折りたたみ小径車のDahon K3でバーエンドバーを使ってみたいと思いました。ロングライド時に使えるポジションが増えるので疲労軽減になるのはもちろん、ブロンプトンに比べると直進安定性がやや劣るDahon K3(※個人の感想です)では普段から積極的に使ってみるのも面白いと考えたからでした。
Fogliaのバーエンドバー
使いたいバーエンドバーのイメージは頭の中にできあがっていて、長すぎないもの、かつ親指よりは少し長いものを、バーエンドではなくグリップの内側で使おうと思いました。Amazonで検索したところすぐに「これだ」と思えるものがヒット。Fogliaというブランドの製品です。ロゴもなんだか可愛くて気に入りました。
クランプ径は22.2mm。ワンピースタイプなので、ハンドルの内側に入れるには一度グリップやブレーキレバー、シフターを外す必要がありました。めっちゃ面倒ですが、このタイプはツーピースタイプよりも少し軽量になるのが良いところです。
角度はかなり立てて使っています。いろいろ試した結果、これがいま自分にとって気持ち良いポジション。疲れた時、登坂の時、向かい風が強い時など、このバーをよく握るようになりました。
握った感じも違和感はなく、剛性もバッチリ。品質も良好でいい買い物をした、と思いました。滑り止め加工の部分も気持ち良いです。
サドル側から見るとこんな風景になります。バーエンドで使うのも勿論悪くないと思いますが、Dahon K3の場合はこの位置で握ると走行時に安定感が出ます。バーエンド側はErgonのグリップを併用すればさらにポジションが増えておもしろそうです。
ちなみにこれを付けたままDahon K3を折りたためるかと言うと… 私のハンドルの角度で、この装着位置と角度なら、ギリギリたためました(フレームのマグネットもちゃんとくっついた)。
考えてみるとこれ以上長いバーだとホイールやフレームに干渉して折りたためなくなるように見えるので、その意味でも「ちょうど良い長さ」のものを買ったなと思います。
カラーはブラック・シルバー・ホワイト・レッドの4色展開。レビューでも高評価のようです。人によっては長さが中途半端に感じられることもあるようですが、逆に長すぎるのは不要である・それでいてちゃんと握りたい、という方にはツボる長さではないかと思います。ミニマルだけれど気持ちよく使えます。