眠い…眠すぎる…いくら寝ても…まだ眠い…だるい…だるおも…
俺は…何か深刻な病気なのか…
そう思ったのは9月16日、敬老の日のことでした。それで前の晩からずっと寝続け(朝は書き終えていたブログ記事を公開したりしましたが)、ひたすら寝っぱなしでした。
7月からインドア・サイクリングの「Zwift」をやるようになり、かなりの頻度で乗るようになっていたので、疲れがたまっていたのだろうか、とも思いました。その2日前も乗っていたので、そのせいだろうか。あるいは花粉症も重なっているのか…
意外な原因
そこでふと、Twitterの検索窓に
眠い
と打ち込んだところ、
眠い 気圧
というサジェストが上がってきました。
これは…!! と思い、早速iPhoneアプリの「頭痛ーる」を起動しました。すると9月15日の夜8時頃から敬老の日の午後2時くらいにかけて、気圧が急激に下がっていたことを知ったのです(下の画像の左側)。
1日で10ヘクトパスカルほど下がると体調不良を訴える人が増える、という研究もあるようです。上のグラフを見ると、確かに9月16日は10hPaくらい下がっていますね。しかも短期間で… ラテックスチューブかよ… みたいな下がり方です。
主な症状は、人によって頭痛だったり、倦怠感だったり、眠気だったり様々らしいですが、私の場合は頭痛はなく、倦怠感とものすごい眠気でした。
上の画像の右側は、この記事を書いている9月19日(水)の気圧の変化ですが、お昼ちょっと前にヤバい感じのスパイクが発生しています。赤い枠線で囲んだ部分です。この後も大きめの変化があるらしい… もちろん今日も体調は絶不調です。
低気圧でなぜ体調が悪くなるのか
急激に気圧が下がるとなぜ体調が悪くなるのか。諸説あるようですが、いわゆる「自律神経の失調」が原因と言って良いようです。特に副交感神経が優位になり、リラックスというか、ダウナー系というか、グッタリというか、そんな感じになるようです。
対策としては「交感神経を優位にさせる」ことらしいですが、コーヒーを飲んでカフェインを摂取したくらいではとても太刀打ちできないような眠気と倦怠感でした。というか、飲みたいのですが、コーヒーを作ることさえ億劫です。飲みに行くのも無理。「コーヒーを飲みたい」と考えながらひたすらグッタリしているのみです。
耳をひっぱったり(内耳に気圧を感じるセンサーがあるらしい)、ちょっとでも運動すると良いらしいので、部屋の中の自転車にまたがってインドア・サイクリングをやればだいぶマシになったのかもしれませんが、その敬老の日はとても自転車にまで身体を運べないくらいのだるさと眠さでした。
それにしても、若かった頃はこんな経験をした記憶がありません。学校の同級生の女の子が
低気圧のせいで、気分がブルーなの…
台風が来ると、何もやる気がしない…
などと言っているのを聞くと、何言ってんだ、気圧とか関係ないだろ、センチメンタルなやつだな、夢見る乙女かよ。などと思ったものです。俺が悪かった。
現在こうした症状は「気象病」という名前で呼ばれているらしく、症状を覚える人も増えているようですが、これは加齢とも関係があるのでしょうか。
Twitterで「眠い 気圧」で検索したら、もう出るわ出るわ、いくら寝てもまだ眠い、という人々が本当にたくさんいました。しかも10代っぽい方も多いので驚きました。自分が10代の頃は気象病という言葉はなかったと思いますし、台風で体調不良、などという記憶もありません。
それとも私が若かった頃よりも、最近の気象・気圧は変化が激しくなったのでしょうか(これは気圧変化の統計を何十年分か調べると面白いかもしれません。問題は、いまだるすぎてそんなことをやる気がまったくしないことです。眠い…)。
いまは台風の季節なので、これからも当分この気象病との戦いが続きそうです。この記事も、書きはじめるにあたって、机の前に座るまで大変な精神力が必要でした…
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