最近の私のハンドルバーバッグに入っている、3つのボトル。日焼け止めスプレー、花粉をブロックするスプレー、そして右端の透明なものは… 携帯用スプレー容器に入れた「ハッカ油」です。
春夏のライドの虫よけ対策に、数年前から「ハッカ油スプレー」を自作して使っています(2022年の下の記事でも詳しく紹介しています)。

ハッカ油に虫除け効果はあるのか:林道サイクリングで使ってみた感想
森林でサイクリングをしていると、蚊やブユやハチ、正体不明の小さい羽虫にたかられる季節です。休憩中はもちろんのこと、低速でのヒルクライムや自転車を押し歩いている時など、私達が吐き出す二酸化炭素や体温を察知しブンブン飛んできて鬱陶しいことこの上...
当初は「ハッカ油 + エタノール」の組み合わせでこの忌避剤を作っていたのですが、エタノールが化繊のサイクルウェアにダメージを与える、という情報を読者の方にいただいたことと(ありがとうございます)、エタノールのかわりに水で希釈しても(※正確にはハッカ油は水には溶けませんが)実用上は問題ないように感じられるので、最近はずっと水に混ぜて使っています。
使用するハッカの精油の量は 本当に少し でもかなりの匂いがひろがります。携帯用のスプレー容器に対しては、数滴落とすだけでOKです。試したことのない方は、ブヨ(ブユ・ブト)が活動を本格化する梅雨に入る前にこのハッカ虫よけを自作してみてはどうでしょうか。個人的にはかなり効いているように感じています(特に正体不明な小さい虫が寄ってこなくなる印象があります)。
私はライド前に、全身に噴霧しています。皮膚に対しての刺激がかなり強いので、顔などには絶対に直接吹きかけてはいけません。ロングライド中や特に虫が多そうなエリアに入ったと感じた時は、追加でスプレーします。携帯にちょうど良いサイズの容器は、ダイソーやセリアなどの100均ショップで手に入りやすいと思います。自転車キャンツーでも便利に活躍しますよ。