Shimano Clarisってどんな感じ?CBNレビューを一緒に読みましょう

Shimano Claris(クラリス)という低価格コンポーネントがあります。

8スピードで、9スピードのSoraの下に位置付けられます。

というかシマノのロードコンポの中では、Clarisの下は7スピードのTourney A070があるのみ。下から数えたほうが早いグレードです。下から2番目!

シマノ公式サイトでは次のように説明されています。レース未満・シティユース以上、という感じの位置付けでしょうか。

新しいCLARIS R2000シリーズは初心者のサイクリストに適しています。ライディングスタイルはレース志向ではないですが、簡単なスポーツ、ロングツーリング、カジュアルウェアによるタウンクルージング、日々の通勤に適しています。

CLARISのバイクはサイクリストのパートナーです。このようなバイクを持つとサイクリストは幸せを感じることでしょう。スポーティーなデザインですが、快適なライディングを楽しめることを約束します。

SHIMANO CLARIS R2000 SERIES | SHIMANO BIKE COMPONENT より

このClarisのパーツ群について、実際に使われているKDRさんが最近CBNにレビュー投稿されているので紹介します。

Claris、どんな感じなんでしょうか?

CLARIS ST-R2000

CLARISのシフターST-R2000について、KDRさんは次のように書かれています。

SHIMANO CLARIS ST-R2000

SHIMANO CLARIS ST-R2000 (photo : KDRさん)

ところが、組み付けてセッティングが出てみると、スパッと決まる「すばらしい変速性能」に驚かされました。

クラリスがこんなに良いなら、105やアルテグラって・・・とまた危険な興味が沸いてしまいますね。

(中略)

手が小さいのですが、問題なくブレーキレバーを握ることができ、ブラケットポジションでも全く問題ありません。

(中略)

エントリーユーザーだけでなく、消耗品と割り切ってがんがん使い倒す人や、古くからの資産を活かしたい人、にうってつけのコンポーネントではないでしょうか。

cbn SHIMANO CLARIS ST-R2000

変速性能はやはりシマノらしく、低グレードであっても満足度が高いようですね。

また、8スピード資産で自転車を楽しんでいる方は少なくないので、その意味でも「困った時はクラリスのパーツで補修」ということができそうですね。

CLARIS RD-R2000-SS

次いでリアディレイラー・RD-R2000-SSのレビューからご紹介。

SHIMANO CLARIS RD-R2000-SS

SHIMANO CLARIS RD-R2000-SS (photo : KDRさん)

プーリーの回転の渋さには唖然としたが、それ以外特にデザインなどは上級モデルを引き継いでいるため、とても好感が持てます。

cbn SHIMANO CLARIS RD-R2000-SS

プーリーの回転が渋いそうです。もし気になる場合は上位グレードや他社製プーリーに交換するのも手かもしれませんが、このディレイラー、本日時点での実売価格がなんと¥2,512です。

ベアリング内蔵のいいプーリーは2,000円くらいしますし(笑)、8スピード対応の製品も少ないので、このディレイラーは改造せずにこのまま使い続けるのが良さそうですね。

プーリーの走行抵抗が気になりはじめたら、改造するよりも上のグレードの製品に移行したほうが良いような気がします(まぁ改造も楽しいですけどねw)。

CLARIS FD-R2000-F

フロントディレイラーも高評価です。

SHIMANO CLARIS FD-R2000-F

SHIMANO CLARIS FD-R2000-F (photo : KDRさん)

変速性能も高く価格は安く、ウィークポイントは見当たりません。

多少は重量が重いとか、変速のフィーリングだとか、上位モデルと比較すると違いはあるのでしょうがエントリーグレードでこの内容は素晴らしいのではないでしょうか。

cbn SHIMANO CLARIS FD-R2000-F

そうなんですよ、シマノの場合、安かろう悪かろうということはあまり、というかほとんどないんですよね。値段の違いは多くの場合、高いものは軽量だったり、セッティングが出しやすかったり、長期使用でも狂いにくい、というところだったりしますが、「安いものは基本性能が悪い」ということは、シマノの場合はあまりないですね。

いちばん下のグレードのターニーでさえ、中華製のブランド不明コンポよりはるかに耐久性が高いし、精度も高い、という意見を海外掲示板などでもよく目にします。

CLARIS FC-R2000

クランクセットのFC-R2000はどうなんだろう。見た目はとても立派ですね。

SHIMANO CLARIS FC-R2000

SHIMANO CLARIS FC-R2000 (photo : KDRさん)

予算の都合とその製品名からクラリスを選択しましたが、エントリーグレードとは言え、完成度・クオリティの高さに驚いています。

ただ、ズシリと来る重量が気になりますが・・・

チェーンリングは、50t -34tのみの展開となっています。 最近、アウター50tでは足りないので、本当は52t位のオプションが欲しいなと思いますが、そのようなユーザーは素直に105辺りへ入れ替えてほしい というのがシマノの策略なのでしょうね・・・。

cbn SHIMANO CLARIS FC-R2000

50t -34tは一昔前に「コンパクトクランク」と呼ばれて大ヒットした組み合わせですね(貧脚の私は上が50tあればもう十分ですw)。チェーンリングはこの組み合わせしかないようですが、クランクは170mmのほかに165mmもラインナップされているので、好感が持てますね。

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CLARIS BR-R2000

ブレーキの実力は果たしてどうか… これも参考になる情報が書かれています。

SHIMANO CLARIS BR-R2000

SHIMANO CLARIS BR-R2000 (photo : KDRさん)

停止状態でブレーキを掛けると、シューからギュッギュッとゴムの擦れる音がするのが大きなマイナスです。(使用しているシロッコとの相性もあるのかもしれません) ぎっちりレバーを握っても音が鳴ります。信号待ちで歩行者に驚かれました。

それなりの制動力は備わっているので、実用上は問題ありません。しかし、他のグレードのシューはどうなのだろうという興味もあり、アルテグラのシューに変えてみました。すると音鳴りはほぼ無くなり快適に。やはりクラリス標準のR50T5は煩い様子です。

cbn SHIMANO Claris BR-R2000

ブレーキシューがちょっとうるさいようですね。でも性能自体が劣っているわけではないらしいのが、さすがです。このブレーキは¥2,442ですが、アルテグラのシューは800円くらいだと思います。しかしまぁ、よくこんな値段で出せるなぁと感心してしまいます。

基本性能は押さえているらしい

こうして一連のCLARISパーツをレビューを拝読すると、使っていて大きい不満のない、基本性能を押さえたもののように見えます。

重さやオプションの少なさ、ブレーキの鳴きなどは値段なりなのかもしれませんが、外観も高級感があるので、街乗り用自転車をこれで1台組みたくなってしまいますね。

シマノのデュラエースでも、カンパのスーパーレコードでも、良いものは本当に良いのですが、まぁフラッグシップが良いのは当たり前のことです。

最近、個人的にこういう「エントリーグレード」や「ミドルグレード」の製品には不思議な魅力があるなぁ、と感じていたところだったので、KDRさんのレビューは興味深く読ませていただきました。

KDRさんの貴重なレビュー投稿にこの場を借りてお礼申し上げます。

こういう感じで、SORAやTIAGRAの本格レビューも是非読んでみたいものですね。

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