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クリス・フルームの最新インスタ投稿が一般人による愛車紹介のようだと話題に【逆光・逆側・中華バッグ】

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イスラエル・プレミアテック(2022年よりイスラエル・スタートアップネイションから改名)のクリス・フルームがInstagramに「自分が写っていない自転車の写真」を3枚投稿しています。

一般人の投稿みたいで面白い

雪の積もったロードサイドに立たせたFACTOR OSTRO VAMを、積極的に画面に入れたと思われる朝日が照らします。プロロードレーサーというより一般人の愛車紹介のようです。コメント欄には「フルームみたいなスーパースターでさえ愛車を撮っているのは嬉しい」という声も。フレッシュな空気の中でのカジュアルな1枚、という雰囲気で「厳しいトレーニング感」はありません。

ところで愛車紹介の写真は「ドライブサイド」(右側)からの撮影が一般的ですが、あえてクランク側が見えないようにしているのはファンからの「ツッコミ」を意識した高等技術か、それとも見せられない何かが写っているのか… いずれにしてもフルームさんへの親近感が増してしまう投稿です。フレーム前三角に逆光を入れた2枚目も「一般人による楽しい写真感」が溢れていますね。

フルーム氏は年末年始に膝の腱を痛めているので、リハビリライドを行っているのかもしれません。詳細は最新YouTube動画の後半で触れられています。巨大な楕円チェーンリングも怪我との関係があるのかどうか気になります

まさかの中華バッグ「Rhinowalk」

少し細部を観察すると、フロントのブレーキキャリパーは相変わらずMAGURA製のようです(以前この記事でも紹介。リアキャリパーはデュラエースに見える)。イスラエル・プレミアテックは2022年、ROTORと提携し同社製パワーメーター・クランク・チェーンリングを使用予定。ROTORコンポのキャリパーはMAGURA製なので、このチョイスはROTOR繋がりもありそう。

FACTOR OSTRO VAM

© Chris Froome, Instagram

さらにもう1点気になるのが、大きめのサドルバッグとトップチューブバッグ。これまた一般人的な雰囲気。でもどこの高級ブランド製品を使っているんだろう、とコメント欄を読み進めると「あれはRhinowalkだね」との指摘が。

えっ、RhinowalkってAmazonでパニアバッグやサドルバッグを売っているあのライノウォークのこと!? グランツール7勝のフルームが激安中華バッグを…

▼ 確かによく見ると下の2製品と同じに見えます(サドルバッグは形状からするとStandardタイプだと思います)。どちらも2000円ぐらいのバッグ!!

 
フルーム氏は引退後の人生も見据えて、FACTORは勿論、ホイールのBLACK INCやGPSサイコンのHammerheadにも投資しています。上のインスタ投稿はFACTORの魅力を伝える「トップセールス」活動の一貫でもあると思いますが、Rhinowalkとも何らかのプロモーション提携があるのかどうかも気になりますね。買ってみようかな…(術中にハマってしまった!)

追記です。読者の方に頂いた情報で気付いたのですが、フルームのシンボルマークは「サイ」。英語でRhinoceros、短縮形でRhino(ライノ)です。Rhinowalk(ライノウォーク)のバッグを使っているのはそれを意識しているのかもしれませんね
著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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