クリス・フルーム氏がトレーニングライド中と思われる写真をInstagramに投稿しています。ぱっと見は特に変哲のない「ライド中のよくある素敵写真」です。しかし同じ写真のクローズアップと思われるものが2枚目に続き、最初は「あれ? 何が言いたいんだろう…」と思いました。
こちらがその2枚目のクローズアップ。ん…?
な、何だこの角度はww いくら何でも内側に入りすぎwww フルームと知らなかったら、すれ違ったサイクリストに「フン、セッティングもできないド素人め…」と思われてしまうかもしれません。
これに対し読者からは「UCIのせいでそんなレバーの角度になったのですか」というコメントが寄せられています。
昨年、UCIが「スーパータック」と呼ばれる「トップチューブ乗り」や、上ハンに前腕を載せて擬似的なTTバーを握るようなエアロポジションを取ることを禁止して話題になりましたが、この「秘技・STI内側曲げ」も上ハンでのダウンヒル中にエアロ効果を得るためのフルームの新技なのかもしれないですね。
▼ 昨年は「秘技・小指掴み」という技を開発して話題になっていました
クリス・フルームが「小指掴み」という新しいエアロポジションを開発中
先日、UCIが「ロードバイクで前腕をハンドルにのせるポジションを禁止」という通達を出したことで話題になりました(いわゆる「TTポジションの禁止」)。TTポジションで走れば時速60kmの場合なら最大で79Wも省エネ走行できる(※平地の場合)と...
ただこの写真の見せ方からすると、本気でやっているのかネタとして投稿しているのか若干不明なところはありますが、これも含めてフルーム氏の最近のSNS投稿はファンサービス精神が旺盛というか、話題作りが上手だな、と思います。投稿のキャプションもただ「乗りに行った…(Gone riding…)」とあるのみで、解説はなし。明らかに「狙っている」投稿です。
▼ 下の投稿も話題になりましたね。フルームさん面白いですね。
クリス・フルームの最新インスタ投稿が一般人による愛車紹介のようだと話題に【逆光・逆側・中華バッグ】
イスラエル・プレミアテック(2022年よりイスラエル・スタートアップネイションから改名)のクリス・フルームがInstagramに「自分が写っていない自転車の写真」を3枚投稿しています。 一般人の投稿みたいで面白い 雪の積もったロードサイドに...