国内最大級のスポーツ自転車見本市「CYCLE MODE TOKYO 2022」が来年4月2〜3日(土日)に東京ビッグサイトで開催されます。今年2021年の4月にも予定されていましたが、コロナの影響で中止となっていました。来年無事に開催されれば2年ぶりとなります。
公式 エキサイティングなFUNを"新"発見!日本最大のスポーツ自転車フェス CYCLE MODE TOKYO 2022
1周1kmの「ロング試乗コース」あり
2019年までは千葉県の幕張メッセで開催されていたサイクルモードですが、来年うまく開催できれば東京では初開催となりますね。「スペシャルコンテンツ」として予定されているのは次の4つ。
- オフロードBIKEエリア(試乗コース&楽しみ方体験コーナー)
- ジテンシャ×旅フェア(マイクロツーリズムの推進と観光PR)
- GO TO OFFICEエリア(通勤・通学スタイルの変化に対応したスポーツMIXスタイルの提案)
- SPORTS e-BIKE EXPO(e-BIKEの力強さを体感できる登り坂ルートでその性能に触れる)
中でも個人的に一番期待したいのはやはり試乗。出展者向けのパンフレットには次のように書かれています。
いま注目度上昇中のグラベルライドやキャンプツーリングなど、自転車ソトアソビの王道であるオフロードバイクの楽しさを味わえるエリア。スロープや丸太を使用したセクションを設置した試乗コースに加え、キッズが木工体験をできる自転車+ソトアソビコーナーも充実しています。
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E-BIKEの力強さを体感できる登り坂ルートでその性能に触れることで、いま大注目のスポーツe-BIKEの楽しさを発見できるゾーンです。
東京ビッグサイトの「南3ホール・南4ホール」が試乗会場になっている他、1周1kmの「ロング試乗コース」もあるようです。下の画像中、白枠の部分が東京ビッグサイトで、赤枠の部分が南ホール。外も良い感じに走れるコースになっていたら嬉しいですね。
数値ではわからないグラベルの乗車感
ロードバイクは勿論ですが、近年ますます人気が高まっているグラベルバイクは「安定性と反応性の両立」という一見矛盾する命題に対して、メーカー各社が独自の思想に基づいてジオメトリーにチューニングを施しています。これがジオメトリー表だけでは、ある程度の想像はできても実際の走行感は完全に未知数、と最近感じます。素材構成による剛性感の違いもわかりません。
仮に小規模なスロープや丸太セクションであったとしても、乗れるか乗れないかでは大違い。トレイル量やBBの高さの違いから来るハンドリングや重心バランス感覚、ホイールベースの長短・前後の構成による安定感の違い・レスポンスなど、ちょっとは体感できて感想を持つことができると思うんですね。E-BIKEは手で持ち上げて重さを確かめてみたい!
というわけでCYCLE MODE TOKYO 2022には多くのロード・グラベル・E-グラベルバイク新モデルの試乗車が用意されると良いなぁ、と期待しています。開催されたら皆様も是非足を運んでみましょう。都内に住んでいる方にとっては距離が近くなるのも魅力。
最寄り駅は「りんかい線・国際展示場(=東京ビッグサイト)駅」ですが、自走でやってきて東京湾サイクリングもついでに楽しんでしまいましょう。