FOCUSの新しいインターナル配線方式「C.I.S.」はメカニカルでの使いやすさを目指す

ドイツのFOCUSが少しだけ新しいタイプのインターナル配線システム「コクピット・インテグレーション・ソリューション(C.I.S.)」を発表しています。

出典 FOCUS Cockpit Integration Solution C.I.S. | FOCUS Bikes

メカニカルでもアウターが消耗しにくい

まずは写真を見てみましょう。これはMTB用のステムですが、フロントプレートの下半分にルーティング用のスペースが設けられています。ケーブル4本、ブレーキ(油圧または機械式)とシフト(機械式)という運用でしょうか。

FOCUS Cockpit Integration Solution C.I.S.

FOCUS Cockpit Integration Solution C.I.S. © FOCUS Bikes

ステム〜フォークコラム内をこんなふうにケーブルが通ります。ぱっと見たところどうということもなさそうなのですが、湾曲を少なめにできるのは間違いなさそうです。

FOCUS Cockpit Integration Solution C.I.S.

FOCUS Cockpit Integration Solution C.I.S. © FOCUS Bikes

FOCUSは次のように説明しています。

この大きい曲がり半径だけが(ケーブルの)摩耗に起因するシフティングの問題を恒久的に防止できます。その結果、C.I.S.はメカニカル・シフティングのインターナル・ケーブル・ルーティングを備えた初めての機能するステム、ということになります

C.I.S. 搭載バイク

このC.I.S.ハンドル・ステムはいまのところMTBではJAM² 6.9、ロードではIZALCO MAX完成車に搭載されます。下はロード版のC.I.S.の画像。

FOCUS Cockpit Integration Solution C.I.S.

FOCUS Cockpit Integration Solution C.I.S. © FOCUS Bikes

なるほど確かにアウターケーブルが90度もの角度になってしまう箇所はなさそうですし、インストールもやりやすそうに見えますね。

FOCUS Cockpit Integration Solution C.I.S.

FOCUS Cockpit Integration Solution C.I.S. © FOCUS Bikes

なおこのハンドルとステム、ユーザーからの要望が非常に多いらしくFOCUSは将来的に単品売りも検討しているそうです。

アールがきつい場合は柔軟性の高いアウターも効果的

しかしやはりインターナルでメカニカル・シフトまたはブレーキを引くのであれば柔軟性の高いアウターケーブルを併用するに越したことはないでしょう。下の記事で紹介した日泉ケーブルのアウターワイヤーを使うとさらに効果は倍増しそうです。

メカニカルシフター・ブレーキ用ケーブルの最高峰との呼び声高い「日泉(ニッセン/NISSEN)ケーブル」。シフターは電動化され、ブレーキは油圧...

日泉ケーブルは欧米では入手が難しいらしいので、これを使えるのは日本人の特権かもしれません。

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