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ポンプ製品レビュー

CYCPLUS AS2/Pro/Pro Max!定番電動ポンプのベストバイって、どのモデル?

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何度も 何度も
負けてやれ!
ポチる そのたび
弱くなる

物欲に敗北し続ける
負け自転車乗り、nadokazuです。

というわけで、本日の駄文はこちら!

買おうぜ!以上!!

結論から申し上げます!以前もまったく同じことを書きましたが、電動ポンプはパンク修理機材のゲームチェンジャーです。パンクからの復旧が、一切の誇張抜きで劇的にラクになります。もはや、買わない理由がないのでは?

そして今や電動ポンプの定番とも言える存在になった、CYCPLUS AS2シリーズ。その中での個人的ベストバイは、「CYCPLUS AS2 Pro」だと思います。買おうぜ!以上!!

客観性? 正当な評価? なにそれおいしいの?

本稿執筆にあたってはマスターさんを通じて、CYCPLUS様より「CYCPLUS AS2 Pro」「CYCPLUS AS2 Pro Max」の無償提供を受けています。

とはいえ「タダでやるから提灯記事を書け(意訳)」的なことは、一切言われておりません。私が勝手な動機で、勝手に書いています。もちろん内容についても、完全ノーチェック。まぁ、いつもの駄文と一緒です。

だからこそ大人の事情的しがらみに囚われることなく客観的で正当な製品評価を行い、短所があっても包み隠さず記載していこう…とは思いません!むしろ逆!!

だって物品提供してもらった時点で、そんなの無理に決まってますやん!たとえ飴玉ひとつでもタダでもらった日には、そのブランドに好意を抱いちゃうのが普通でしょう?客観性の担保、これっぽっちもできないじゃん!

それに、こちとらプロのド素人。モノカキとしての矜持とか、崇高な意識なんぞ欠片も持ち合わせていません。人として大切にすべきものを刹那の快楽のために躊躇なく差し出す、低俗で浅ましい愚人です。

こんな感じなので、執筆においては

「まかせろ!! 全力で忖度するからよォォォ!! ブヒィィィ!!」

という姿勢を貫きます。私は、ラーメンじゃなく情報を喰っている豚!最低!!

本稿をお読みの皆様におかれましては、全文が狭い視野と濁りきった瞳によってバッキバキに偏った視点から記述されておりますことを、あらかじめご了承ください(土下座)。

何度だって言います!電動ポンプは、神アイテム!!

電動ポンプが、どれだけ素晴らしい自転車機材であるか。それは以前の記事でも、書いてきたとおりです。私はことあるごとに「電動ポンプ最高〜!」と、声を大にして叫び続けるでしょう。それだけの実体験を、思いっきりしていますから。

▼ 参考記事

CYCPLUS CUBE!コンポの次は、ポンプの世界に「電動革命」がキターーーン!!【本命登場!】
ぼくナドカズ、よろしくね! ぼくナドカズ、よろしくね! ぼくナドカz… というわけで、本日の駄文はこちら! ※小説版著者の方は、有名声優さんとは別人。これ豆な!! 結論から言います。即買いです! 細けぇこたぁいいんだよ!こんな駄文を読む時間...

およそ半年間に4回、立て続けに発生したサイクリング中のパンク修理。そこで「CYCPLUS AS2(無印)」を使って、その実力を心の底から徹底的にハードに思い知らされています。

  • エアの充填に、ポンピング作業が必要ない。
  • CO2ボンベのような、シビアな回数制限もない。
  • 充電以外のメンテがいらない。

こうした電動ポンプの特性は、サイクリング中に避けたいトラブルとして3本の指に間違いなく入るであろう「パンク修理」のストレスをごっそり削減してくれます。一度使ってしまったら、誰もが普通のハンドポンプやCO2ボンベには戻れなくなるでしょう。

ひとつだけ解せないのが、この連続パンクが「CYCPLUS AS2(無印)」を購入した直後から狙いすましたように発生し続けたこと。これまで10年以上自転車に乗ってきて、パンクの経験なんてホンの数回です。それなのに、わずか半年の間に4回ですよ!?

