製品レビュー

キャリーミーを買ったら、これも買う!おすすめオプション10選

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nadokazuとCBNが衝突をはじめ、幾年月。
nadokazuは、CBNによって囚われの身となっていた。
待ち受けていたのは、身悶えるような“物欲”の数々……。

私は、決して屈しない!!

というわけで、本日の駄文はこちら!

キャリーミーを買ったら、これも買う!おすすめオプション10選

キャリーミーの購入(不可抗力)によって、車両価格10%分の用品がタダもらいできることになりました。しかも新車購入特典で、取付工賃はサービス!!

そこで吟味に吟味を重ねて(決して「GCSの店長様に言われるがまま」ではない)厳選したオプションをご紹介いたします。

CarryMe ハンドルレバーキット 【激推】【激推】【激推】

キャリーミーのハンドルは、デフォルトではクイックリリース方式のレバーで固定されます。折り畳みのたびに操作する部分ですから、固定/開放はロードバイクのホイール脱着の比ではない高頻度で繰り返されるはず。ということはパーツが劣化して固定力が弱まっていくペースは、思いのほか速いのかも?ということを懸念せざるを得ません。

そんな不安に対応しているのが、このCarryMe ハンドルレバーキット。クイックではなく、スルーアクスルのようにレバー回転式でのハンドル固定が可能になります。締め付けによる固定になるので、固定力についてもクイックよりは確実に上…ですよね。たぶん、きっと、おそらく。

CarryMe ハンドルレバーキット

なのでキャリミで渋峠や富士山に登坂されちゃうような、変た…エクストリームなサイクリストの方にもオススメできそうです。

さらに!

本パーツには、自分的に「取り付けない選択肢は無いな!」と確信させるだけの、極めて大きな特長があります。

それは「レバーを内蔵式にできる」ところ。

キャリミ標準のクイックの固定用レバーは、実にレバーレバーした状態でコラム上に鎮座しています。この固定用レバーの「取って付けた感」が見た目に大きな影響を与えていて、せっかくの可愛さに水を差しまくっていると感じざるを得ません。

私が自転車にとって、最も大切だと思う要素の筆頭格は何よりも「見た目」です。所有している変態デザインロードバイクも、Tyrellも、ブロンプトンも、すべての選択は「見た目」が決め手。このレバーは、まさに目の上のタンコブと言うべき悩みのタネでした。

とはいえ、実際のところどうしようもないよなー…と、諦めていたのですが!!

そんなレバーを、消し去ることができるパーツが存在していました。それこそが、この「ハンドルレバーキット」です。

ハンドルを固定/開放する際は、コラムから引き出したレバーを倒して回転させ、コラム内に戻します。見た目を阻害するレバーを、完全に「なかったこと」にできる。しかもこれ、純正パーツです。ハンドル回りというクリティカルな部位に取り付けるのに、もう安心感しかありません。

CarryMe ハンドルレバーキット

見た目+純正品質+固定力の不安解消と、すべてがプラス方向にしか働かない(たぶん)。もう、こっちが標準でよくないですか?

というわけで私のCarryMeから、背中についた巨大なネジ回しのような存在だったステム上部のレバーが消え去りました。

「TORETA!!!」と叫んで舞い上がりたい気分です。

カラーキャスターホイール

CarryMeの美点のひとつに、「畳んだ状態での転がしやすさ」があります。改札を出たあとに邪魔にならない場所で輪行袋の下部カバーを取り外し、キャスターホイールを露出させて引っ張れば組み立て場所への移動も超絶ラクチン。

さてさて、このキャスターホイールなのですが、ノーマルだとベアリングが入っていないらしく回転が若干渋め。まぁ気にすると気になる、程度ではありますが。

そこで、このカラーキャスターホイールの出番です。多色展開されているので、ボディカラーや差し色に合わせてコーディネートできるほか、ベアリング入りなので明らかに回転がスムーズになってくれて最高。

