大人気の10000mAhの大容量モバイルバッテリー、Anker PowerCore 10000です。あまりにも有名な製品であり、既に多くの方々がお持ちだと思うので長々と書くようなことは何もないのですが、ご存知ない方のためにあらためて簡単にご紹介します。数年に1度レベルのベストセラー商品と言っても良いでしょう。
amazonプライムデーセールで売り上げNo.2を記録した製品
この製品は今年の日本のamazonプライムデーセールで2番目に売れた大ヒット商品であったと言われています(1番目は飲料水だったそうです)。そもそもなぜ「モバイルバッテリー」がそれほどの売上げ上位に入ったかというと、これは「ポケモンGo」需要ではないかと思われます(最初は私もやっていましたが、もうやめちゃったw)。
以下、基本スペックです。
- サイズ:約92 x 60 x 22mm
- 重量:約180g(公称)
- 出力:5V = 2.4A
- 入力:5V = 2A
- iPhone XS / Xに約3回、iPhone 8 / 7に約4回、Galaxy S10に2回以上、iPad Pro (2018, 11インチ)に約1回充電可能
サイクリストの我々にとってもありがたい製品で、ロングライド中の各種デバイスへの給電や輪行時のスマホの充電などに役立ちます。
輪行での移動時間が片道2時間くらいになったりすると、帰路にバッテリーがなくなりかけることがあり、そういう時に便利に使っています。また付属のUSBケーブルは高速充電に対応した良いものなのでなくさないようにしましょう。
なおiPhoneのLightningケーブルは入っていないのでそちらは自前のものを使います。
実測実測は182g
下の写真左側は、Ravpowerというメーカーの10000mAhモバイルバッテリー(ディスコン品)です。1年少し前に買ったものですが、この領域での技術の進歩は早いですね。Anker PowerCore 10000はだいぶコンパクトになっています。ほぼ名刺サイズ。
実測重量は182gとこれまで使っていたRavpowerより約80gも軽量です。これは大きい。
厚みは同じくらいあるのですが、寸法的にも重量的にも買い換える価値は十分ありました。
充電ポートは1つ
小さい分、給電用ポートは1つしかありません。私の場合、結局は輪行時に新幹線や電車でスマホの充電に使うことがほとんどであることを悟ったので、これでも問題ないだろう、と考えました。
当然急速充電対応なので、CATEYE VOLT800を繋ぐと赤LEDが点滅します(VOLT800が「点滅」でなく「点灯」する時は急速充電モードでないことを意味しています(詳しくはCATEYE VOLT800の伝説 初心者がショップで紹介されない神ライトという記事をお読みください)。
本体の充電中は青LEDが点灯します。充電の進行具合も見てわかるので地味に便利です。
こういうガジェットに対して、何をどこまで求めるかは難しいところですが、Anker PowerCore 10000は同時に給電できるデバイスが1つに限られはするものの、大容量でかつ急速充電が可能ということころで、割り切ったところがあるわかりやすい製品です。自分にとってどんなモバイルバッテリーが適切なのかを考えるにあたってベンチマークになりうる、そんな製品ではないかと思います。
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