初めまして、桜内梨k…すみません、すみません!! CBN Blog 駄文担当、nadokazuです。
このところ「Road Grand Tours」で遊びまくりながら、スクリーンショットを撮りまくっているのですが、日に日にこんな疑念を感じることが多くなっています。
それは「Road Grand Tours」の中の人の、アバターの作り込みに対するコダワリが尋常じゃ無い…ということ。
それは「すごい」というレベルを軽々と追い越して、もはや「トンデモ」な領域にまで達してしまっているのではないか、というレベルです。
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キャプチャーを撮りながら一人で興奮しているのはあまりにも寂しいので、そんな細かすぎて誰にも伝わってないであろう、トンデモな作り込みをサクッとご紹介します。
拡大表示も余裕!チェーンの1コマまで再現。
以前の記事でも書きましたが、もう一回ご紹介させてください。自分が「この3DCGモデルの作り込みは、頭がおかしくないか?(褒めています)」と、最初に感じたのはこのチェーンを見たときでした。
まずは動画を御覧ください。
チェーンの1コマまでが判別できてしまう、3DCGモデルの作り込み。これ、普通に異常ですよね?
▼あまりにも細かすぎるチェーン。
そもそもチェーンなんて、走っている時は高速運動する部分。手を抜いてしまおうと思えば、いくらだって手が抜けるところのはず。というか、こういう部分ってデータ量少なくなるように作って、CPUやGPUの負荷を減らすようにするものじゃないんですか??
それなのに!なんですか、このメーカーさんからCADデータもらって作ってるんじゃないの? と、思えてしまうような凝り方。しかも動かすためには、ドえらく細かな設定とかが必要になるはずですよね?(ご搭乗のお客様に、3DCGにお詳しい方はいらっしゃいませんかー!!)
いいんでしょうか、こんな部分にこれだけの手間暇かけちゃって…?
ドロップハンドルは、いろいろな握り方ができます。それはわかりますが。
リアリティを追求しすぎている、Road Grand Toursの3DCG。そのコダワリはアバターの指先ですら、見逃すことを許しません。
たとえば、ヒルクライム時のアバターの状態を見てみましょう。すべての指を使い、グイっとハンドルを握りしめています。
▼ブラケットとハンドルを握りしめる。ちなみに拡大すると、巻かれているバーテープが判別可能です。
まぁ、これはわかります。どちらかと言えば、ここはむしろ上半身が巨大化した感じになっている、カメラワークのほうにツッコミを入れるべきところでしょう。
さてさて、地獄のヒルクライムが終わって、溜めまくった位置エネルギーを解放するときがやってきました。下り坂を楽しむ時間です!そんなダウンヒルのポジションでは、アバターは下ハンを握るようになり、人差し指をブレーキレバーに引っかけた表現に変更されます。
なるほど。素晴らしいコダワリです。ブレーキ機能のないトレーナーで、それが必要なのかどうかはさておき。
▼下ハンで指を引っかける。
そしてそして、ヒルクライムのキャプチャーを撮っているときに、たまにアバターの手元が微妙に動いていることに気付きました。
これは一体なんだろう…? と、じっと観察を続けていると、わかってしまいました。
Road Grand Toursのアバター、斜度がキツくなったら、いちいちシフトダウンしてます!
…いや、普通に考えたら、動作としては当たり前。おかしな部分なんて、皆無です。
なんですが、誰・も・見・て・な・い・だ・ろ・こんなの!!
▼全力シフトダウン。
そもそも、アバターがクイクイっとシフトダウンする動きをするのに、いったい何の意味があるのでしょう…? しかも、後方からの視点だと、そんな動きをしているなんて、かなり注意深く観察してもわかりません。このキャプチャーだって、撮るのにえらく苦労しました。
こんな一瞬の動きために、どれだけの処理を中の人たちが行ったのか。無駄すぎて泣けるほど素晴らしいぞ!Road Grand Tours!!
再現度が高すぎるサイクルコンピュータ。
RGTのアバターが乗っている自転車には、Wahooのサイクルコンピュータが装着されています。…って「サイコンが、メーカー名までわかってしまう状態で再現されている」というのが、そもそも普通じゃない気がするのですが、かなり精緻に作られている感じだったので拡大してみました。
いや、もうどんなことがあっても、驚いたりしませんけどね。
えええええええええ!!!!
ちゃんとスピードや時刻や走行距離が、サイコンに表示されてるよ!!!!!!
▼目を疑ったサイコンの再現性。
動画で撮ってないので、動いているかどうかまでは不明なのですが、パッと見かなりリアルな数値になっているように感じます。まさか…アバターの速度とかちゃんと反映させたりしてないですよね?
というわけで、誰も気付かないであろうサイコンの数字なんていう部分まで、解像度の限りを尽くして再現しようとする「Road Grand Tours」。もう大好きです。
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