使いやすくてコスパの良いクランプ式メンテナンス・スタンドはこれ

#ステイホーム、で自転車に乗れない日々が続いたら愛車を本格的にメンテナンスしてみてはどうでしょうか。チェーンやスプロケット、ディレイラーといった駆動系パーツのクリーニングは勿論、クランクを外してBB回りをきれいにしたり、ケーブル類を交換したり、変速を調整したり…

そんな作業に向いていて、手頃な値段ですぐに手に入る便利なメンテナンススタンドをご紹介します。

ウルトラスポーツ 自転車メンテナンススタンド

それはこれ。この記事を書いている時点で¥7,374で買える、「ウルトラスポーツ 自転車メンテナンススタンド」というクランプ式のワークスタンドです。クランプする部分は水平にも垂直にもできるので、トップチューブだけでなくシートポストもクランプすることができます。

ウルトラスポーツ 自転車メンテナンススタンド

ウルトラスポーツ 自転車メンテナンススタンド。赤い部分に注目

ところでこのスタンド、私は持っていません。えっ、使ってないものをおすすめするなんておかしいだろ! はい、その通りです。

でも下の写真を見て下さい。クランプする水色の樹脂パーツやレバー、ノブの形状、上の画像の赤い部分とそっくりだと思いませんか。

筆者のX-TOOLSメンテナンススタンド

筆者のX-TOOLSメンテナンススタンド。パーツを見るとウルトラスポーツの製品と同じに見える

これは私が使っているワークスタンドで、Wiggleではこのページ、Chain Reaction Cyclesではこのページで販売されている「LifeLine – X-Tools 折りたたみ式バイクワークスタンド」と呼ばれる製品ですが、見たところ同じメーカーによるOEM製品ではないかと思います。

ただ100%同じ製品というわけではなく、ヘックスレンチを挿しておけるパーツトレイや、足先の接地する部分の形状だけちょっと違うようです。でも他のパーツからすると、まぁ90%以上の確率で出どころは同じだと思います。

というわけで、ほぼ同じものだと仮定してこの製品のちょっとした短所を最初に書いておくと、クランプする水色(または赤色)の樹脂パーツが使いこむうちにズレてくることと(上の写真の右下にその様子が写っています。わざとずらしておきました)、うちの場合はハンドルを固定するスタビライザーが壊れてしまったことです(下の写真で白い矢印で示してあるパーツ)。

ウルトラスポーツ 自転車メンテナンススタンド

amazonの自転車メンテナンススタンド

クランプ部の樹脂パーツは、一度外して瞬間接着剤などで固定してしまったほうがいいかもしれません。スタビライザーは、私のものはネジを回してもなぜか固定されなくなってしまい、うまく修理できなかったのでもう捨ててしまいましたが、この機能が必要ならダウンチューブとフロントホイールをベルクロなどで束ねておくと良いでしょう。

スタビライザーが壊れたのはちょっとガッカリでしたが、自分には必要不可欠なパーツではないので個人的には良しとしています。

本体は必要十分な強度があってクランプ力も十分、あと見た目ほど重くないので、使うたびに展開したり畳んだりといった作業があまり大変ではないところも気に入っています。

私はX-TOOLSメンテナンススタンドを¥7,498で購入しましたが、この記事を書いている時点でCRCでは¥11,550に値上がりしています。また、日本への配送も普段より日数がかかるようです。

amazonで売っているウルトラスポーツのメンテナンススタンドは¥7,374で、私がCRCから買った時よりも安くなっています。しかもamazonの在庫もあるので数日で届きます。

Park Toolのような高級品ではないですが、値段を考えるとかなり良い製品だと思います。amazonでも2200以上の評価が残されていて総合評価は星4.5。Amazon’s Choiceラベルも付いていて、使っている人はかなり多そうですね。

力のかかる作業なら「のせる」タイプを選ぼう

こういうクランプ式のワークスタンド全般に言えることですが、大きい力のかかる作業にはあまり向いていません。たとえば固着したBBを外したり、クランクを叩き出すような作業は、工夫すればやれないことはないのですが、不安定なのでおすすめしません。

あとカーボンフレームのトップチューブやシートポストをクランプする場合は、そういった力のかかる作業は厳禁です。そういう場合は下のミノウラのレーススタンドやTacxのような「のせる」タイプの製品が向いています(※お値段は倍以上になるけど…)。

ウルトラスポーツのメンテナンススタンドでも、シマノのホローテック系のクランクやBBの脱着は(固着していなければ)問題なくやれると思いますが、カンパニョーロのクランクのように40Nm以上もの大きいトルクをかけて締め付けるような作業をする場合も、フロントフォークとボトム・ブラケットで全体を支持するタイプのもののほうが安心してミスなく作業できます。

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