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Schwalbe CLIK(独自規格バルブシステム)の長所と短所:一部の空気圧ゲージが動作しない?(海外掲示板から)

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Schwalbeがだいぶ前にリリースした独自規格のバルブシステム「CLIK」が流通しはじめたらしく、実際に使用したという方の感想を海外掲示板で見かけたのでご紹介します。

image from schwalbe.com

出典 Presta no more…(Reddit)
参考 Schwalbe Clik Valve | Schwalbe(シュワルベ公式サイトでの製品紹介)

以下、スレ主さんによるまとめです。

好きなところ:

  • CLIKは作りがしっかりしていてタフ
  • 動きにくい。エアロック・メカニズムがちゃんと仕事をしてくれる。空気を入れて、後は忘れるという感じである
  • CLIKは本当にクリック感がある。バルブコアとポンプヘッドの接続具合には満足感がある
  • CLIKのアダプターポンプヘッドは通常のポンプに簡単に装着できて、すると完全な体験を得られる(※筆者注:一般的なプレスタ対応ポンプでも空気は入れられます)
  • 互換性。CLIKバルブは大部分の普通のポンプでも使えるし、CO2インフレーターでも使える(しかしスクリューオンタイプでは使えない)

好きでないところ:

  • 互換性(の欠如)。私が持っているSKSのエアチェッカーはCLIKバルブにはまりません。読み取ってくれません。タイヤの空気圧を細かくチェックする人には悪いニュースです
  • CLIKのポンプヘッドはCLIKバルブでしか使えません。最終的には閉ざされたエコシステムに組み込まれることになります

このSchwalbe CLIKは通常のバルブのコアだけを交換する感じで使えるとされています。またスレ主さんによるとCLIK専用ポンプヘッドを手持ちのポンプに装着するのは2分だったそうです。

スレ主さんは英語圏ではない国の方らしく、CLIKはスレ主さんの国ではもうすぐ店頭に並ぶそうです(恐らくドイツ)。

プレスタバルブのようにコアが曲がりやすかったり、シーラントの詰まりが少ない。片手でワンクリックでヘッドとバルブを接続できるという長所があるようですが、SKSの空気圧ゲージが使えないというところが若干気になるところです。せめてPanaracerのゲージが使えたらいいですね。

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なおコンバージョンキットを使えばハンドポンプもCLIK化できるそうですよ。14インチや16インチなどの小さいホイールでは特に便利そうな気がします。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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