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高評価のカペルミュール福袋!買っても敗北しないよね?【ライオンマーク】

自転車と物欲がぶつかり合う世界、人知れず戦う中年がいた。

この物語は魅力的な自転車用品から財布の中身を守るべく奮戦する、nadokazuの日々の記録である。

というわけで、本日の駄文はこちら!

福袋で入手!初めてのカペルミュール!【ライオンマーク】

カペルミュールの高評価福袋が欲しい!でも我慢する!!

CBN Blogに駄文を掲載してもらう ⇒ CBN Blogを読む ⇒ マスターさんが紹介しているモノが欲しくなる ⇒ うっ…頭が…!

唐突な自分語りを始めてたいへん恐縮ですが、なんだか近頃こんなケースが普段にも増して多くなっている気がします。

ついこの間だって、MAMMUTのゴブリンジャケットを入手したばかりです。フリースごときの、防寒性なんざ知れたもの!という常識が、コペルニクス的大転換。これ、冬のゆるポタに最高ですわよ。

Mammut ゴブリンジャケット:フリースで迷ったらこれ買っとけ!と断言したい万能の1枚【アウトドア&真冬の観光サイクリングに好適】
2023年11月追記:筆者購入の2021年当時のモデルと比べ、現在は若干仕様が異なる場合があるようです。その点ご留意の上お読みいただけると幸いです サイクリング用ウェアではないのですが、MammutのGoblin Advanced M...

そんなわけで、今日も今日とて、こんな感情に支配されてしまいました。

「カペルミュールの高評価福袋が欲しい!」

だがしかし!

このままだと、自分は未来永劫マスターさんの手のひらの上で、死霊の盆踊りを全力で舞い踊る悲しい物欲ゾンビです。そんな自分には、いい加減サヨナラしないといけません。

だから がまんや がまんや!!石垣光太郎!!!

いくら高評価が付いていても、カペルミュールの福袋購入は見送り決定です!!!

いい子にしたら、ご褒美をあげなくちゃ!

それはさておき、トンガ王国大使館に直接入金できる窓口がようやく開きました。自分は個人サイトの黎明期、トンガのドメイン(.to)でホームページを作ったことがあったので、馴染みのない国ではありません。

そこで、カペルミュールの福袋購入をガマンした代わりに、その代金と同じ1万1000円をトンガ王国大使館に送金することにしました。衝動的に湧き上がった物欲を満たすよりも、はるかに有意義なお金の使い方と言えるでしょう。

トンガ王国大使館に送金

うわー、自分、なんかすごくイイことしちゃってる? これ「崇高な行為」ってヤツじゃない? オレさま意識たっかーい!!

自分のことながら、相変わらず最低です。人間のクズにもほどがあるゲスい感情に浸っていると、こんな思いがわき上がってきました。

自分は物欲の衝動に耐えきるだけでなく、褒められる行動をした ⇒ その行動に対して、ご褒美を受け取って然るべきである ⇒ カペルミュールの高評価福袋が欲しい!

トンガ大使館に送ったお金が口座に入金されるよりも早く、我が巣にカペルミュールの福袋が届けられました。

カペルミュールの福袋

「カペルミュール ラッキーバッグ2022」開梱してみた。

さっそく箱を開けたところ、入っていたのは以下の3品。

カペルミュールの福袋

●ボックスバックパック(執筆時点のAmazon価格 14,300円)

●レーシングサーモジャケット 千鳥 kpjk178(通常価格 13,750円)

パッと見はコレに似ていますが、型番もサイズも価格も違いますね。あと、よく見るとチャックも微妙に違ってます。

●サイクルレーシングソックス スピードライン ホワイト(執筆時点のAmazon価格 2,002円)

※公式サイトでは1540円(税込)・送料無料。しかしMサイズは「在庫なし」なので買えません。

それと、商品は黄色い手提げ袋にまとめて入っていましたが、その袋自体も割としっかりした素材と縫製。細かな荷物をポイポイ突っ込んで、まとめて持ち運んだりできそうです。

ほぼ3万円相当の品物に、手提げ袋のおまけ付き。それが9,900円!(10%のクーポンが出たときにポチったので)コスパに関しては、欠片の不満も無いです。

とはいえ、肝心なのは入っていた商品のクオリティ。大幅割引で購入できても、結局中身がイマイチ…。そんな結果だったら、自分は福袋という名のゴミ袋を大枚はたいて購入した愚か者です(大枚はたかなくても愚か者だろ!というツッコミ不可)。

ここは普段以上に厳しい目線で、中身をチェックしなくてはなりませぬ。

ラッキーバッグに入っているアイテムを、じっくり見てみた。

ボックスバックパック

メインの荷室が2つ。さらに背面と前面にサブの荷室があって、開口部は合計4カ所。あと、両サイドにポケットが装備されています。荷室の中には多数の仕切りも用意されていて、荷物の整理がしやすそうです。

