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バッグ

オルトリーブの新作バッグ「HANDLEBAR-PACK QR」を観察する

独オルトリーブが今年の6月に新作ハンドルバーバッグ「HANDLEBAR-PACK QR」をリリースしました。現時点で国内では少数しか出回っていないようですが、従来のオルトリーブ製品とは違う独特なマウント方式を採用しています。

ORTLIEB Handlebar-Pack QR

© ORTLIEB

公式 Handlebar-Pack QR – ortlieb.com

11Lの大容量を狭いハンドルにも

バッグ本体は重量530g・11Lの大容量で、上からモノを入れます。ロールトップクロージャーでIP64防水(=塵埃の侵入がない・あらゆる方向からの水の飛沫によって機器が影響を受けない)である点は同社の他のバッグシリーズと同じで安心できますね。サイドのメッシュポケットは海外レビューを読むと耐久性に難ありだそうですが、ボトルも入れられるサイズになっています。

ORTLIEB Handlebar-Pack QR

© ORTLIEB

耐荷重は5kgで、横幅32cm・縦18cmです。幅の狭いドロップハンドルでも使えます。あとはタイヤとのクリアランスにも余裕があるため小さめのフレームでも使用可能とのこと。荷物がダブつかないようファスナーで締め上げられるようにもなっています。

想定される短所としては、

  • 縦長になるため、ハンドルバーへのライト装着が難しい
  • 重心が高くなるため、大容量を活用してあまり重い荷物を運ぶとハンドリングに影響が出そう

といったところ。しかしアクセスは非常に良さそうですね。個人的にはショルダーストラップが付属していたら嬉しいです(付属しません)。

マウントを車体に残さないクイックリリース

このHANDLEBAR-PACK QRの最大の特徴は2本のヒモを使ったクイックリリースです。従来のオルトリーブ製品のようにハンドル側にアタッチメントを設置する必要がありません。下の動画で詳しい使い方が解説されていますが、初回のみ調整作業が必要で、一度設定が固まったら次回からはかなり素早くバッグを着脱できる、とされています。

動画でも若干わかりにくい感じはあるのですが、バッグ側にあるマウントをステム両サイドのハンドルバー曲面に押し付け、その上で2本のロープをステムに回しながら固定。最後に左側にあるレバーで完全固定、という手順になっています。

ORTLIEB Handlebar-Pack QR

しかし摩擦を利用するこの固定方式のため、カーボンハンドルでは使用不可です。

ORTLIEB Handlebar-Pack QR

この固定方法、上で紹介したYouTube動画のコメント欄を見ると賛否両論あるようです。従来のアタッチメント方式に比べるとわかりにくい、という意見がやや目立ち、オルトリーブは「これは丁寧に説明した動画なので少しややこしく見えますが、2回目からは簡単ですよ」などとコメント返ししています。

着脱自体は慣れてしまえば問題にはならないと思うので、どうしても狭いハンドルにフロントバッグを取り付けたい、しかしマウントは残しておきたくない、という人にとっては良いソリューションになる可能性はありそうです。ただし鉄・アルミハンドルが前提。オルトリーブの防水バッグに慣れている人は使ってみたいと思うのではないでしょうか。

容量と使い勝手のバランスを取るなら「アルティメイト6」も選択肢

同社の「アルティメイト6」はここまで大容量ではないですが(7L/8L/5Lモデルあり)、クイックリリースもより簡単で使い心地も良いらしいです。

アルティメイト6の詳しい使用感については、などかずさんによる記事があるので是非併せてお読み下さい(下にリンクあり)。トップヘビー感はやはりあるようですが、満足度は高いようです。本当に小物だけ入れたいならRoute Werks、もうちょっと何か入れたいならアルティメイト6、自転車旅行ならHandlebar-Pack QR、という感じですね。

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センスがない。お金もない。脚力もない。友達と呼べる人も将来の目標もない。「ないないづくし」の中年男子、nadokazu。そんな彼がたまたま立ち寄った場所、「cbn」。そこで出逢ったのは、後に自転車生活を一変させる「フロントバッグ」だった。 ...
著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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