もちろん、自分の自転車いじりスキルの低さは自覚しています。なので1回目のパンク後は、ちゃんとショップに行ってリムテープ交換とタイヤの付け直しをお願いしました。それなのに、その後もパンクが連続発生!!どゆことー!?

もう3回目以降は、以前のように「パンクぅうううう!!うわあああ!!」とかでなく「パンク?フッ、しゃーねーな」ぐらいの低ダメージで受け流せるようになってしまいました。こんなスルースキルは、身につけたくなかったYO!(涙)

でもまぁ電動ポンプのラクチンさがなければ、やっぱりパンクするたびに日本海溝より深く絶望していたはずなので、ここはよしとするほかないです。

電動ポンプは神アイテム!私だけの 神降臨!(ハイ!)「CYCPLUS AS2(無印)」を購入して、本当によかったです。

我がポチりに、一片の悔いなし!!(※ここに関してだけは大マジで、一切の忖度ございません)

「CYCPLUS AS2 Pro」と「CYCPLUS AS2 Pro Max」が許せない!

サイクリング中に思いっきりパンク → ラクラク復旧!という経験を重ねて、CYCPLUS AS2を気に入りまくり。挙げ句の果てに予備機までポチって、2台体制での運用は快適そのもの。

謎の連続パンクも、4回目以降は発生なし!200kmのブルベ(長距離雨天走行含む)を複数回走っていますが、普通にノーパンク。あれは一体、なんだったのだろう…?

いずれにしても、電動ポンプを携行していれば「パンクしてもポンピングしないで復旧できる」という絶大な安心感があります。うちのカワイイ無印AS2ちゃんのおかげで、自転車QOLは爆上がりですよ!

こんな感じで安寧の日々を重ねていたのですが、そんな平穏はあっさり破壊されました。

そう、新モデルである「CYCPLUS AS2 Pro」と「CYCPLUS AS2 Pro Max」の登場によって…!

ドヤ顔で使っていた最新の電動ポンプが、気付いたら思いっきり型遅れ。なんで自分が予備機まで買ったすぐあとに、いい感じの機能を満載した新型を出すのかなー!身勝手すぎる感情が爆裂するものの、この製品改良のスピード感には震えるほかありません。CYCPLUS…おそろしい子!!

そして、この新モデルの登場は自分にとって非常に大きな不都合と危険をはらむものでした。

なぜか? 欲しくなるからです!!

無印AS2を2台持ちしている自分が新型の追加購入なんて、どう取り繕っても嫁様激おこ確定案件。生命維持の危機だと言えます。

こうなってしまったら「CYCPLUS AS2 Pro」「CYCPLUS AS2 Pro Max」に関するあらゆる情報をシャットダウンして、「自分の中では無かったことにする」しかない。X(旧Twitter)や自転車ブログなどを読んでいても、「CYCPLUS」の文字を見かけたら即座に電源オフ!私を含めた大勢の無印AS2ユーザは、ひっそりと血の涙を流して耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶ日々を送っているのです。

だってだって噫無情…この世界は悲しみに満ちてる。

「CYCPLUS AS2 Pro/Pro Max」と「無印AS2」を比べてみた。

「CYCPLUS AS2 Pro」が欲しい!「CYCPLUS AS2 Pro Max」が欲しい!でも、買うのは無理…! 絶対に無理…!! 大金が欲しいっ…!非課税で…!!

そんなとき!

「新型をタダでくれてやる! ひざまづけ! 命乞いをして靴を舐めろ!!」と言われたら(※言われてない)、あなたはどうしますか?

私? 尻尾を千切れるほど振りながら、即座に飛びついて隷従します。下僕とお呼びくださーい!

というわけで「CYCPLUS AS2 Pro」「CYCPLUS AS2 Pro Max」が、CYCPLUS様より到着。ありがてぇ…ありがてぇ…。早速開封して、無印AS2と並べてみましょう。

外観はどう違う?

