パーツの重さをはかるのにずっと使ってきたデジタルスケールが壊れてしまいました。
Park Tool DS-2のフタが取れた
もう10年近く使っているので無理もないのですが、Park Tool DS-2 Tabletop Digital Scaleのフタがある日何の前触れもなく取れてしまいました。本体とネジでつながっていたらしいのですが、そのネジが途中で折れて本体の中に埋まっています。
この状態でもしばらくは両面テープで使えたのですが、先日ホイールの重さをはかろうとしたら数字がどんどん下がっていきます。800gあたりからはじまって600g台までどんどん落ちていきます。おかしいなと思って電池を交換したのですが症状は変わらず。残念ですが退役させることにしました。
タニタ KF-200 WHを購入
代替品は何にしようか。Park Tool DS-2は購入当時4000円弱とさすがに青いだけあって高かったのですが、今はもっと高い。それにこういうデジタル機器は別にMade in USAである必要はないし、中身は全部中華製なのです。別に青くなくても構いませんw
というわけでamazonで適当な商品がないか探した結果、これに決めました。タニタのキッチンスケールKF-200 WH。お値段¥ 1,380。
Park Tool DS-2は上限3kgまではかれますが、タニタKF-200は2kgまで。ただ過去に2kg以上のパーツをはかった記憶がありません。自転車パーツだと1kgを超えるものもまずないですよね。上限2kgで十分です。あとgram/ounce切り替えも自分には不要です。
タニタKF-200の使用感ですが、Park Tool DS-2よりも断然使いやすいです。DS-2は電源を落とす時にボタンを長押しするのですが、2秒くらいかかります。わりとストレス。タニタはONもOFFも一瞬です。反応が速くてすごく便利です。
上の写真の2つのスペーサー、どちらもタニタではかると3gの個体ですが、DS-2はこの撮影時に2gと計測しました。これを書きながらまたはかったら、今度は3g。重いものをはかった時の異常な数字とか、いろいろと安定しないのでやはり引退させます。いままでありがとう。
地域設定の話
このタニタ KF-200 WHですが、地域設定機能があります。私が住んでいる東京は工場出荷時設定のエリアなのですが、日本が5つの地域に分けられていて自分の居住地に合わせた設定ができます。
なんでそんな機能がついているかというと、重さというのは世界中どこでも同じではないからなんですね。誤差ではあっても重力の影響で緯度によって重さは変わってきます。札幌で1kgの物体は那覇ではかると998.6gと約1.4gの誤差が出るんだそうです。
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