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新型コロナの流行は「眠れるサイクリスト」を目覚めさせた? Raphaの業績が好調な理由

高級サイクルアパレルブランドの代名詞、Raphaの2020年の売り上げは非常に好調で、同社CEOのSimon Mottram氏によると「コロナは3度目のサイクリングブームを発生させている」とのことです。イギリスのThe Telegraph誌が伝えています。

出典 Rapha boosted by ‘third cycling boom’ during pandemic(閲覧要登録)

  • Rapha CEO Simon Mottram氏は「3度目のサイクリングブーム」が来ていると語った
  • Raphaにとっての最初のブームは2008年頃、2度目のブームはその4年後2012年のロンドンオリンピックだった
  • 2020年度のRaphaの売り上げは、まだ未確定ではあるものの金利税引き・減価償却やアモチゼーション (無形資産の減価償却)前で38%増加したという
  • 2020年の同社の新規カスタマーは155,000人だったが、大まかに言って彼らは既存のサイクリストであり、ロックダウンが原因で自転車通勤するために蛍光ジャケットとクロスバイクを買ったような人々ではない、とMottram氏は語る
  • 元々少し自転車に乗っていた人や、過去のサイクリングブームで自転車に目覚めたものの1〜2年で乗るのをやめてしまい、何らかの理由でサイクリングへの興味を失った人々が戻ってきているのではないか
  • COVIDが与えた「またサイクリングしよう」という刺激は非常に強力なものだった
  • 「自転車が好きだ。こんなに好きだったなんて長いあいだ忘れていたなぁ」と思うようになるまでに、2〜3回以上のライドは必要ではない
  • その後彼らは「休日旅行には行かないし、新しいクルマを買うわけでもない。ならショーツでも買ってみようか?」と考えるようになる
  • Mottram氏は、Raphaは現在でも(過去の同社の業績不振と売却を招いた)値下げ競争への依存から離脱しようとしていると語った

新型コロナウイルスのせいで業績が悪化する分野、向上する分野様々あると思いますが、アパレルのRaphaにとっては思いがけない追い風になったようです。確かにYouTube動画を見ていると、かなりの頻度で同社の広告を目にするようになりました。

忘れていたサイクリングの楽しみを思い出すのは素晴らしいことですが、世界的にはそうした人々への自転車の供給が追いついていない地域が多いようです。昨年から続く自転車の需要増加とサプライチェーンの混乱がまだ尾を引いているのがその理由ですが、パーツや車体と比べてアパレル生産はあまり影響を受けていないのでしょうか。

コロナで3度目のサイクリングブームが来た!と実感されている自転車業界の方はあまり多くないのかもしれませんが、事態が収束に迎えた時、気がついたらスポーツサイクリストが前よりだいぶ増えていた! という状況になっていると良いですね。

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著者

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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