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バッグ

Route Werksのハンドルバーバッグが届いたので実使用レビュー 果たしてその仕上がりは?

4.5

クラウドファンディングのKickstarterで昨年大きい話題を集めたRoute Werksのハンドルバーバッグ。2020年10月にこの記事で紹介した製品ですが、つい先日筆者の手元にも実物が無事に郵便書留で到着し、使用を開始しました。到着は当初予定より若干遅れはしたものの、Route Werksからの連絡はわりとマメで安心して待っていられました。

The Handlebar Bag by Route Werks

The Handlebar Bag by Route Werks

Route Werksのハンドルバーバッグ これは最終解すなわちファイナルソリューションでは…
Kickstarter案件なのですが、超絶に使い勝手が良さそうなハンドルバーバッグが彗星の如く登場し、海外で大変話題になっています。何でも開始後6時間で250人が最初のプレッジに申し込み、プロジェクトのファンディングが達成されたのだそうです...

究極のハンドルバーバッグとの呼び声高いこの”The Handlebar Bag”ですが(「ザ」ハンドルバーバッグの「ザ」には、「これこそ正真正銘の」という意味が込められているはず)、実物は果たして期待通りだったのか。期待を下回ったのか。それとも期待を超えるものだったのか。

機能的なだけでなく官能的で驚いた

個人的な感想ではありますが、正直、期待以上のクオリティでした。なんとなく予想していたよりも小ぶりではありましたが、オプションで追加購入したハンドルバー・スタブを考えるとまぁこのくらいが妥当なサイズかなと思います。

The Handlebar Bag by Route Werks

The Handlebar Bag by Route Werks

この日は普段ハンドルに付けているKnog Blinder Mini Chippyを片方に移動させてみましたが、ブルベや長距離走をやる方なら両側にCAT EYE VOLT800を付けても良いですね。

合わせているハンドルは下の記事で紹介したNITTOのグラベル向けドロップハンドル、M137AA-SSBです。私のサイズは下480mm(上420mm)なので、400mmのドロップバーでも引っかかることはないでしょう(でも400mmだと若干窮屈かもしれません)。

NITTOのグラベル向けドロップハンドル・M137AA-SSBのレビュー
NITTOから出ているグラベルロード用ドロップハンドルを試しています。型番はM137AA-SSB。サイズは480~540mmまで2cm刻みで4種類あります(表記はエンド部のセンター・センター)。 最小サイズで上420mm・下480mm...

マウントアダプターはRoute Werksの専用品を使用します。これもオプションで1つ余分に購入したので、2台のバイクで使い回す予定です。後述しますがこのマウントアダプターが本当によく出来ていて、最初は戸惑いましたが慣れたら気持ち良く使えるようになりました。

The Handlebar Bag by Route Werks

マウントアダプター

マウントアダプターの内幅は5.5cmジャスト。ステムはThomson Elite X4ですが、問題なく余裕で装着できました。アダプターの質感は若干マットな感じですが、完全につや消しというわけでもなく、グロスフィニッシュのハンドル・ステムまわりに取り付けても違和感はありません。

The Handlebar Bag by Route Werks

マウントアダプター

このマウントアダプターにバッグ本体の金具を上からあてがって、下側の赤いレバーを左側に回すと「スチャッ」といい感じでハマります。この手応えがなんというか官能的で、気持ち良いんですよ!

あれ上から? 下から? と最初は戸惑いましたが、慣れたらストレスなく着脱OK。他社製品では見たことのないシステムですが、これ、すごくいいですよ。このレバーだけでこのバッグは成功していると言っても過言ではありません。マジで。こういうのは大事。このレバーを動かすたびに「買って良かった」と思うからです。

The Handlebar Bag by Route Werks

着脱システムは使いやすく気持ち良い!

多目的マウントアダプター

さて天板にはGarmin/WahooサイコンやQuadlockマウントのスマホやGopro等々、工夫次第でお好きなデバイスを装着できるのですが、とりあえず初期状態のRoute Werksのキャップバッジを外し、同時購入しておいた「Barfly Plate」を装着、その上にGarmin用アダプターを重ねました。写真のGPSサイコンは人気のXOSS G+ですが、これはGarminマウント互換です。

Barfly PlateにGarmin用Tech Adapterを付けたところ

なおRoute WerksのキャップやBarfly Plateのネジには、天板内側で小さいOリングを噛ます仕様になっています。これは防水性確保のために必要なので、なくさないようにしましょう(筆者は組立時、危うく捨ててしまいそうになりました)。これらのデバイスアダプターの取り付け方法は、下の公式動画でも解説されているので作業前に一度見ておくことをお勧めします。