ブラックの筐体にCYCPLUSロゴ、僅かに突出したエア充填口という基本デザインは踏襲されています。無印はLED内蔵の光る1ボタンだったのが、新型では「電源」「+」「−」の光らない3ボタンに変更。まぁ、光らせる必要ないですからね。あと、やはりLEDディスプレイの新装備が目立ちます。

サイズ感については、「CYCPLUS AS2 Pro Max」のサイズアップが際立っている印象。斜め上からの写真だとわかりにくいですが、「Pro」と「Pro Max」のサイズは結構違います。ケンリュウとバイカンフーぐらい?

機能や性能はどう違う?

「CYCPLUS AS2 Pro」と「CYCPLUS AS2 Pro Max」が、「CYCPLUS AS2(無印)」から最も大きくバージョンアップしているのは

  • 液晶ディスプレイを装備して、設定空気圧とバッテリー残量が表示されること。
  • 設定した空気圧で、エア充填が自動停止すること。

の2点でしょう。特に空気圧設定が可能になったことによって、カンに頼らざるを得なかったパンク修理時の空気圧管理から完全に解放されます。予め設定しておいた空気圧で充填が自動停止してくれるのは、便利この上ありません。無印AS2だと、絶対に得られない利便性です。もうこれ以上、何を望めと? 

バッテリーの容量やエア充填のスピードも向上していて、全方位的にきっちりスペックアップ済み。「CYCPLUS AS2(無印)」の優位性は、「ホンの少しだけ小さくて軽い」という点だけになってしまいました。

付属品はどう違う?

「CYCPLUS AS2 Pro」と「CYCPLUS AS2 Pro Max」には、「CYCPLUS AS2(無印)」では別売だった延長ホースが標準で付属します。

ちょっと待って!延長ホース、税込で約1,400円しますよ?それが付属!?AS2 Proに割引クーポンが適用されて無印AS2と同じ価格になってる時があるのですが、そうしたら延長ホースの分が丸ごとおトクじゃないですか!

これ相当強い動機がない限り、AS2 Proの方を選んじゃいますよねぇ。

明らかにエア充填速度が速い!「CYCPLUS AS2 Pro Max」

スペック表の記載によると「CYCPLUS AS2 Pro Max」のエア充填性能は、約75秒で120PSI。「CYCPLUS AS2 Pro」は約120秒で120PSIなので、およそ2倍と結構な差です。スペック表を見ない状態で使い比べていたのですが、自分みたいなニブチンでもハッキリとわかるレベルで高速でした。

エア充填をスタートすると、空気圧計の数値がみるみるうちに上昇していきます。ある程度高圧になってからはペースダウンしますが、無印AS2/AS2 Proよりも段違いに速い!と感じられました。

自転車用品は、小さく軽いのが正義!Pro Maxまでのスペックは不要でしょ!!とか舐めたことを思っていましたが、実際に使い比べてみるとPro Maxの充填スピードは実に魅力的。ストレージに余裕があるなら、持っていくのはPro Maxで決まりです!

空気圧計の数値って、正確なの?

設定空気圧で自動停止する機能を持った、「CYCPLUS AS2 Pro」と「CYCPLUS AS2 Pro Max」。とはいえ、その数値ってどのぐらい正確なんでしょうか。私、気になります!

スペック表には「Accuracy 1PSI」とあるので、誤差1PSI以内(多分)のはずですが、それ本当?

ということで、実験です。手持ちの空気圧計がPSI表示できないので、8.0BARで設定して自動停止までエアを充填してみました。使ったホイールとタイヤはコレ。チューブもパナです。

で、結果はこんな感じ!

ポンプをバルブから外したときにエアがチョイ抜けすることを考えたら、悪くない感じだと思いますがどうでしょう?

ツールケースに入るかな?

愛用しているTOPEAKのツールケース「ケージパック XL」に入れてみました。このツールケース、実に作りが良くて大のお気に入りです。チャックの持ち手がベルクロで固定できて、振動を受けてもチャラつかないようになっている気配り設計はまさにTOPEAKの真骨頂。さすがTOPEAK!そこにシビれる!あこがれるゥ!