カラーキャスターホイール

コロコロ引っ張ったときの快適性が確実に上がって、ベアリング様の威力を思い知らされます。

CarryMe用リクセンカウルアタッチメント用のアダプタ by がらぽん(@yumegarapon)さん 【激推】【激推】【激推】

沼津や表参道やお台場や金沢や函館にキャリミと出かけて、カメラを抱えながらゆるゆる探索してえなぁ~。

なーんてことを夢想しまくっているのですが、そんなゆるいフォトポタに欠かせないのが愛してやまないフロントバッグのひとつ、オルトリーブの「アルティメイト6」シリーズです。

F4通しの便利ズームを装着したフルサイズ一眼がスポっと入る収納力を持ちながら、決して大きすぎないサイズ感。DAHON K3でもTyrell IVEでも、ゆるポタの友として愛用しまくっています。ディスコンになってしまったブロンプトン用「ミニOバッグ」とかなり近いサイズ感と機能性を持っているのですが、アルティメイト6は「マグネット留めでワンタッチオープン」という開閉しやすさが(以下、アルティメイト6について無駄に語った1万2000文字削除)。

というわけで最高過ぎるフロントバッグ「アルティメイト6」をキャリミにも取り付けたい!と考えたのですが、そこで大きな壁にぶち当たりました。

キャリミの純正パーツ「フロントバスケットマウントブラケット」に「RIXEN&KAUL フロントアタッチメント KF810」を組み合わせれば、リクセンマウントを採用している「アルティメイト6」は普通に取付可能です。

しかしながら、ブラケット+アタッチメントという構成だと前方向への出っ張りが極大になります。輪行袋から思いっきりハミ出すうえに、見た目(重要)も好みではありません。

どうしたもんかなぁ…と思ってネットを彷徨っていて見つけたのが、がらぽん(@yumegarapon)さん制作の本品「CarryMe用リクセンカウルアタッチメント用のアダプタ」です。

CarryMe用リクセンカウルアタッチメント用のアダプタ by がらぽんさん

キャリミのマウントとRIXEN&KAULの「キャディー(KR851)」のバッグ取付部分を接続するパーツなのですが、あたかも純正パーツのようにスッキリとアタッチメントが取り付け可能になります。

こちらは3Dプリントサービス「DMM make」を通じて頒布されていて、「MJF PA12GB(ブラック)」「MJF PA12GB(ブラック・磨き)」の2種類がラインナップ。500円程度の差額で見映えがよくなるそうなので、自分は「ブラック磨き」の方を選択。ポチってから、だいたい7日程度で到着しました。

さっそく開封/取り付けしてみましたが、とても個人制作のパーツとは思えない仕上がりです。「コレ純正品だよ」と言われて渡されたら、思いっきり信じてしまうでしょう。

CarryMe用リクセンカウルアタッチメント用のアダプタ by がらぽんさん

おかげさまで、アルティメイト6を超スッキリ取り付けることが可能になりました。
ありがてぇ…ありがてぇ…。

オルトリーブ アルティメイト6とCarry Me

そうそう、取付にはネジ類の購入が別途必要なのですが、近所のホームセンターであっさり全部揃いました。

ネジ類

(心の声)ブロンプトン用/互換のキャリアマウントに、リクセンのアタッチメントが取り付けられるバージョンがあれば最高なんだけどなぁ…。

[Ortlieb] トランク
ORTLIEB(オルトリーブ)

チェーンテンショナー保護板2枚セット【CARRYME BIKE】

締め付けに弱い純正のチェーンテンショナーを保護する機能を持った、ステンレス製のプレートです。より強い締め付けにより高負荷時もチェーンが緩みにくくなり、登坂に強くなるパーツとのこと(説明書きの斜め読みによる雑な理解)。

チェーンテンショナー保護板2枚セット【CARRYME BIKE】

私はへっぽこな脚力しか持ち合わせていないので、キャリミで登坂するつもりは一切ありません。試乗のときに登った、谷戸坂(元町から港の見える丘公園までの登坂/距離0.27km、獲得標高25m 平均勾配9.2% ※Stravaのセグメント情報)ですら、全身バッキバキになるダメージを受けています。

キャリミでヤビツ峠になんて、本当に絶対に行かないよ!もし行ったら、木の下に埋めて貰っても構わないよ!!

