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ADEPT(アデプト)の自転車用品を観察してみよう【ラック・バッグ・アクセサリー】

皆さんはADEPT(アデプト)というブランドをご存知でしょうか(日本の輸入代理店マルイさんプロデュース)。超有名ではないかもしれませんが、私はいくつか愛用しており全体的に「スッキリしたおしゃれデザインで機能もコスパも高いブランド」という印象を持っています。この記事ではAmazonで購入できるADEPT製品からいくつかピックアップしてご紹介します。

ラック

まずは「トラス・ポーターラック」。バッグやカゴを載せるタイプのフロントラックです。これに同ブランドまたは定番のWALDのバスケットを組み合わせたり、後で紹介する「フォワーダー・フロントバッグ」を組み合わせて良いでしょう。私も街乗り用自転車で愛用しています(紹介記事あり)。品質は非常に良いと思いますよ(取り付けには若干の試行錯誤が必要)。

ADEPT(アデプト) トラス ポーター ラック フロントラック

街乗り自転車によく似合うトラス・ポーターラック

こちらはパニアバッグを取り付けるローライダー。CBN本館にもレビューがあります。オルトリーブ系の「パイプをクランプする」タイプのバッグだと爪が片側しか掛からないらしいので、その点のみ注意。パイプに上から引っ掛けるだけのバッグなら使い勝手が良いのかも。

リアキャリアの「アドベンチャー」はフロント用のローライダーよりも評価が高いですね。4つのダボ穴で装着。上はダボ付きシートクランプ(grunge)と組み合わせても良いでしょう。ユーザーは結構多いようです。価格も6000円以下と高コスパ。

バッグ

「フォワーダー・フロントバッグ」は先に紹介した「トラス・ポーターラック」との相性が良いようです。ロールトップ式の23Lバッグで、使い勝手は賛否両論あるものの¥6,260とこのタイプのバッグとしては格安という印象を受けます。

イクイップ・ラップはクルクルと巻くタイプのサドルバッグ。ツール類をコンパクトに収納できます(紹介記事あり)。

アデプト イクイップラップ ブラック

イクイップラップにパンク修理キットを入れるとこうなります

ハンドルバーバッグには「バードラム(90x200mm・1.25L・70g)」と「バードラム DLX(150×250mm・4L・200g)」の2種類があります。画像で見ると前者のほうが長そうですが実寸は後者のほうが長そう。外観は他ブランドの類似製品によく似ているので、どこかのOEM品でしょうか。ミニマルデザインが良いですね。

下の「アンプルラップ」もハンドルバーバッグでした。内部は「イクイップ・ラップ」に構造が似ていて、小さめの輪行袋も入りそうです(ショルダーストラップ付属。公式サイトより)。

「アーバナイト」は背負えるタイプのパニアバッグ。ラックへの取り付けはベルクロ3箇所。これもデザイン性が高い。

ライト・小物類

ADEPTからはライトやクイックリリース、ちょっとした工具やアクセサリー類も出ています。

下の「ミュート」というライトはUSB充電で、よく見るとマウント部がGoPro互換のようにも見えます(違ったらすみません)。付属のアームでフォーク穴に取り付けます。本体を取り外すか、モバイルバッテリーを持っていって充電する必要がありそうです。小径車で映えそうなデザインですね。しかし壊れやすいという話もあるので購入前にAmazonレビューを読んだほうが良いです。

下の裾バンドは私もデニムカラーを持っています。他にブラックやカモフラージュも探すとあります。カッコいいですよ。

ADEPT (アデプト) フリップタック レッグバンド デニム

筆者のADEPTレッグバンド(デニム)

「アークロック」はステムのトップキャップにマウントできるアナログ時計。最近あまり見なくなった製品ですが、これも楽しい。アナログの針による表示は時刻が脳によりダイレクトに入ってくる感じがありますね(あと1時間で帰らなきゃ、等々)。

ツールケースも出ています。X字のバンドのようなデザインがやはりカッコ良い。ADEPTはブランドのコンセプトに統一感があります。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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