で、結果はどうだったかというと、まず「CYCPLUS AS2 Pro」は僅かなサイズアップなので、無印AS2同様に楽勝で収納可能でした。

次に、「CYCPLUS AS2 Pro Max」。こちらは、ちょっとサイズオーバーな印象。ツールケースのガワを押し広げて、なんとか入ってくれている感じです。

とはいえ、チャックは普通に閉じられます。TOPEAKのツールケース「ケージパック XL」なら、「CYCPLUS AS2 Pro Max」をPEKOさんの輪行袋や予備チューブと一緒に携行可能です。

ミニマム輪行装備と、パンク修理機材がツールケース1本で携行できる。今は、本当にいい時代ですなぁ(遠い目)。

おにぎり型フレームバッグに収納できる?

AGHARTA ハンドメイドフレームバッグ、Tyrell FX/FSX用(前)。Tyrellの中の人からも完全に認知されていて、半ば純正品扱いされている本品。私もご多分に漏れず愛用していて、無印AS2の購入後は予備チューブ2本とAS2を入れてサイクリングに出かけています。

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微妙にサイズアップした新型が収納できなかったら、いくら機能・性能がアップしていても今まで通り無印AS2を使い続けるほかない。個人的には、最も重要度の高い検証がコレでした。

まずは、「CYCPLUS AS2 Pro」のほうから実験開始。こちらは無印AS2と、大差ない感じで収まってくれました。

チャックも無理なく閉まります。これなら、新型になっても今まで通り使えそうです。買ったな!じゃなくて、勝ったな!!

そして大幅な性能アップと同時にサイズもグイッと大きくなった「CYCPLUS AS2 Pro Max」で試してみましたが、こっちは思いっきりハミ出しました。無理矢理チャックを閉めようとしたら、バッグが破壊されてしまうでしょう。残念!!

これからTyrell FX/FSXのお供は、「CYCPLUS AS2 Pro」に決定!!

キャリミの空気入れとして活用できる?

極小径折り畳み自転車、パシフィックCARRYME。あまりにも小さすぎるそのタイヤとホイールは、バルブとのスペースがギリギリ。普通にエアを充填しようとしても、その辺のポンプヘッドだと取り付けることができません。

しかし!「CYCPLUS AS2 Pro」と「CYCPLUS AS2 Pro Max」に付属している延長ホースを使えば、キャリミの極小径タイヤにだってバッチリ装着してエアが充填できちゃいます。

GCSさんのサイトによると、キャリミの適性空気圧は80PSI/5.6BAR。120PSI/ 8.3BARまでの充填が可能なAS2 Pro/Pro Maxにとっては、そんなの「楽勝!」以外のナニモノでもありません。実際にやってみましたが、キャリミ用のラクチン空気入れとして全然使えちゃいますね。

延長ホースをバルブから緩めて取り外す時に若干エア漏れしますが、ダダ漏れした感じはないし、これなら大丈夫なのでは?と思えます。

ちなみに、どれぐらいエア抜けしたのか測ろうと思いましたが、ポンプヘッドが入らないほど狭いキャリミのバルブ周りにエアゲージが装着できる余地などあるはずもなく検証は無理でした。無念!!

CYCPLUS AS2 Pro/Pro Maxでも覆せない、電動ポンプの弱点はここだ!

冒頭で述べたとおり、ネガティブポイントは見てみないフリをするし、不都合な真実からも思いっきり目を逸らします。

ですが、それでも直視せざるを得ない「電動ポンプならではの弱点」が確かに存在します。

それは「バッテリーが切れたら動かなくなること」「故障が怖い精密機器であること」「バッテリーが劣化したらゴミになること」の3点。

弱点①バッテリーが切れたら動かなくなる

電動ポンプは、内蔵されたバッテリーの電力によって駆動します。複数回/長時間のエア充填や自然放電でバッテリー残量がゼロになれば、もうピクリとも動きません。

でもまぁ、これついては「モバイルバッテリーを携行すればいい」それだけ。難癖付けようとしたら、自分で自分にあっさり論破されてしまいました。サヨナラ!!

