シマノが今年のツール・ド・フランスのニュートラルサポートを担当することになったようです。YouTubeの#RideShimanoアカウントで、同社専務取締役・バイシクルコンポーネンツ事業部長の島野泰三氏が発表しています。
動画中、氏は英語で次のように語っています。
- こんにちは、私は島野泰三です。弊社の100周年に、弊社のスポーツ史に新章を開始することに興奮しています
- 弊社はニュートラルサポートとしてA.S.O.イベントをサポートするパートナーシップを締結しました
- これによりA.S.O.イベントに参加するライダーたちへファーストクラスのサポートの提供が可能となり、彼らは再び走り出しレースに復帰できるようになります
- シマノの役割は人々をスポーツへとインスパイアし、自転車を最高の状態に維持することです
- 重要なニュートラルサポートの役割、とりわけサイクリングにおける最もハイプレッシャーで、世界で最も視聴率の高いスポーツイベントでのサポートにより、それがまさに可能になります
- A.S.O.と協業することで、シマノはこのスポーツに、そしてこのスポーツに参加するアスリートに、彼らがトップレベルで能力を発揮するためのサポートを提供できることになります
- 私達は企業として、世界中のシマノディーラーの仕事のクオリティに大きい誇りを持っています
- A.S.O.とのこのパートナーシップは、彼らが提供できるサービスの最良の例です
- このパートナーシップのおかげで、新しい世代の人々がもっと頻繁に自転車に乗るようになることだけでなく、シマノのクオリティへの信頼向上、新規顧客・既存顧客の需要に応えられるような多くの機会を提供できるようになることを望んでいます
- 皆様がツール・ド・フランスで競技する方であれ、レタップ・デュ・ツールのようなスポーツイベントに参加する方であれ、あるいは単に観戦する方であれ、今年の後半、私達は皆様に路上でお会いするのを楽しみにしています
この動画が出る数日前からTwitterアカウントなどではMavicによるツール・ド・フランスのニュートラルサポート終了のニュースが流れていましたが、YouTubeアカウントでシマノの自転車部門のトップ・島野泰三氏が直々に発表されたのは驚きました。
登場が間近とされている新型デュラエース、そして今年のツール・ド・フランスを走ることになる「シマノ・ブルー」のニュートラルサポートカーが、シマノ100周年の門出を飾ることになりそうですね。