寒い寒い冬の午後。四時半には、日も暮れてしまいます。それでもちょっとだけ自転車に乗りたい。よし、ポタリングしよう。ゆるポタしよう。
というわけで、CATEYEの最新サイコン「QUICK」を取り付けたシティサイクルで、近所徘徊に出かけてみました。これが「QUICK」。かわいいでしょう? レトロな感じで、戦闘的なところがありません。ある意味、自転車を選びます。似合わない車体も、あるかもしれません。
とはいえほとんどのクロスバイクや、細いフレームの自転車、シティサイクルには似合うでしょう。横から見ると、こんな感じ。特徴はなんといっても、アウントフロントブラケットが同梱しているところ。オーバーサイズハンドルにも、25〜26mmの細いハンドルにも対応します。
下から見たところ。なんかのんびりした見た目です。時速14km/hあたりが似合いそうな、のんびりサイコン。
紅葉の見納めなどしながら、のんびり走るのにぴったりです。いや〜、でも最近めっちゃ寒いですね。のんびりポタリングでは、身体が温まりません。こんなに寒いときは、本当は高強度サイクリングのほうがいいんだろうけど、この日はゆるポタをしたかったんだ…
本体は、ブラケットから簡単に外せます。盗難防止とか、輪行時に便利ですね。
ブラケット側にプラスチックのレバーがあって、それを押すと、本体が簡単に持ち上がります。
戻すときは、上からパカッとはめるだけ。STRADA系のマウントより着脱は、ぜんぜんラクです。
反転液晶といって、表示はずっとこの黒背景にグレーっぽい数字なのですが、これが思いのほか、見やすいです。夜は見えないでしょう。夜に使うサイコンではありません。バックライト、もちろんありません。シンプルさを追求した、断捨離サイコンなのであります。
STRADAなどと違って、2台のバイクの設定はありません。DST 2もありません。それ以外は、ほぼ同じかな。この機能の絞り方がいいです。動作停止後1時間経つと、スリープするんですが、それ以外はオートスタート。10分経過で節電モードに入りますが、乗り出すとすぐに動きます。
欠点らしい欠点といえば、スピードセンサーが相変わらず大きいところ。STRADAのものと同じ。これだけ残念。
本体がこんなにシンプルなので、理想的にはGPS計測でセンサーレス…といきたいところだけど、すると充電式になるし、複雑なガジェットになってしまうから、そうもいかないか。でもセンサー小さいしてほしいよね。
電池は、1日1時間使った場合で、1年間持つんだって。それ、それがいい。乗るたびにサイコンの電池大丈夫かな、とか考えない自転車で使う。
本当はサイコンなんかなくてもいい自転車に乗ったけど、速度や距離をたまに確認できたら楽しいのになぁ…などと思うことがあれば、このサイコンはたぶんぴったりだと思います。
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