それに「CYCPLUS AS2 Pro」「CYCPLUS AS2 Pro Max」なら、ディスプレイにバッテリー残量が表示されますから、出かける前にチラ見するだけでバッテリー切れのリスクは大きく軽減されるはず。普通に気をつけて使っていれば、問題なく回避できちゃいますね。

弱点②故障が怖い精密機器

電動ポンプは、電子機器によって制御された精密機械です。水没したらアウトですし、トラブったら修理はそう簡単じゃない(というか、修理なんて不可能ですよね?)。

そもそも容量の小さいポンプ機構をモーターで高速駆動させるのですから、シンプルで堅牢な構造をもった機械式のハンドポンプと比較して故障のリスクや経年劣化のスピードは比べものにならないでしょう。多分、きっと、おそらく。

出先で電動ポンプがトラブったら、パンク修理はできなくなります。サイクリングは、その場で中止せざるを得ません。稼働の確実性を最重要視するなら、ハンドポンプのほうが間違いなく弱点は少ない!と言えます。

でもまぁ電動ポンプに限らず、電気で動く機械さんが出先で調子を崩したら「潔く諦める」しかありません。自分の場合は、そもそもコンポがeTapなので「障害発生=即終了」という覚悟を完了しております。こんな経験もしてるし!

▼ 参考記事

SRAM RED eTapが、ライド中に故障!どうする?
こーんにっちはー! みんなのアイドル、かすみn…すみません!すみません!! CBN Blog 駄文担当、などかずです。 技術の粋を集結して開発されたジオン驚異のメカニズム、最新の電動コンポーネントは最高オブ最高です。スッキリした見た目に、き...

弱点③バッテリーが劣化したらゴミになる

電動ポンプの重要基幹部品であり、おそらく劣化がもっとも激しいのは内蔵されたバッテリーでしょう。

なんとか長持ちするようケアしてあげたいところですが、電動ポンプは稼働する度に

  • バッテリーに対して高熱を加えまくる。
  • 放電回数をガンガン増やす。

という長持ちケアとは真逆の、むしろ割と致命傷を与えるレベルのストレスをかけまくっています。電動ポンプはバッテリーの寿命、つまり自分自身の生命を削りながら稼働する悲しい機械なのですね。

そうなると「バッテリーの劣化が早まるから、日常使いには不向き」なのは間違いなさそう。

この辺をリスクとして考えてみたとき、いちばん怖いのが「いつの間にかバッテリーが経年劣化していた」という状況ではないでしょうか。

フル充電したはずなのに、使ってみたらエア充填の途中でバッテリーが切れる。こんなんなったら、もう完全に詰み!この先ずっと電動ポンプを使い続けていくと、経過期間に比例してリスクは高まる一方のはず。想像するだけで、怖くて涙が止まりません。

うーむ、これ根本的な解決は無理。とはいえ「1シーズンに1回ぐらいエアを充填して、様子を見ておく」程度のチェックで最悪の事態は避けられそう。

というわけで、電動ポンプは機械式ハンドポンプよりリスク成分が多め!これは間違いないところで、認めざるを得ない。なのですが、自分が今まさに直面しているのは

  • 電動ポンプを常時携行して1年半が経過。
  • 200kmレベルのサイクリングを含め、幾度となく携行。
  • 4回遭遇したパンク発生時には利便性・優位性を享受しまくっただけ。

つまり「過去1年以半以上にわたって、便利にしか使えてない」という事実。極めて狭い観測範囲の中ではありますが、電動ポンプの利用を否定する材料がどこにも見あたらないのです。

ところがどっこい…夢じゃありません…!現実です…!これが現実…!

「CYCPLUS AS2シリーズ」は、オススメできる?

