愛車のためにセーターを編んでみました、という心温まるおもしろ投稿を海外掲示板で見かけたのでご紹介します。
以下、スレ主さんの投稿です。
自転車が山ほどある土地に住んでいるのですが、駐輪場で自分のバイクを施錠する時に隣のバイクに当たらないように気を配る人が少ないことについて、いつも不満でした。そこでそのような暴虐から私の愛車を保護するためにこのセーターを作ることにしました。
かぎ針編み愛好家向けに書いておくと、これは文字通りただのトリプルクロッシェ長方形にボタンを付けたものです。目をさらに密にして編めば、保護力はさらに高くなるでしょう。
こうしたものでもっと知名度の高いものが存在するのだろうと想像しますが(透明なプロテクトステッカーや薄いベルクロスリーブとか?)、セーターは可愛いのではないかと思ったのでした。この冬は自転車も暖かくしてやらないといけないですよね?(561いいね)
これに対しては「君が寒いなら自転車も寒いからね」というお約束コメントが寄せられていました(原文では”If you’re cold, they’re cold. “という、冗談としてよく使われるフレーズ。何かを屋外保管して良いでしょうか、という質問に対してよく使われます)。
また、クルマのバックミラーにも「耳当て」を作ってあげないとね、というコメントも。リンク先のスレッドにはヘビのためのセーター(結構気に入って使ってくれるらしい)、フロントフォークに取り付ける「コゼー」(カバー・ウォーマーのようなもの)なども他ユーザーから紹介されていました。スレ主さんのセーターはボタンで留めるようになっているところも素敵ですね。
駐輪場で自転車のトップチューブに傷が付くのは「あるある」のひとつ。特に商業施設などで、省スペース化のために「フロントホイールを載せる位置が上・下と互い違いにレイアウトされているラック」は、隣の自転車のハンドルが自分の自転車のトップチューブに当たってしまうことがあります。筆者の集合住宅の屋内駐輪場もこのタイプで、買い物用シングルスピード車のトップチューブに傷が付くようになってしまい、それが原因で契約をやめてしまいました(結局室内保管に)。
トップチューブの保護としてはポリウレタンやレザー素材のものが市販されていますね。シングルスピード・固定ギア車やブロンプトンでは定番のカスタムかと思います。しかしセーターというのは初めて見ました。販売されていたら欲しいという声が見られましたが、スレ主さんによると時給換算するととても高価になってしまうのだとか。
Amazonではトップチューブカバーやトップチューブプロテクターで検索するとたくさん出てきます。私が使っているのはrin projectの製品ですが、他にもGrungeやオーストリッチなどからも出ているようです。ブロンプトン用ではTWTOPSEからレザープロテクターのDIYキットが出ています。