カペルミュール ボックスバックパック

外装はブラック一色。ストライプとかパネルのカラー切り替えとか、巨大なブランドロゴとか、デーハー要素は微塵もありません。一部に反射材のアクセントがある程度で、かなりシンプルな見栄えです。主張が弱くて地味という見方もありますが、ヘンに加飾されちゃうよりも全然いいです。ビジネスカジュアルから週末サイクリングまで、用途を選ばず使いやすいデザインになっています。

カペルミュール ボックスバックパック

メインの荷室には水色の内張りが敷き詰められていて、縫製もかなりしっかりしている印象。不満を感じる部分は、素人のパッと見ではまったくありません。ほつれた箇所もなくて、安っぽさ皆無(底辺庶民の感想です)。むしろ、かなりいい感じに仕上げられていると感じました。

また、前面・側面・背面のすべてに、クッション材が入っています。サイドのポケット以外であれば、収納物は全部クッションにガードされる形です。これは安心感が高いですね。

16インチのMacbook Proが余裕で収まりますから、A4の書類程度なら楽勝。自転車通勤用にも、十分に使えるスペックと言えるでしょう。

カペルミュール ボックスバックパック

フルサイズのサイン色紙やマンガの生原稿だってバッチリ入っちゃいますが、実際に運搬する際は折れ防止に厚手の紙を用意して袋に入れたいところです。

カペルミュール ボックスバックパック

サイクルレーシングソックス

履き心地はちょっとキツ目ですが、自転車用ソックスとしてはこれぐらいの方がいい感じですね。

履いてみて感心したのが、素材の切り替えが非常に凝っているところ。足首から上は横方向の伸縮が強めの素材になっていて、ずり落ちる心配をほぼゼロにしてくれています。その下のパート、踵からつま先にかけては、ちょうど脚の真ん中部分(ライオンロゴの辺り)に素材の切り替えパーツがあります。そこは縦方向の伸縮が強めになっていて、しっかりとしたホールド感を感じられます。

カペルミュール サイクルレーシングソックス

さらに!上面はメッシュが粗い素材を使ってあって、明らかに通気性が高いことがペダルを回さなくてもわかります。

こんな凝ったつくりのソックス、福袋に入ってたらラッキーどころじゃありません。それにこの仕上がりレベルなら、柄の好みさえ合えば普通に定価で買っても絶対後悔しないですよ。たぶん。きっと。おそらく。

レーシングサーモジャケット

こちらも縫製や素材について、文句の付けどころがありません。デザインもいい感じで、普通に高品質な冬用自転車ウェアです。袖口や首回りなど、直接肌に触れる部分の触り心地も抜群で「ちゃんと作ってある!」というのが、ありありと感じられます。個人的には、これでようやく冬場の普段使いに着まくって、くたびれ果てた10年選手のGOLDWINジャケットともお別れできます。

カペルミュール レーシングサーモジャケット

袖を通して、ウッキウキでチャックを締めると…明らかにキツイ…腹周り…! そして違和感…脇の下付近…! 袖の長さ…適正…。 導き出される…残酷な結論…あまりにも大量…無駄肉…!!

痩せたい…。本当に…。心から…。

ところで、天丼っておいしいですよね。

天丼

カペルミュール、割といいかも!?

主張や加飾が控えめなデザインで、プライベートでもビジネスカジュアルでも使えそうなバックパック。えらく凝ったつくりのソックス。普通の体型のライダーさんなら、普段使いにも本気走りにもバッチリなジャケット。この品質なら、Amazonのレビューの高評価もそりゃ納得です。来年のラッキーバッグも、ポチります。たぶん。

今までカペルミュールって、正直なところ完全にノーマークなブランドでした。いくらAmazonで高評価でも、相手は所詮福袋。フタを開けたら敗北…絶望!という、最悪のシナリオもあるんじゃないか? とか、思っていたほどです。結局それは思いっきり杞憂で、敗北どころかむしろ大勝利。

このラッキーバッグを購入したことで「カペルミュール、割といい!」という感情が思いっきり刷り込まれました。この先、自転車服や周辺アイテムが欲しくなったとき、選択肢のひとつに間違いなく加わります。

というわけで、みなさまも、ぜひ自分で自分にご褒美を差し上げてください!

…と、気持ちよく筆を置きたいところだったのですが、目を逸らしたら駄目ですよね。「レーシングサーモジャケットは自分の体型だとキツキツで、自分でも眉をしかめる見栄えになってしまう」という、一切の情け容赦が無い現実を。

高品質なウェアを手に入れた!という点は、前述のとおり「大勝利!」で間違いありません。

だがしかし!!

思いっきり敗北していました! 自分の!!腹周りが!!! サヨナラ!!!(爆散)

著者
などかず

美味しくご飯を食べることをモチベーションにペダルを回し、機材の性能に頼り切って「頑張らないことを頑張る」物欲系へっぽこ自転車乗り。リアルで自転車に乗れない週末にはZWIFTで合計100km以上のバーチャルライドを欠かさないものの、脚力や走行スキルについての言及は意図的に避けている模様。愛車はLOOK675、ブロンプトンCHPT3 V2、タイレルFX(これだけとは言ってない)。

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