サイクルパーツの小ネタ記事です。海外掲示板で下のようなパーツが紹介されていて目に留まりました。SurlyのCorner barやMoloko barといった変わり種ハンドルの「上ハンにある突起(バーエンドバーのように使える部分)」にこれを差し込むと、その部分を長くできますよ、という話題でした(参考リンク:Modified Corner Bars – reddit.com)。
Surly Corner bar / Moloko barは、下のような姿をしている特殊なハンドルです。左がCorner bar。赤丸で囲ったところに、上のパーツを挿入して使うというアイデアが紹介されていたのでした(結構メジャーなカスタムらしい)。
さてこのパーツ、「FMFXTR」なるロゴが本体に見えているのですが、本記事時点ではこの文字列で検索してもこの商品には辿り着けませんでした。粘り強く探したところ、先に紹介したスレッドのスレ主さんが使っている製品と同じものを発見。全長は9.1cmで、エキスパンダープラグでハンドルバーに固定。伸びる部分は片側で5cmずつなので、フラットバーハンドルで使うなら全長10cm幅広にできるわけです。
上で見たSurly Corner barなどに限らず、別体式のバーエンドバー(下のリンク先のようなもの)で先端が22.2mm径、プラグで塞がれている製品であれば、プラグを外してこれを差し込むと長めのバーエンドバーにもできそうですね(その上でフラットバーハンドル用のラバー製グリップを適当な長さにカットしてかぶせると見た目もスマートになりそう)。
なぜこのパーツが気になったかというと、最近私はグラベルバイクの1台で久々にフラットバーハンドルを使っているのですが、長さが620mmです。この620mmは私の肩幅でグラベル遊びをやる分にはちょうど良く、いまのところ何の不満もないのですが、一時MTBで使っていた700mm以上のハンドルはどんな感じだったっけ、また試してみたいなぁ、と少し思ったのです。
しかし新しい700mmオーバーのハンドルを買うよりもこの「フラットバーエクステンダー」を使ったほうが、簡単にお試しできそうです。長さが合わなかったら元に戻すのもきっと簡単。
この「FMFXTR」というロゴのあるフラットバーエクステンダーはAmazonでは3〜4の複数セラーから出品されていて、商品価格と送料を合計すると大体同じような値段になるので、Amazon直送のものがあればそれを選んだほうがトラブル時は安心かもしれないですね。また「FMFXTR」というロゴはないものの、寸法を見ると恐らく全く同じ製品ではないか、というものも見かけます。興味がある方は探してみてください。