CBN BLOGの「読者に人気の商品」でもたまにランクインしているし、CYCPLUSの中の方も「AS2シリーズの電動ポンプは当社の店舗でもベストセラー商品」とおっしゃっているので、AS2シリーズの販売は好調そう。もちろん「売れている製品」と「良いもの/信頼できるもの」は、必ずしもイコールではありません。しかしながら「たくさん売れている」という事実は、信頼性における一定の担保にはなりえると思うのです。

他ブランドの電動ポンプを使った経験が無いので、比較検討による裏付けデータはありません。とはいえ自腹で購入した2台のAS2無印を1年半以上使ってきて、困ったりイヤな思いをしたり品質や性能に不満を感じたりしたことは、全っ然ないのが偽らざるところ。

使用期間約1年半、パンク修理4回、n=1の経験値という根拠にならない根拠からではありますが『電動ポンプの選択肢として「CYCPLUS AS2シリーズ」は、相当にオススメできる製品だ』と、断言します。

まぁ「CYCPLUS AS2無印」を快適・便利に愛用していたところに加えて、欲しい欲しいと思っていた新型を提供してもらえちゃったのです。もともと高かった好感度が、上乗せされて爆上がり。わたくし「CYCPLUS AS2シリーズはいいぞおじさん」以外の、ナニモノにもなれません。

「タダでモノをあげる」というマーケティング手法は自分みたいな何も考えていない愚かな人間を、こうも容易に突き動かせるのですねぇ。

あ、でも「最強の電動ポンプ!」とか書かれたレビュー動画のサムネには「いくらなんでも持ち上げすぎじゃね〜の?」という違和感しか感じないので、限界はあるのかもしれません。

AS2無印ユーザが、AS2 Pro/Pro Maxに乗り換える必要ってあるの?

AS2無印ユーザのみなさんが、これからAS2 Pro/Pro Maxに買い換える必要は断じてありません。無印AS2を使い続けましょう!買い換え不要!! 私は、AS2 Pro/Pro Maxを使ってみた今でもそう思っていま…せん。

試用開始5秒で、簡単に堕とされました。うん、知ってた。

バッテリー残量と空気圧を表示してくれるディスプレイと、設定空気圧での自動停止は最高すぎます。これだけで、もう別モノのポンプ体験と言っていい。

CYCPLUS AS2無印は最高の電動ポンプですが、AS2 Pro/Pro Maxはさらにその上をいきます。これこそ、自分がずっと目を逸らしてきた真実にほかなりません。拙者、負け申した。

「無印こそ原点にして頂点!」

そんな、どこかの界隈の原理主義な方のような謎すぎる鋼鉄の意志で「CYCPLUS AS2(無印)」を愛用していましたが、もう液晶ディスプレイ無しのモデルには戻れない身体になってしまいました。常時携行する電動ポンプは、無印AS2からAS2 Proに切り替えます!そして大きめのフロントバッグが使えるブロンプトンやTyrell IVEでは、AS2 Pro Maxを使うことにいたしましょう。新型最高ー!!

まとめ

バッテリー容量の増大と、エア充填の高速化。さらにLCDディスプレイの装備による、バッテリー残量表示と空気圧表示。「CYCPLUS AS2 Pro」と「CYCPLUS AS2 Pro Max」は、実に魅力的なバージョンアップを果たしています。

そして、何度だって言います。設定空気圧での自動停止機能は、マジで素晴らしい。無印AS2ちゃんには何の落ち度もありませんが、実際にこの機能差を体感してしまうと世界が変わってしまいます。無印AS2を2台持っていても、買い換えはもはや不可避!

