KnogがEurobike 2022で「Scout Bike Alarm & Finder」というアクセサリーを発表したそうです。Apple Find My機能と大音量アラームを搭載した小さい板のようなもので(厚み10.5mm)、ボトルケージ穴に装着できます。DC Rainmakerが初期使用感を公開しています。
出典 Knog Scout with built-in Apple Find My (AirTag network) and Bike Alarm: Hands-On
公式 Scout Bike Alarm & Finder – Knog
Scout Bike Alarm & Finderとは
- Apple AirTagのホルダーではなく、AirTagそのものを内蔵しているような製品(Apple Find Myがビルトインされている)
- 85dbの大音量アラームを内蔵しており、モーション検知機能があるため自転車に触られるとアラームが鳴る
- Eurobike開催前日にAppleから製品認証を受けている
- 重量22g
- 価格は$59
- 防塵防水はIP65
- 充電端子はUSB-C
- ボタン1回押しでクイックアーミング(クイック武装)も可能(アプリからも勿論ロックできる。クイックアーミングはスマホが近くにある時のみ可能)
- ボトルケージマウントに設置可能で、本体の上にボトルケージも共付けできる
- 逆に目立たせたい人向けにHi-Vizのシリコンカバーも同梱されている
- 特殊なヘッドのネジを付属の専用キーで回して着脱する
- Knog appとBluetooth接続することでアラームの音量や感度などの設定を変更できる
- アラームの音量は非常に大きい。フレームやバイクによって少しだけミュートされるが間違いなく周囲の人の注意を惹く。ただもっと大きい音でも反対はしない
- 停車中のバイクにぶつかると1回だけ警告音が鳴り、瞬間的な衝撃以上のものがあるとアラームが発動する仕組み
- アラームはユニット本体とスマホの両方で鳴動する(スマホがBluetoothレンジにある場合)
- アラームの解除にはアプリを使うか本体にファクトリーリセットをかけるしかないが、ファクトリーリセットは平らな地面に本体の下側を上にして置かないとかけられないため、路上で簡単にリセットをかけるのは現実的ではない
- Find MyはAirTagと全く同様に動作する(AirTagはスマホをコンパスのようにして探すためのウルトラワイド・バンドがあるという点だけが違っているが、自転車のようなサイズなら探しやすいだろう)
- 1回の充電で6ヵ月動作する
- Garmin Edgeのアラーム機能に比べると100万倍うるさい音が出る。感度もベターである
- 価格はAirTagの2倍になるが、アラームは便利なのでその価値はある
数量限定で8月下旬〜9月初旬に初回販売されるそうです。その後は2〜3ヵ月待ちになるため、本当に欲しい方はKnogの製品ページにある”Register Now”というリンクから登録したほうが良いようです(日本から直販購入できるかどうかは不明です)。