大胆な自転車盗難未遂動画を3つほどご紹介します。
店の入口からフルサスMTBを盗もうとする男
まずはショップの入口付近から盗もうという大胆手口。店の奥にいる店員さんがこちらの存在に気づいていないことを確認した上で、YETIのデカいフルサスMTBを持っていこうとします。フロントタイヤが扉に挟まってしまい、手間取りました。
もしフロントタイヤがひっかかっていなかったとしても、ペダルレスです。乗って逃げることはできなかったでしょう。しかし完成車にペダルが付属していないのは盗難防止の意味も…ないかw
ロードバイカーを尾行する2人組
次は路上に停止したロードバイクが盗まれそうになる動画です。犯人は2人組で、なんと片方が降りた自転車をもう1人がホールド。おそらく相方が盗難に成功したら片方はもう1台の自転車を牽引して盗み去るつもりだったのでしょう。自転車を短時間でも停車する時は尾行されていないか、近くに怪しい人物がいないかをよく確認する必要があります。
結果、犯人は所有者の男性に殴られていますが、ぱっと見た感じあまり大きいダメージは負わなかったように見えます。途中でロードバイクが倒されていて、傷が付いてしまったのではないかと心配です。後輪のリムが少し歪んでしまったようにも見えます。これは悔しい。もっとボコボコに…(以下自粛)
白昼堂々ロックを破壊しようとする酔っぱらいのおっさん
最後の盗難未遂事件は東欧スロベニアの首都リュブリャナから。酔っぱらいのおっさんがロックを解除しようと頑張っているところを目撃者が撮影。撮るな、と口論になります。
このおっさん、俺は盗もうとしていたんじゃない、ちゃんと鍵がかかっているかチェックしていたんだ、と苦しい言い逃れ。この言い逃れは欧米の自転車泥棒がよく口にする常套句なのだそうです。
ちなみに盗まれそうになったこの自転車はフィンランドの自転車旅行者のもので、YouTubeのコメント欄ではあなたのおかげで自転車が盗まれずに済んだ、と感謝のコメントを寄せています。自転車にはちょっとヘコみをつけられてしまったようですが、無事にツーリングを完了できて良かったですね。
NISHIKIというブランドについて
上のYouTube動画に映っているNISHIKIというブランドの自転車は、欧米でたまに見かけたことがあります。調べてみるともともとは日本のブランドでしたがその後にGIANTに買収され、2001年までは同社が管理するブランドだったようです(Wikipedia)。
その後はスウェーデン・デンマーク・フィンランド等の北欧諸国でNISHIKI EUROPEがこのブランドで自転車を扱っていて、最近またアメリカに逆輸入されつつあるようです。