それはさておき、可動箇所周辺の剛性を上げるチューニングってパフォーマンス的には向上方向の影響しかないような気がします。平坦路でも、走行パフォーマンスの向上を期待しちゃっていいんじゃね?キャリミはただでさえ走行性能が低いんだから、こういう地道なパフォーマンスアップが地味に効いてくるのでは?

という妄想に基づき、必要以上の勝手な期待と共にポチりました。ノーマル状態でしばらく走ってみたあとに、装着して違いを感じ取れるのか試してみたいと思っています。ただし乗り手がニブチン野郎なので、差異を感じとれない可能性大なのは否定できないところですが(涙)。

こちらも個人制作で、BOOTHからの購入になります。ポチってから到着までは、7日程度でした。

XOSS G+ Gen2 サイクルコンピュータ

超コスパなサイコンとセンサーを販売している、XOSS社のGPSサイコン。同社のサイコンはナビゲーション機能を持った「XOSS NAV」を筆頭に、外部センサーとの接続機能が無い(=ハートレートやケイデンスが表示できない)超割り切りモデル「XOSS G」、外部センサーとの接続が可能な「XOSS G+」の3シリーズがラインナップ。

本機は「XOSS G+」シリーズの最新版「Gen2」で、操作ボタンの位置が本体下部に移設されているほか充電端子がUSB-Cにアップグレードされています。

XOSS G+ Gen2 サイクルコンピュータ

キャリミでスポーツ走行をするつもりはないから、走行ログだけ取れればいい。手持ちのGARMINだと、機能過多になっちゃうよね。だからシンプル機能の「G」シリーズをキャリミ専用に買おう!

と思ってAmazonの奥地に向かったのですが、XOSS G Gen2が在庫切れ。旧モデルのXOSS Gが、なぜかアップグレード版のXOSS G+ Gen2より高い!という謎の逆転現象が起きていたので、本機をポチる結果になりました。

落ち着いて考えると、これって結局GARMINを使うのと何にも変わらない。ただ無駄遣いしただけじゃね?

という疑問が浮かんでは消えるのですが、これ以上は考えないことにします。本稿を閲覧しているであろう親族約1名には、嫁様にこの事実を密告しないよう強く強く申し添えます。

MKS FD-7

「自転車ペダルの新たなフォルムを創造し、高品質な次世代ペダルへ夢をつなぎます。」という企業タグラインのもと、高品位なペダルを製造販売する国産ペダルメーカー三ヶ島製作所。「FD-7」は高い剛性感と回転のよさに定評のある、同社の折りたたみ式金属ペダルです。

MKS FD-7

ペダルの軸部分がボタンになっていて、押し込むとロックが外れて踏面が折り畳まれます。10年以上前に前モデルのFD-6を購入して以来、同社のペダルには絶大な信頼を置いていますが、FD-7もキッチリとした仕上がりで期待を一切裏切りません。素晴らしいですわ!

シルバーとブラックのうち、より引き締まったイメージのあるブラックのほうを選択。

ベト(BETO)サスペンションポンプ エアサス用 米式バルブ対応

普通の自転車以上に、空気圧の管理が大切になる極小径車キャリーミー。けれどキャリミのタイヤのエアバルブは、そのホイールサイズを反映してバルブの周辺に余剰空間がほぼありません。余りの狭さに、手持ちのフロアポンプ(パナレーサーとTOPEAK)だとポンプヘッドを差し込むことすらできませんでした。

終了!!

というわけにもいかないので、機材箱の奥にあったネジ込みタイプの米式ポンプヘッドを引っ張り出して付け替え。エアの補充を、なんとか完了できました。

これでひと安心…と、思ったのもつかの間。ねじ込み式ポンプヘッドは、回転して取り外す途中でエアが漏れまくってしまいます。多めに入れて多少はエアが抜けても大丈夫なようにしましたが、結局いまの空気圧が適正なのか過剰なのか不足なのかはサッパリわかりません。

どうすりゃいいんだ?こんなの!!!

