BromptonのフロントキャリアブロックでOrtliebのパニアバッグを使えるようにするカスタマイズ方法が海外掲示板で紹介されていました。純正のキャリアフレームを分解してポールの長さと形状をパニアに合わせる方法もあるようですが、今回紹介されていたケースでは、ラック側はほぼポン付けで使える内容でした。完成時の写真は下のスレッド冒頭で見られます。
スレ主さんが使っているのは「Amazonや中国のAmazonようなところで60ドルくらいで買えるようなチタンラック(下の写真のようなもの)」と、オルトリーブ・パニア用のQL2.1レール(補修パーツとして購入)、そして手持ちのパニア(Back-Roller Classic)に元々付いていたフック2つとのことです。
▼ スレ主さんが使っているものとほぼ同じ形状のパーツ
調べてみると日本のAmazonでもスレ主さんのものと良く似ているチタン製ブロンプトン用ラックが見つかりました。他のフロントキャリアブロック用キャリアよりも縦方向に長いのが特徴です。複数の違う名前のセラーが出品しているのですが、写真を見るとどれも出所は同じように見えます(スレ主さんが使っているものは上から2段目のレールに穴があいているように見えるため、同じものではないかもしれません)。
必要な改造はオルトリーブのパニアバッグ側のみ。このラックにパニアをのせて位置決めをし、新たに入手したQL2.1レールをねじ留めするのにちょうど良さそうなところにマーキングし、ドリルで穴を開けて取り付けて完了。元々上にあるレールだとフックがこのラック上部まで届かないため、下側に増設するわけですね。フックは上のものを外して下に移動させています。
ブロンプトン専用のパニアにしてしまうのなら、元々のQL2.1レールを取り外して下に付けても良いかもしれませんが、露出した穴がそのままだと防水面で問題になるので補修テープでふさぐなど、何らかの対処は必要になるでしょう。レール増設のほうが見た目的にもスマートかもしれません。