そして次の瞬間、私の脳裏に雷鳴と電流がほとばしりました。

「CYCPLUS AS2 Proが手元にもう1台あったら、最高に快適な電動ポンプ生活が送れるよね?」

いやいやいやいや、待て待て待て待て。こればっかりは、いくらなんでもありえません。

だって、もともと無印AS2を2台持っていて、今回AS2 ProとPro Maxを1台ずついただいてしまったんですよ? そこにAS2 Proの予備機まで買ってしまったら、電動ポンプを5台所有することになっちゃうじゃないですか。

教科書に出てくる辛辣なロボットに暴言を吐かれまくっても、一切反論できません。そもそも製品提供を受けてレビュー記事を書いたら追加でもう1台欲しくなるって、マッチポンプにもほどがあると言うものでしょう。

消えろ物欲…!! 鎮まれ…!鎮まれ…ポチりの衝動…!!ふう、危ないところだった…。でも、なんとか耐えしのいだぞ…。

えぇッ? 今ならセール価格だってえ!?

うわ、うわ!終了までのカウントダウンが進んでる!
どうする?どうするのコレ!?

うっ…あ、頭が…!!

「CYCPLUS AS2 Pro」は、「CYCPLUS AS2 Pro」「CYCPLUS AS2 Pro Max」の無償提供を受けていても、自腹で予備機を買っちゃうほど魅力的な製品です。私って、ほんとバカ。

電動ポンプにまだ手を出せていない方も、無印AS2ユーザのみなさんも「CYCPLUS AS2 Pro」「CYCPLUS AS2 Pro Max」を、ぜひおポチりください。

さあ行こうぜ…電動ポンプの沼へ…俺たちと!!

この記事を、最後までお読みいただいた方へ。物々交換しませんか?【CYCPLUSさんは無関係】

いままで使っていた無印AS2が2台、完全に余りました。ネットオークションに出すことも考えましたが、使い古しを買い叩かれるのもモニョります。このままだとCO2ボンベや小型のハンドポンプと一緒に、自転車道具箱の奥底で永遠の眠りにつくことに?それもなぁ…。

そこで、緊急物々交換企画!!

本稿を最後までお読みいただいた、そこのあなた!私(@nadokazu)の無印AS2(使い古し・別売の延長ホースつき)と、お手元の不要品を交換しませんか?

交換用の品物その1:無印AS2と別売の延長ホースに、airboneの空気圧計も付けます。

交換用の品物その2:無印AS2と延長ホースだけです。

物々交換の手順はこんな感じ。

①@cbnanashiのX(旧Twitter)またはBlueskyアカウントをフォローして、本稿の告知ポストをリポスト。

②交換いただける品物を記載(写真入りだと嬉しい)して、ハッシュタグ「#CBNわらしべプロトコル」を付けて返信をお願いいたします。

もちろん交換品は自転車に関係無くても無問題ラ!ちなみに私はお台場、沼津、金沢、表参道、秋葉原、あと身延とか宇治とか飛騨高山が大好きな観光地です!

③頃合いを見計らって、余ったポンプと不要品を交換していただける方のポストに私から返信します。そのあとはDMで住所を交換したら、お互いに物品を発送して取引終了!

※発送のために、私(@nadokazu)とTwitterのDMで住所氏名のやり取りがあります。
※交換する不要品は、使い古しの電動ポンプと交換しても「得した!」と心から思えるものにしてください。
※個人で勝手にやっています。マスターさんも、CYCPLUSさんも一切無関係!

この物々交換で、長ったらしい駄文をお読みいただいた方とWin-Winになれれば、これ以上嬉しいことはありません。

そういえば、CYCPLUSさんのAmazonページ、タイトルに型番入ってなくてちょっとわかりづらいですよねー。見分け方は以下!

ホイールと電動ポンプのサムネが「CYCPLUS AS2 Pro」

電動ポンプを持ち上げてるサムネは「CYCPLUS AS2 Pro Max」

電動ポンプをつまむようにしているのは「CYCPLUS AS2(無印)」

著者
などかず

美味しくご飯を食べることをモチベーションにペダルを回し、機材の性能に頼り切って「頑張らないことを頑張る」物欲系へっぽこ自転車乗り。リアルで自転車に乗れない週末にはZWIFTで合計100km以上のバーチャルライドを欠かさないものの、脚力や走行スキルについての言及は意図的に避けている模様。愛車はLOOK675、ブロンプトンCHPT3 V2、タイレルFX(これだけとは言ってない)。

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