少し季節外れのウェアの話題ですみません。今日はパールイズミの「シティライド・フーディー」に袖を通す、この春最後の日になりそうなので滑り込みでご紹介します(以前この記事で紹介したことがあり、製品仕様はそちらのほうが詳しいです)。
出番は秋から初春まで
下の写真は今年の春先、ポタリング中に撮ったものです。その後一気に気温が上がったので再度紹介するタイミングを逃していました。あらためて簡潔にご紹介すると、これは基本的に「普通のフーディーをサイクリングウェア風に仕立ててみた」という雰囲気の製品です。特に秋〜冬に向いており、気温23度・湿度70%の晴天の日などでは暑くて着られません。
ここ2〜3年の天候を考えると、出番は初春までといったところ。しかし今日の東京は、エアコンが必要だった昨日までの初夏の陽気から一変、激寒なのでいままさにこのフーディーを着ながら記事を書いています。こういう日の普段着としてはやはり便利で、この記事を書き終えたらこれを着たまま自転車でスーパーに食材を買いに行く予定です。
ソフトシェルタイプも欲しい
デザインがカッコ良い(私感)点を除けば至極普通のフーディーではあるのですが、個人的に思うのはこれの「ライト版」もあったら嬉しい、というものです。春から初夏にかけても使えるような、登山ウェアにおける「ソフトシェル」ジャケットのような、より薄く・より軽く通気性も高いタイプもあればきっと買います(ジッパーが両開きだとさらに嬉しい)。
秋冬用の製品なので文句は言えませんが、若干重めで畳んでもややかさばるため、自転車旅の宿先でこれを着てくつろぎたいと思うことがあっても、持っていくのは難しい。すると春〜夏の体温調節用としては登山用のソフトシェルが活躍することが多くなります。
▼ 最近の自転車宿泊旅行に持っていくことが多いのはミレーの登山用ソフトシェルジャケット、フォルクラ(軽量で、防風性とある程度の撥水性もありながら通気性も良くオールシーズンで使える)。これに近いパールイズミのシティライド・フーディーがあると嬉しい。
ちなみに私が持っているシティライド・フーディーのカラーは「ブラック」とされているのですが、実際はグレーと呼んだほうが良い色合いでその点はご注意。両サイドにジッパー付きポケットがあり、バックポケットはかなり小さめのものが右側に1つあります。腰の部分はちゃんと長めです。が、自転車機能はあくまでプラスアルファ、軽ポタリングまでの対応という雰囲気。
レディース版もあり、フロントジッパーが下に降りる向きが別パターンになっています。着心地はとても良いので、気になった方は夏のあいだに安くなっていたらチェックしてみてはどうでしょうか。