東京2020オリンピックの自転車ピクトグラムがよくできている

東京2020オリンピックのピクトグラムが発表されました。ピクトグラム, pictgramは「絵文字」という意味。YouTubeにこういう紹介動画がアップされています。33競技50種類のピクトグラムが制作されたようです。

そして気になるのはやはり自転車競技がどのように表現されているのかということ。

自転車競技のピクトグラム

BMXフリースタイル、BMXレーシング、マウンテンバイク、ロード、トラックの5つの競技は次のようなピクトグラムになっていました。

東京2020オリンピックの自転車ピクトグラムがよくできている

「東京2020オリンピックスポーツピクトグラムの発表について」より © tokyo2020.org

これを見た時「おー、よくできてんなー!」と個人的には感心しました。細部を見ると、自転車に詳しい人が関わったか、かなりリサーチしたのではないかと思わされます。

例えば…

  • BMXフリースタイル:これは素晴らしい。ヘルメットという「装備」だけでこの競技を表現できています。Bernのヘルメットが見える
  • BMXレーシング:これも同じアプローチ。フルフェイスヘルメットという装備だけで表現できています。Troy Lee Designsのメットが見えます
  • マウンテンバイク:これは「角度」で表現しています。ダウンヒル系の表現ですが、XCだったらどうするんだろう…
  • ロード:これはドロップハンドルという「パーツ」だけでロードを表現する作戦に出ました
  • トラック:これがいちばん凝ってます。エアロヘルメットという装備のほか、タイムトライアルバーやディスクホイールといったパーツでも表現しています

トラックではドロップハンドルで争う競技もあると思いますが、ロード競技と区別するためには良いのではないかと思います。というか「関係者もきっとそんなふうに思いながら・議論しながら最終的にこれらのピクトグラムに至ったんだろうな」と思わされるのがおもしろい。

そうそう、BMXはフレームとホイールの小ささが伝わってきます。そしてトラックの選手のほうが背中がより倒れていて深い前傾姿勢になっているのがわかります。マウンテンバイクの選手は180度になったペダルに足をのせています。

いや〜、見れば見るほどすごい、と思いました。他にもいろんな工夫が隠れていそうです。