頭を抱えていたところ、杉並区の某有名小径店様のブログに解答がありました。

「バルブコアを押すシステムが単独で可動する」ポンプを使用する

wadacycle newsより引用

というわけで、そのシステムを有するポンプをポチッとな。情報のタダもらいしてすみません…ちょうどAmazonギフト券の手持ちがあったんです…。

MERRELL JUNGLE MOC SPORT 2

米国のアウトドアブランド、MERRELL(メレル)製のスリップオンシューズ。「JUNGLE MOC SPORT 2」は、2023年2月に限定発売されたモデルです。靴紐がないので、巻き込み事故の可能性はゼロ。しかも「スポーツ」を冠しているだけあって、ライニングに通気性の高いリサイクルメッシュ素材が採用されています。フラペ乗車用途には、もうピッタリすぎる一足。

MERRELL JUNGLE MOC SPORT 2

履き心地とスリップオンのラクチンさを心底気に入っていて、オンオフ両方でジャングルモックシリーズを長年愛用中。もう、このシリーズ何足買っているかわかりません。欲を言えば、以前ラインナップされていたゴアテックスのモデルを再販してほしいところです。

ERGON GS1 Evo

手のひらで荷重を受けとめてくれる、エルゴンのグリップ。いつもはバーエンドバーのあるモデルを愛用していますが、キャリミでは登坂もしないしガチ走りもしないので通常モデルを選択。GCSの店長様に「内側に固定ボルトがあるモデルの方がよい」とのことで、コレをお勧めされました。

私は自転車については完全な素人(素人以下だろ!というツッコミ不可)なので、プロの意見には素直に従います。というわけで、車体と一緒に購入。

ERGON GS1 Evo

いやー、やっぱりエルゴンはええですなぁ。個人的には、フラットハンドルにエルゴンを装着しない選択肢がありません。

そうそう、念の為に申し添えますが、サブネームの「Evo」がカッコイイ!!コレしかない!!という選び方をしたわけではありませんので、決して誤解の無きようにお願い申し上げ候。

イージーセパレートカバー for Carry Me

横浜、山下公園近くにあるオシャレな折り畳み自転車専門店「グリーンサイクルステーション」で販売されている、オリジナルのキャリーミー用輪行カバーです。GCSさんのサイトを参照していただいたほうが話は早いのですが、サクッと特長をまとめます。

  • マグネット+ベルクロで留めで、開閉が超簡単。カバーを被せた状態でも隙間から手を差し込み、そのままフレームを掴んで持ち運べる。
  • アンダーカバーだけを取り外してキャスターホイールを露出させることで、カバーを被せたまま転がし移動ができる。
  • しっかり厚みがある生地が使われていて、耐久性に関する安心感は絶大。それなのに、畳むと思いっきりコンパクトになる。
  • 収納袋にストラップが縫い付けられているので、そのままサドルなどに固定が可能。カバーを被せたあとに巻き付けて固定すれば、収納袋を紛失するリスクも激減。

イージーセパレートカバー for Carry Me

以上のような高い機能性を持っていて、普通に、いや普通以上によくできた輪行袋です。キャリミ輪行を研究し尽くしていること、そしてGCSさんのこだわりと心意気とキャリミ愛を感じさせます。

イージーセパレートカバー for Carry Me

そんなイージーセパレートカバーは、通常価格8,800円。なのですが、GCSのスタートキャンペーン期間中はなんと<<無料!!>>

く…屈しますぅうう…!

領収書

GCSさんのサイト内を見てみましたが、通販ページが見当たらないので欲しい方は店頭まで。

そういえば購入したオプションの総額、車両価格の10%を軽くオーバーしているような気がしますが、気のせいですよね。気のせい…。

著者
などかず

美味しくご飯を食べることをモチベーションにペダルを回し、機材の性能に頼り切って「頑張らないことを頑張る」物欲系へっぽこ自転車乗り。リアルで自転車に乗れない週末にはZWIFTで合計100km以上のバーチャルライドを欠かさないものの、脚力や走行スキルについての言及は意図的に避けている模様。愛車はLOOK675、ブロンプトンCHPT3 V2、タイレルFX(これだけとは言ってない)。

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