り。悪名高きゴルビーも最大要求出力が50Wにすら満たない、ゆるふわワークアウトに成り下がりました。

▼これをこうして…

ZWIFTのワークアウトがイヤすぎる俺が、ERGモードをオフにした結果。

▼こうじゃ!ゆるふわゴルビー爆誕。

ZWIFTのワークアウトがイヤすぎる俺が、ERGモードをオフにした結果。

こんなワークアウトなら、いくらやってもツラさは皆無でしょう。まぁ、トレーニング効果も皆無になっちゃいますけど。

SIMモードもイヤすぎる!

どれだけツラい地獄のワークアウトも、もはや何も怖くはなくなりました。こうなったらワークアウトだけでなく、普段のライドもすべて「ゆるふわ化」したくなるのが人間の感情というものです。

そしてZWIFTのゆるふわ化をもくろんだ際に、立ちはだかるのは「坂」。なかでもZWIFT最長の激坂「Alpe Du Zwift」は、へっぽこバーチャルライダーにとって最大最悪最凶の敵です。

こうなったら、日本印度化計画ならぬアルプ平坦化計画を、現実のものとしてしまいましょう。アルプをたいらに!しーってしまえー!

ワークアウトでライダーの脚を痛めつけるのは、先述した強制出力維持機能である「ERGモード」。これに対して、ふだんスマートトレーナーを使ってZWIFTしているときは、「SIMモード」が、我々に地獄を提供してきやがります。

「SIMモード」は、ZWIFT公式のサポートページによると

コースの勾配の変化に合わせて負荷を調整する機能

ワークアウトのERGモードについてより引用

ということDEATH(やっぱり誤変換を直さない)。

この機能があるおかげで、坂になったらペダルが重くなり、死ぬ思いをすることになります。

じゃあ、どうすればいいか。答えはひとつ。「坂になっても、ペダルが重くならなければいい」のです。

トレーナー難易度を下げまくり、さらに!

ZWIFTの設定画面には、「トレーナー難易度」を設定するスライダーがあります。

ZWIFTのワークアウトがイヤすぎる俺が、ERGモードをオフにした結果。

「勾配変動の感触を変更」という微妙な日本語の解説が書かれていますが、要するにこの設定値を必要以上に下げまくれば、坂になってもペダルが重くならないようにできちゃうはずです(逆は想像したくないので言及しません)。

Mac版だと、左にスライドで低く・右にスライドで高くなります。いちばん左には「オフ」とあるので、機能をキルすることもできてしまうのでしょう。

これでオッケー!と言いたいところですが、へっぽこバーチャルライダーが今までどれだけ坂に苦しめられてきたことか…。それを思えば、もっともっとゆるふわにしてやらないと、積年の怨嗟を解消することはできません!

坂になってもペダルが重くならないだけでなく、今までよりもラクに進めるようにしてやりましょう。どうだ悔しいか?Alpe Du Zwift!!

これは簡単です。「心の目で見た体重」を設定して、PWRを上げてやればよいのです。

  • コンパニオンアプリの設定画面
  • ZWIFTアプリの設定画面
  • zwift.comのマイページ
  • に、ライダーの体重を設定する項目があります。そこに「心の目で見た体重」の数値を入力して、完了ボタンをポチッとすれば、設定変更完了!

    たとえ実際の体重がBMIで「肥満」領域に突入するレベルだったとしても(わ、私のことではありませんよー…目を逸らしながら)、心の目で見た体重なら「低体重」に収まることだって楽勝。それこそ一桁台の設定に…とか思いましたが、Mac版の設定画面では自分の身長だと45kg以下には設定できませんでした。ちっ!

    ZWIFTのワークアウトがイヤすぎる俺が、ERGモードをオフにした結果。

    でもでも、体重の設定値が45kgなら、出力180WでPWR4倍!同じ出力でも、進み方は全然ちがうでしょう。

    これで…これで勝った!

    ワークアウトも、普段のライドもゆるふわ化できた!だがしかし。

    でもでも、劣化しきった脳でよくよく考えてみると、仮に設定をいじってラクにワークアウトや激坂コースをクリアしたところで、自転車の根源的なヨロコビである「楽しい」とか「俺様スゲー」という感覚が、最低レベルのさらに下までダダ下がりますよね。

    それだけではありません!ごはんを美味しく食べるためにいちばん大切な、お腹の減り具合も大幅に減少してしまいます。

    もう意味がない行為にもほどがありますよ、いくらなんでも。

    ワークアウトや坂コースで、ツラい思いをしたくない。そのためには、結局のところ「心肺と脚力を強化する」しかありません。

    じゃあ、心肺と脚力を強化するにはどうすれば?

    そうだ!ワークアウトや登坂コースでトレーニングして心肺と脚を鍛えれば…って、もう完全に主従逆転本末転倒テノヒラクルーじゃないですか!!

    このひ弱すぎる両脚を、強力にアシストしてくれるナノマシンとか、発明されないですかねえ…。わかっていたとはいえ、余りにも無情で厳しすぎる現実。日本海溝をはるかにしのぐ深さの絶望で、心の隙間が広がりまくりです。

    そんな隙間を塞ぐべく回したガチャも、どこまでも広がっているエヴァーグリーンと空。URせっつーをゲットして2万を超えるアピール値で無双しまくる未来なんて、自分には永遠に訪れることはないのでしょう。

    …いろいろと終了!

    この記事を書いた人