TECH MOUNT

筆者は将来的にここにGoProを設置する予定ですが、GoProマウントをGarminマウントにクォーターターンでねじ込めるアダプターが実はあまり売られていないことに気付きました。海外で3Dプリントの製品を見つけましたが、到着まで1ヶ月はかかるのと送料だけで30ドル以上。既製品ではKOM Cyclingが良いものを出しているのですが、現在流通していないようです。

ここをGoPro専用エリアにするのであれば、下のようなねじ込むタイプのアダプターは入手可能です。

バッグ内部

さて、今度はバッグ内部を見てみましょう。開いてみると… おおっ! なんかすごく丁寧に造ってある感じ! 縫製のズレもなく、すごく丈夫そう。「うぉ〜、ずいぶん丁寧な仕事!」と感心しました。これはちゃんとしている。1.6万円ほどするのですが、個人的にはそれに見合う品質だと思いました。

The Handlebar Bag by Route Werks

かなり丁寧な仕上げて満足感が高い

本体のフタは、バイクにまたがった状態から見て手前から向こう側に開く仕組み。この機構が「使う人目線」をよくわかっているので好感が持てます。開く時は金属製のレバーを手前に軽く倒すだけ。閉じる時はフタを上から押すだけ。これまた感触が気持ち良く、意味なく開閉動作を繰り返してしまいます。なんか楽しいぞ(笑)

The Handlebar Bag by Route Werks

フタの開閉はワンタッチ

天板の裏側にはこんな小物入れが付属しています。小さいヘックスレンチセットなら入りますし、小銭入れにしても良さそうです。なおBarfly Plateを仕込むときは、この小物入れが邪魔でした(外して作業したほうが良いですが、筆者はこのままなんとかボルトを入れました)。

The Handlebar Bag by Route Werks

フタ裏側には小物入れ。アーレンキーや小銭入れとしても便利

内側にはメイン荷室の他に3つの仕切りがあります。奥側はスマホを入れるのにピッタリなスペース。手前2つは… イヤホンとか家の鍵とかお好みで何でも。

The Handlebar Bag by Route Werks

奥にはスマホがちょうど良く入る

荷室には260mlのフタ付きジョージアコーヒー缶が収まりました。高さはそれが上限という感じです。スマホにモバイルバッテリーに財布に小さい自転車の鍵、おにぎり2個など余裕で入ります。カメラなら、レンズの長くないマイクロフォーサーズの小さいボディなら入ります(筆者のOLYMPUS OM-D E-M5 IIIは入った)。

The Handlebar Bag by Route Werks

260mlの小さい蓋付き缶飲料が入る高さ

バッグ両サイドにも小ポケットがあり、ドローコードがフタになっています。容量は大きくはありませんが、タイトな作りになっています。ここは正直何を入れるか迷いますが、無理に何か入れなくても良いと思います(笑)。ちなみにドローコードだからといって特に開閉しづらいわけではありません。

The Handlebar Bag by Route Werks

両サイドにも収納あり

そして普段は本体内部に格納しておくこの別のドローコード、これが移動時に簡易なストラップとして機能してくれるんですね。貴重品をこれに入れておく場合、食事処に入る時などに重宝します。筆者はこの日の帰路、ラーメン屋に立ち寄る時にこれが活躍しました。

The Handlebar Bag by Route Werks

普段は内側に入れておくドローコード。簡易なストラップになる

総評

まだ使いはじめたばかりですが、この「The Handlebar Bag by Route Werks」は期待を上回る品質でとりあえず満足しています。

とにかく造りが丁寧で、品質管理はちゃんとしているなぁという印象。またアルミ製のバッグマウントが秀逸で、ストレスなくバッグの着脱が行えるのは好印象です。Route Werksは当然、第2弾、第3弾の製品も考えているでしょうから、最初の製品で高品質をアピールしておく必要があります。個人的には次の製品が出たらまた買おう、と思える品質でした。

60kmほど走ってみて、走行時にバッグ自体がガタつくこともなく(中身がスカスカならノイズはするので隙間なくモノを入れたほうが良い)、チャチなところはありません。左右のスタブもライトマウントやサイコンマウントとして優秀だと思います。天板のドローコードは地図やウィンドブレーカーをはさんでおくのも便利です。

これは素直にバックして良かった製品だった、というのが正直な感想です。このバッグ、支援された方は多いと思いますが、皆さんの感想はどうでしょうか。宜しければTwitterでお聞かせいただける幸いです。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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