Tips & How-toボトル関連

スポーツサイクルでもペットボトルを使いたい。どうすればいい?

エアロロードでサイクリングロードをガチで往復してくる、なんていう時は普通のサイクルボトルでいいですよね。でももう少しゆるいライド、ツーリング的なライドを楽しむ場合、自動販売機のドリンクを利用したいと思うことがあります。

スポーツサイクルでもペットボトルを使いたい。どうすればいい?

ポタリングに出かける時にサイクルボトルを用意してドリンクを作って… というのはひと手間かかります。日本国は世界でいちばん自販機が多い国なので、そのメリットを活かしてとりあえず外に出て、そのへんの自販機でペットボトルのドリンクを調達する、というのもありです。

そこで問題になるのが、サイクルボトル用のボトルケージに市販のペットボトルドリンクを入れると隙間ができて走行中に落ちてしまうということ。果たしてどんな解決法があるのでしょうか。

Bikeguy バイク用 ペットケージ

いちばん簡単なのはズバリ、ペットボトル専用のボトルケージを使うことです。いくつか製品が出ていますが、その中で

  • デザインがすっきりしている
  • 安い

という条件を満たしているものとして私がいちばん好きなのがこのバイクガイのペットケージ。実測重量はボルトなしで51gです。お値段は¥607(記事執筆時)。素材は、アルミです。

Bikeguy バイク用 ペットケージ

これは500mlサイズならもう文句なくどんなペットボトルでも入ります。ちょっと太めのコーヒー入りボトルなども入ります。

Bikeguy バイク用 ペットケージ

色はシルバーの他にブラック、ブルー、レッドもあります。私はシンプルにシルバー。もう迷ったらこれでいいのではないか、と思います。ただしサイクルボトルは入らないので、もうひとつのボトルケージがツール缶などで埋まっていなければそちらをサイクルボトル対応ケージにすると良いでしょう。

Zefal ボトルケージ クラシックボトルケージ

でもボトルケージひとつしか空きがないんだよな… なんとか1つのボトルでペットボトルもサイクルボトルも使えないものか。

私もそんな悩みを持っていたのですが、最近はゼファールのこのボトルが問題解決してくれました。

Zefal ボトルケージ クラシックボトルケージ

これ、すごくいいんですよ。実測重量は87gとわりとあります(公称重量80g。ちょっと差が大きい)。そしてペットボトルを入れると、こんなふうに隙間ができます。できるのですが…

Zefal ボトルケージ クラシックボトルケージ

このケージ、スチール製でいい感じに曲がってくれるんですよ。ちょっときつめにすると、写真のような細めの水のペットボトルでもしっかりホールドしてくれます。さらにレザーの滑り止めが抜群に効いていて、走っていてボトルが吹っ飛ぶこともありません。

Zefal ボトルケージ クラシックボトルケージ

普通のサイクルボトルを使いたい時は、上のきつめの状態でも入らないことはないですが、ケージを手でちょっとだけ広げてやると普通のボトル対応になります。

何百回も広げたり狭めたりすると金属疲労でいつか折れるかもしれませんが、普段はボトル専用だけどふらっと何も用意せずに出かけてしまおう、なんていう時に柔軟に対応できます。ケージも細身で、レザーもカッコいいです。ただしカーボンエアロロードにはあまり似合わないかもしれません。

個人的にかなりおすすめの製品です。それに意外と安いです。本記事執筆時点で¥1,185です。

UNICO BIKE’N ROLL ステンレスボトルケージ シルバー

次に紹介するものは、基本的にサイクルボトル専用の製品です。実測重量は最初に紹介したBikeguy製品と全く同じ、51gです。こちらの素材はステンレススチール。

まあとにかくデザインがいいです。シンプルかつ優美。スチールのロードにはよく似合います。

UNICO BIKE'N ROLL ステンレスボトルケージ シルバー

でもペットボトルを入れるとこんなふうに隙間ができてしまいます。走行中に落ちます。

UNICO BIKE'N ROLL ステンレスボトルケージ シルバー

じゃあどうするかというと、100均で売っているペットボトルカバーを使ってもいいし、そうでなくても、隙間にハンドタオルを詰めれば良いのです(まぁハンドタオルをいつも持っていればどんなボトルケージでもペットボトルが使える、という話になるんだけど…)。

というわけでこの製品、本記事では番外ではありますが、あまりにきれいなので紹介しておきます。値段も安くていいです。¥1,598。

実はこのUNICO BIKE’N ROLLに非常に良く似たデザインの、500mlペットボトル対応のケージがあります。「NITTO ボトルケージ 500」というもので、それもすごくいいのですがamazonで¥4,072します。お金のある方はそれを選んでも良いでしょう。きっとモノはいいはずです。

UNICO(ユニコ) BIKE'N ROLL ステンレスボトルケージ シルバー
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NITTO(日東) ボトルケージ 500
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TOPEAK モジュラーケージ2

最後に「サイクルボトルにもペットボトルにも対応できる最定番の製品」を紹介します。トピークのモジュラーケージ2です。

これは、私はいま持っていないのですが、むかし使っていました。ボルトでケージの幅を変えられる仕組みで、ほぼどんなサイズのボトルにも対応できる間違いのない製品です。公称重量は72g。

当時乗っていたバイクで使うにはデザインが少しごつい感じがしたのでやめてしまいましたが、これは日本で最も売れている万能ボトルケージと言っても過言ではないでしょう。

TOPEAK(トピーク) モジュラーケージ2
トピーク(TOPEAK) (2011-12-02)
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著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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