ピカピカの白いロードバイクシューズもやがては汚れていきますが、長期間なるべく白さを保つためのTipsが海外ブログで紹介されています。最大のコツは購入直後の処理とライド後のケアだそうです。
出典1 How to Keep Your White Cycling Shoes White — To Be Determined Journal
出典2 Some tips to keep your white cycling shoes white – Reddit
使用前に防水コーティングする
出典1のブログ記事では、次の3点が大事なTipsとして紹介されています。
- シューズを買ったらいきなり使わず、BOAストリングやシューレースなど外れるものを外し、防水スプレー(Crep Protectなど)でコーティングする。換気の良い場所で行う。スプレーを吹いたら乾くのを待ち、また吹く(3回コーティングする)。トーボックス(シューズ先端)やタンの下側もダートを集めやすいので忘れずにやる。たっぷりと吹く
- ライドの後は、毎回必ずシューズを拭く(スニーカーワイプなどを使う)。汚れが積み上がって行かないようにするため。汚れを長く放置しておくと跡が残る
- 拭いても取れないような汚れ、素材の奥深くまで傷汚れが沈着してしまった場合は、Mr.CleanのMagic Eraserを使う
防水スプレーやシューズ拭きはどんな製品でも良いらしいです。実使用前に防水スプレーでコーティングするのは白いシューズに限らず効果がありそうですね。また傷や跡になってしまった汚れは「Magic Eraser」という製品が海外では人気らしいですが、これは目の細かいサンドペーパーだそうです。
シューズを汚さないのはロードバイカーの美学?
上のブログ記事は、出典2の海外掲示板Redditで紹介されていました。Redditのスレッドでは次のような面白いコメントが寄せられています。
- サイクリングで最も誉れ高いことの1つは、足を地面に着けるのがライドの最初と最後だけである、ということだ。白いシューズは君が不浄の道の上にいることを示すのだ
- Tip #4: 最も汚らしい白いシューズでも、他のどの色のシューズよりも良い
- 白いサイクリングシューズを白いままに保つ最も効果的な方法は、白以外の別のシューズを買い、全てのライドでそれを使い、白いシューズは家で箱に入れたままにしておくことだ
- Tip #5: スポンサードされていない限り白いサイクリングシューズを履かないこと
最初のコメントは「ロードバイクの美学」という感じで面白いですね。筆者は最近SPDやフラットペダルばかりなので「おおっ、確かになるべく路上に足を着けないロードサイクリングのカッコ良さもわかる」と思ってしまいました。ピカピカの白いシューズは「ロード」の端的な象徴とも言えるのではないでしょうか。
同様に汚れた白いシューズでも、それは乗り込んでいるということなのだからカッコ良いものだ、と読めるコメントにも納得。汚れた跡が残っていても、きちんと手入れがされているシューズは使い込まれた独特の雰囲気があってそれもまた良いものです。
とはいえ白いシューズの白さをなるべく長いあいだ保っておきたい、という方は最初の3つのTipsを試してみてはどうでしょうか。防水スプレーについては、レインウェアの実使用前にも行うと撥水・防水効果がより高まります。防水スプレーにはUVカット対応のものも多く、紫外線による変色を防ぐ効果もあるでしょう。