欧米の冗談警察に指名手配されているインスタの自転車ネタアカウント・Feedzone Newsにこんな面白い投稿がありました。題して「地元男性、チタンバイクを買おうとして身分証の提示を求められる」です。
なんか法律で40歳以上じゃないと買っちゃいけないらしいよwww
高いから? 若いとその魅力がわからないから?
なんでだよwww そりゃチタンバイクは高価です。そういえばカーボンバイクは相当安くなってきて、最初の1台がカーボンだったという方も珍しくないと思いますが、チタンフレームはなかなか値段が下がらないですよね。カーボンのエントリーモデルは存在しても、チタンのエントリーモデルというのはたぶん存在しないのではないでしょうか。
キャプションにはこんなことが書かれています。
この出来事は(チタンバイクの)合法的なライドを可能にする年齢を35から40に引き上げる条令285が通過した後に発生した。
これは十分な可処分所得のある人以外はチタンに手を出してはいけない、ということなのか。それとも40歳以下の人間にはチタンの魅力はわからないとでも言うのか。それとも健康を害する恐れがあるのか…
チタンも安くなってきた
でもよくよく調べるとチタンフレームも安いものが目立ってきました。下は高級イタリアンブランドNeviのグラベルフレーム。ベラチスポーツだと¥241,742なので(記事執筆時)、高級クロモリフレームとあまり変わらない値段です。
あ、それはベラチが安いだけなのか。デローザのチタニオ・ソロの価格を調べたところ、国内税別定価が¥960,000。ベラチだと¥463,013です。うん、この問題はこれ以上書くのやめておこう。
街の人の反応
さてこの投稿に街の人は:
- これからチタンバイクを買う時は国境を超えてカナダに行かないといけないな(頭を振る)
- よう兄ちゃん、偽造身分証、あるよ?(トレンチコートを開く)
- ほんとこの通り。僕は父さんの身分証を盗まないといけなかったよ
- 40はまだ早すぎる。またはまだ十分ではない
はじめての自転車がチタンだった、という方もいるのでしょうか。かなりレアケースだと思いますが、自転車ジャーナリストの安井行生氏の最初のロードバイクはチタンフレームのPanasonic FCT06だったそうです。
サイスポ7月〜9月号はチタンフレーム特集でした
最近のサイクルスポーツ(2019年7月〜9月号)では3号連続でチタンフレームについての特集がありました。チタンのことが一通りわかる内容で大変勉強になりました。未読の方は是非どうぞ。Kindle Unlimited会員の方ならどれも無料で読めます。
というか、ちょっと待て! いま調べていたら今月20日発売予定の11月号は「ディスクロードの正しい買い方」という特集があるようです。これも面白そうですね。
八重洲出版 (2019-09-20)